受難節 第4主日
今日は日曜日、イエスさまがよみがえった日で、世界中の教会で朝、礼拝をしています。世界中に教会があります。
2000年前からずっと、世界で一番有名な人は、『イエス・キリスト』というお方です。
イエス・キリストと並んで、もう一人有名な名前の人がいます。
毎週教会の礼拝でイエスさまの名前と一緒にその人の名前を言います。
その人の名前はポンテオ・ピラト、古代ローマ帝国の政治家の名前です。
ユダヤ地方で一番エライ人で、死刑や、無罪にする権限がありました。
ピラトはイエスさまに向かって尋問します。
しかし、イエスさまは何も答えません。
ピラトは、この人は悪いことをしたのかな?自分は悪いことをしているけどな・・・
ピラトは尋問する側なのに、イエスさまの前にいると、何か、自分がさばかれている気がしてきます。
ゆるしていただかなければならないのは、私の方だ。
私の方がイエスさまに裁いていただき、ゆるしていただかなければいけないと、ピラトもわかってきました。
しかし、ピラトは勇気がなく、イエスさまを鞭を打って、十字架につけることを指示してしまいます。
これが、イエスさまと一緒に有名なピラトです。
イエスさまはポンテオ・ピラトによって、十字架につけられた。
ポンテオ・ピラトの姿は、私たちの姿です。
私たちも、イエスさまにゆるしてください、導いてくださいと、祈ります。
天の父よ
私たちはいつも自分が正しいと思いたい人間です。
でも、イエスさまの前に立つとそんなことは言えなくなります。
私たちにかわって、イエスさまが十字架について下さって、私たちが本当の人間になれるように、イエスさまが「罪をゆるす」その御業をして下さいました。
今日もイエスさまの御前でお祈りできることを感謝します。
今週もイエスさまを見上げて歩くことが出来ますように。
イエスさまのお名前によって祈ります。アーメン
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【今日の御言葉】
マルコによる福音書15:1~15
13群衆はまた叫んだ。「十字架につけろ」
14ピラトは言った。「いったいどんな悪事を働いたというのか。」
群衆はますます激しく、「十字架につけろ」と叫びたてた。
15ピラトは群衆を満足させようと思って、バラバを釈放した。
そして、イエスを鞭打ってから、十字架につけるために引き渡した。