見出し画像

プロトラクターとトー角に興味をもつ

ラジドリの楽しみのひとつにセッティングがあるのですが、セッティングは多岐にわたりさまざな要因とバランスで決めていきます。それには専門の道具もたくさんありますが、今回のプロトラクターは、本来は金属製の分度器と竿をワークにあてて角度を測る測定器具です。フロントのトー角を見るのにも使う事ができるので早速購入してみました

画像1

シンワ測定株式会社の62490/プロトラクター №19 シルバー φ90 竿目盛10㎝ 2本竿


本体はステンレス製で目盛はエッチング+黒クロムメッキ加工してあり、消えにくく、シルバー加工で表面の反射を抑え目盛と数字が読み取りやすい。また、真ちゅう製のネジで止めてある2本竿タイプで分度板があてられない部分にもしっかりあてられます

詳しい使い方はシンワ測定株式会社WEBSITEにありました

シンワ測定株式会社製のプロトラクターにした理由は、名前に測定が入ってる時点で測定に自信があるんだろうな、、、と単純です。
やはりそのようで、シンワ測定株式会社はありとあらゆる はかる(測る・量る・計る)製品のラインナップがありました。


画像2

画像3

初めてプロトラクターという工具を知りましたが。工具がまたひとつ好きになりました。

話をラジドリのトー角に戻しますが、トー角というのは実車にもありますが、垂直(上から見た)タイヤ角度の事で、初期反応を出したければトーアウト(逆ハの字)出したくなければトーイン(ハの字)とった具合です、それをプロトラクターで測りながらトー角を調整します

画像4

このように90度基準にしてタイヤに当て測ります、ラジドリ(フロント)では±1の間でしょうか

画像5

いいですねこういう作業、大好きです

補足すると

フロント
は初期反応を出したいか、リアは直進時に車が前に出る押し出しを強めるか、曲がる時の回転性を高めたいか、等をセッティングで選べます。ラジドリではダンパーステーに密着させて分度器部分をタイヤに当てます。トーアウト+1は91度、トーイン−1は89度ということになります。最初は0(90度)を中心に3度位少し大きめのセッティングで差を体感するのも良いでしょうね。

リア
の場合は基本はトーインの調整で、直進安定性はサスマウントのトーイン、曲がる時の回転性を上げたいならハブをトーインにします。リアは3度が標準的と言われていますね。

これにキャンバー角という水平から見た状態での角度をセッティングもします
私はまだ初心者ですが、路面や状況に合わせてセッティングするのが楽しみです

garrett chang

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?