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梨、それは神の果物

身長178センチに対して、足のサイズが25.5センチしかないケルティック⭐︎タイチです。
わんばんこ。

自己紹介でみつめてナイトだのベーシストだの宣った割には、初記事は梨についてです。

梨……?

さぁ、書いていきます。

千葉県は梨の里

世界規模で有名な話しですが、私が住んでいる千葉県は梨の生産量日本一です。
知ってました? 知らないですよね。

ちなみに二位は茨城県、三位は栃木県。
魅力度ランキングの下位自慢じゃないぞ。
鳥取県なんぞ片腹痛いわ。

私が今住んでいるのは船橋市ですが、育ちはその隣の鎌ヶ谷市ってところです。
マジでなんもない所ですが、梨畑だけはたくさんあります。
最近はその梨畑も減ってきて……いや、この話はやめておきましょう。

ちなみにご当地キャラで有名な「ふなっしー」は船橋市の非公認キャラです。
関西から来た友人たちは山梨のキャラクターだと思ってました。
「ふな」どこ行った。
船橋の梨の妖精「ふなっしー」をよろしくお願いします。

梨はスーパーで買わない(買った事ない)

さて、そんな一大梨王国で生まれ育ち、変態梨妖精の祖国に住んでいますので梨にはこだわりがあります。

それは、梨はスーパーでは買わないと言う事。

じゃあどこで買うのか。
答えは簡単、梨農家の軒先で買います。

道を歩けば寺に当たる京都のように、千葉県北西部は歩けば梨農家にぶつかります。
主要街道には梨農家が軒を連ねて「梨街道」などと呼ばれる始末。

当然ですが我が家もコンビニより近くに梨農家があります。

船橋の梨はブランド梨ですので、贈答用の箱入りの立派な物がたくさん売っていますが、ちょっと不恰好だったり傷がついていたりするものを家庭用として売っています。

ただ、何の変哲もない農家の門をくぐって人家の敷地に侵入した先の奥の倉庫で売っていたりするので、一見さんや最近越して来た方には若干敷居が高いかもしれません。

最近は値札を出している農家さんも多いですが、昔はどうやって買ったらいいかわからないほど情報量が少なかったです。
農家で梨を買う。これはもう一子相伝の技だったのですが、いい時代になりました。

相場はエリアと農家さんによって若干違いますが、概ね一袋で1,000円くらい。
え? 一袋ってどれくらいか?
そんなん小玉なら6〜8個、L玉以上なら3〜5個に決まってるだろ!

梨には品種があるよ♫

農家の軒先で梨を買える事がわかったからって、梨マスターみたいな顔するな。
お前にはまだ早い。

スーパーで売っている梨のほとんどは幸水という品種だ。
これが一番オーソドックスで万人受けする品種。
柔らかな果肉に芳醇な甘み。上品な小玉の大きさにシルクのようなきめ細やかな歯触りはまさに梨。
嫌いな人が存在しない梨の代表格。
人気者のこいつはだいたい8月初旬に出回る品種だ。

もっと早くから出る品種もあるが、皆さんでも聞いた事のある品種はやはり幸水だろう。

農家の店先で梨を買う時は必ずこの品種をチェックだ。
最近は新品種がどんどん開発、発売されており、秋麗だのあきづきだの秋栄だの色んな梨があります。

その中でも高級梨としてデパートでは一個1,000円以上で売られているのが「かおり」という品種。
一玉でソフトボールよりも大きい、なんならドッヂボールくらい(言い過ぎ)のデカさと強烈な甘みは一度食べたら梨の概念を根底から覆される事請け負い。

しかし、梨の里で育ち、週末の度に梨を買いに行く私としては豊水をオススメしたい。
時期としては幸水の後、だいたいお盆明けくらいから出回る、梨としては昔からある品種だ。

え、幸水の方が美味くない?
という意見が聞こえて来そうだが、真の梨好きなら豊水を選ぶべし。
幸水よりも野生味をもったジャリっとした歯触りに、名前の通り信じられない量の水分が溢れ、甘みと酸味が程よく調和された、まさに梨!
これぞ梨という、梨の王様!
キングオブペアー!!
梨キング!!!

……ムシキングみたいですね。反省。

結論

最終的に言いたいのは、船橋の梨(特に豊水)は美味しいよ♫って事です(笑)

余談ではございますが、日本一有名な梨の品種は二十世紀だと思います。
鳥取県が産地として有名ですが、アレ、元は千葉県松戸市の梨だからな!
明治時代に鳥取県に株分けしたったヤツだからな!

お粗末様です。

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