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シンスケの Fallout4 プレイ日記 その44 - 金庫の下まで穴を掘ろう! -

 グッドネイバーにやってきたシンスケ将軍。

 ここは、ダイヤモンドシティの「グールは追放する」というマクドナウ市長の政策や、何らかの理由で居場所をなくした人々が住む街だ。

声が桐生一馬君。めちゃくちゃカッコいい。

 グッドネイバーの市長はグールのハンコック。情報によると彼をコンパニオンにすることもできるようなのだが、それには街の住民の依頼に答えないといけないらしい。

 グッドネイバーは思っていたより普通の街だが、路地に入るといきなりトリガーマンに撃たれたりするカオスな場所だ。なので、最初にここを訪れた時はサッと見るだけにしていたが、今回はじっくり進めてみる。

 怖がらずに路地裏も確認していると、路地を抜けた先にある家のドア越しに女性の声で「仕事を探してるんでしょ」といきなり声を掛けられた。

 姿も見えないのにいきなり声を掛けられたのでビビったが、「顔を見せないのは失礼じゃないのか」など、仕事とは関係ないところでカリスマMAXの性能を存分に発揮した結果、のぞき窓みたいなところから顔だけ見せてくれた。彼女もグールだった。

 「これでいいでしょ。仕事の内容は言えない。報酬は100キャップよ」

 100キャップと言うと、今のシンスケ将軍の持ち物で換算すれば「きれいな水」8個とほぼ同じ金額。「きれいな水」は、適当に時間を過ごしているとサンクチュアリで600個くらい取れる。

 なので特にお金には困っていないのだが、「安すぎる」と無理矢理交渉すると「200キャップ。これ以上は無理」と言い、これ以上説得もできないようなので「わかった。話を聞こう」と伝えると、扉を開けて中へ入れてくれた。

グールは基本みんな鼻がない。

 この女性は「鼻なしボッビ」と呼ばれるグール。

 ボッビ「今地下を2人で掘らせてるわ。早くあなたも合流して」 穴を掘るのか?
 シンスケ「どんな内容の仕事なんだ?」
 ボッビ「これ以上、話すことはできないわ」

 このままではラチが開かないので地下へ続く道をおりていく。すると、作業をしているであろう 2人の人物が「化け物が出たぞ! お前も早く逃げた方がいい!」と叫びながら地下から出て行った。嫌な予感しかしないが、おりて行くと地下は洞窟。ここを掘り進んでいたようだ。

 結構深いところにマイアラークが 3体ほど見える。背中に分厚い甲羅を持つカニの化け物だ。しかも黄緑に光っている個体もいるので手ごわいはず。が、マイアラークは背中は強靭だが、甲羅を持たない顔の部分は脆い。

 幸い、まだ発見されていなかったため、超長距離から顔をスナイプして 3匹とも倒す事に成功。剥いでから、とりあえずボッビのところへ戻る。

 ボッビ「よくやってくれたわね。あの役に立たない 2人はクビにしたわ。ただ、現状は固い岩盤のためにこれ以上掘り進められないのも確かなの」

 ほう、そうなんすね。どうすんの?

 ボッビ「実はダイヤモンドシティにあてがあるの。今は捕まっているけど、機械いじりのスペシャリストよ。まず、彼を開放する必要があるわ。私も行くからダイヤモンドシティのパワー・ヌードルで会いましょう」

 パワー・ヌードルはダイヤモンドシティマーケットの中心にあるプロテクトロン、タカハシのヌードルショップ。あんな目に付くところで待ち合わせなのか、と思いながらファストトラベルでダイヤモンドシティマーケットへ。パワー・ヌードルへ行くと、ボッビはガスマスクで顔を隠して座っていた。

近すぎるけどタカハシ。麺類を出してくれる。結構人気で市長も食べに来る。

 ボッビ「よく来たわね。私はここでは顔が割れてるからこうするしかないのよ」

 ほんならここで待ち合わせすんもの変な話やで、と思いながら話を聞く。

 ボッビ「以前話してた機械いじりの話だけど、名前はメル。今、ダイヤモンドシティのセキュリティ・オフィスに囚われているはずよ。まず彼を開放して連れてきて」

 おい!やけに投げっぱだな! まぁ、どんな感じが見に行きますけど…。

 ボッビ「じゃあ、お願いね」 …って、お前はこーへんのかーい! まぁ、ええけど。

 さっそくセキュリティ・オフィスに移動するシンスケ将軍。何で将軍がこんなコソ泥みたいな仕事せなアカンねん。愚痴を言いながら階段をあがっていくと、メルは牢屋に入れられていた。周りには野球装備のセキュリティ。

 セキュリティから鍵を盗むのは簡単だが、鍵を開けるところを見られると意味がないので、自分のカリスマ性を信じで正面突破でセキュリティを説得してみることに。

 シンスケ「こいつを解放してくれないか」
 セキュリティ「メルに身寄りがあったとはな。わかった。解放してやろう」
 えっ、将軍のカリスマすごくない? しばらくするとメルが出て来たので話をしてみる。
 メル「出してくれたのはありがたいが…せっかちなヤツだな。1日くらい待てなかったのかよ」
 えっ!? 放っておいても明日出れたの?
 メル「ところで何の用だ? 俺を出してくれるんだからよほどの依頼があるんだろう」

 ボッビの話をすると、露骨に嫌がっていたがボッビのところへ連れて行く。ボッビがメルに岩盤が固いことを伝え、仕事を依頼。ここで仕事の詳細がわかるのだが、要するに「住民から巻き上げた食糧やお金がダイヤモンドシティの金庫には詰まっている。この金庫の下に穴を掘り、少しばかり頂戴するのさ」とのこと。

 ようするに泥棒だが、ボッビが言うにはダイヤモンドシティの市長は悪政で住民からお金を巻き上げているとのこと。ここで恵まれない人に返すのが筋だろうとか無茶苦茶言ってくる。

 まぁ、乗りかかった船なので何とかしてやろうと引き続き仕事を受けるも、ボッビに再度グッドネイバーの穴に来るように言われたので仕方なく戻る。

 ボッビは別にダイヤモンドシティまで来なくてもよかったんちゃうんか…。穴に戻るとメルがソーニャとよばれるアイボット(エルメスのビットみたいに飛行するロボット)を連れて来ていた。

 メル「壊せそうな壁があれば言ってくれ。ソーニャなら破壊することができるはずだ」

 何かよくわからんがすごいな。とりあえずマイアラークを倒したあたりまで移動すると壊せそうな壁があったのでメルに依頼。するとメルはソーニャに壁を攻撃させ、どんどん破壊していく…が、奥へ進む度にマイアラークの群れが襲ってくるのはどうにかならないものか。

 自分の装備が血に染まりながらも先に進むシンスケ将軍。よく考えたら200キャップのために犯罪者になるのはバカらしくなってきたが、賽は投げられているのだ。もうこうなったら進むしかない。

 しばらくするとトンネルが現れた。どうやら駅があるエリアに出て来たらしい。…と思ったら今度はフェラルグールの群れが!! 近付いて来るだけでも放射能レベルが上がり、死体からも放射能レベルを上げてくる嫌な敵!! 例に漏れずガンガン放射能レベルが上がっていく。

 それでも健気に200キャップのために進んで行くと次は工場のようなエリア。今度は何が出てくる! 何でも来い!! と構えていると…またフェラルグール!! 不意を突かれてまた放射能レベルが上がっていく!! あとはMr.ハンディなんかも襲い掛かってきた。

 そしてついに広い場所に出る。ボッビが言うにはここが金庫の真下らしい。メルの命令でソーニャが天井を破壊…するも天井が崩落してソーニャは壊れてしまった。

ソーニャがっ!!

 仕方ないので崩落した天井を登って金庫室内部へ! …と思いきや、様子がおかしい。

 そこにいたのはグッドネイバー市長、ハンコックの側近であるファーレンハイト。

 ファーレンハイト「ここで何をしてるの? ここがどこかわかっているの?」
 シンスケ「えっ? ダイヤモンドシティの金庫じゃないのか?」
 ファーレンハイト「本気でそう思っているのなら、何故私がここにいると思う? あなたの目論見は筒抜けだったのよ、ボッビ!!」

 ん?どういう事だ?

 ボッビ「まさかファーレンハイトが先回りしてるとはね…。でも手間が省けたとも考えられる。ここでファーレンハイトを殺せば何の問題もないわ!」
 シンスケ「ボッビ、どういうことだ? ダイヤモンドシティの金庫を襲うんじゃなかったのか?」
 ボッビ「…バレちゃしょうがないわね。ここはグッドネイバーの倉庫。もともとここを襲う計画だったのよ。早くファーレンハイトのヤツを倒しておしまい!」

 いやいや、何でそうなるねん。もともとハンコックを仲間にするために住民に協力してるのに、ハンコックに害をなすことをしてたら全く意味ないやんけ。ここは逆にボッビを説得するしかない…とは思いきや、まずは高所からこちらを見ているファーレンハイトに近づき、その横に立っている手下 2人の装備をスリで全部盗みんでから元の位置へ。

このゲームでも屈指の美人と言われるファーレンハイト。

 これで高い位置にいるファーレンハイトの横には 2人のブリーフのグールが立っているというシュールな光景に。何とかボッビを説得し、ボッビを帰らせて事なきを得た。

ごめんね。

 ファーレンハイトにお礼を言われた後、グッドネイバーに戻り、ハンコックと話をすると仲間になってくれたのでこれで正解。

桐生一馬君の声なので、セリフの全てに説得力と重みがある。

 後でどんな選択肢があるのかWebで検索してみたところ、ボッビに賛同してファーレンハイトを倒すと、次回グッドネイバーに行った際、まず1000キャップを超える罰金をハンコックに払った上にボッビ暗殺の依頼を受けないといけないそうだ。いや、この状況でボッビに賛同するやつおらんやろ。

 次回は「シンスケ将軍、連邦最後の格闘場、コンバットゾーンを見学す」ってお話だよ。お楽しみにね。

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