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【今日のバッハのカンタータは?】2024/6/26(水)アウクスブルク信仰告白200周年

WHICH BACH CANTATA TODAY?" (「今日のバッハのカンタータは?」)の 2024年6月26日の記事の和訳です。以下,一部訳注やリンクの追加をしている以外はほぼ直訳です。原文の著者Michealの許可を得て翻訳や画像引用をしています。

アウクスブルク信仰告白200周年

2024年6月26日 - 1730年6月26日は、ルター派教会の主要な信仰告白であり、ルター派宗教改革の最も重要な文書の一つであるアウクスブルク信仰告白200周年記念式典の2日目だった。アウクスブルク告白はドイツ語とラテン語で書かれ、1530年6月25日のアウクスブルク議会で、ドイツの多くの支配者及び自由都市が皇帝カレル5世に献上した。

バッハはこの祝典のために3曲以上のカンタータを書いたが、残念ながらすべて失われてしまった。幸い、そのうちの2曲は、現存する他のカンタータが元になっている。「神よ、人はひそかに汝をほめ」《Gott, man lobet dich in der Stille》BWV 120bは、バッハが1742年の町議会の除幕式(Ratwechsel, 8月29日)のために書きなおしたBWV 120の中に残っている。

「主に向かって新しい歌を歌え」《Singet dem Herrn ein neues Lied》BWV 190aは、1724年の元旦のために作曲されたBWV 190に基づいている。
最後のカンタータ「エルサレムに幸運があらんことを」《Wünschet Jerusalem Glück》BWV Anh. 4aは残念ながら完全に失われている。

Music for today

  • Gott, man lobet dich in der Stille, BWV 120b
    (first performance 26 June 1730, Leipzig period)

  • Singet dem Herrn ein neues Lied, BWV 190a
    (first performance 26 juni 1730, instrumental parts lost, Leipzig period)

Playlist

WBCF0626-200th anniversary of Augsburg Confession

このプレイリストは以下のストリームサービスからどうぞ。

Image of the day

クリスティアン・バイヤー(Christian Beyer, 1482-1535年)による版画。アウクスブルク帝国議会が描かれ、左側には皇帝シャルル5世に献上されるアウクスブルク告解書がある。

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