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東京オリンピックで気になった競技の起源を調べてみて

【陸上3000m障害】

今朝のめざましを見て、恥ずかしながら3000m障害、そんな競技もあったなと思い出した。特集されていた順天堂大学2年の三浦選手も言っていたように、『マイナーな競技なのでもっと多くの人に知って欲しい』って、まんま私の関心度と当てはまる。

3000mSC (3000m障害)と表記され日本では『サンショー』と呼ばれている。SCとは「Steeple chase」(教会の尖塔)の略である。教会をスタートして、ゴールとなる別の教会へ向かう際に町境の柵や堀を跳び越えたことに由来している。

日本の運動会定番の障害物競走はちょっとお祭り要素タップリな印象ではあるが、障害という意味では同じ種目。

教会という意味では、何だか西宮神社の「福男選び」も同じような気がするが、ちょっと意味合いが違うだろう。

ちなみに水の中に入ったシューズで3キロ走るのは大変と思ったら、水が抜ける穴が装備されている専用のシューズが売られていました。

【柔道】

連日ワザが決まった時がMAXの瞬間興奮度を与えてくれる柔道ですが、国技でもその起源はあまり馴染みがない。

日本発祥ということもあり、起源は戦国時代の合戦に遡るそう。

合戦ってスタートはお互い武器を持っているが、戦いが進むにつれ武器が折れたり壊れたりする。

そんな中で相手の武器から自分を守ったり、お互いが徒手(としゅ、素手で何も持たない状態)で戦う時に使う柔術が基にある。

合戦の目的自体は殺傷ではなく戦闘意欲を失わせるのが目的だったので、柔術は刀を持った相手に対する素手での「護身術」から発展し、捕らえる「補縄術」としても使われるようになる。

そんな歴史から、護身や相手を無傷で捕らえることを重視している点が、柔術の大きな特徴となっている。

合戦で殺傷を目的としないとうのをはじめて知ったので、だから柔道って投げたり抑え込んだりなんだと納得。

【BMX】

BMXとは、Bicycle Motocrossの略語で、モータースポーツのモトクロス(オートバイ競技)が由来。

ルーツは1970年代前半のアメリカ南カリフォルニアまで遡り、当時オートバイ・モトクロスレースに憧れた子どもたちが、自転車を使って土や砂が細かく敷かれたダート路に作ったジャンプや下り坂を駆け下りて走り始めた“遊び”が原点。

だからBMXの自転車ってこども用が原点なので小さいんだって。男子だとちょっと小さいよなって思っていたのでスッキリ。

あとヘルメットのつばが長いのは、ダートの泥とか土よけで、ひさしではないそうです。なるほど。

ちなみに今はやらなくなった競技の記事で、興味深かったのでお時間あれば読んで見て下さい↓



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