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マカオで地球の歩き方にも載っている(らしい)ブラックジャック詐欺にあった話

ポーカー歴がそろそろ10年をむかえそうです。
そう、あれは自分が初めて海外でキャッシュゲームをやった7年くらいまえのお話です。2012年ごろポーカーを海外でやってみたいと思い、マカオに遊びに行くことにしました。そんなお話です。
それでは聞いてください。
ライアーライアー

まずは旅行の日程を紹介

今回は、転職の合間つかっての5日間旅行。行った場所は香港、深セン、マカオでした。友達の家が深センにあり、初めの4日くらいは深センで泊まり香港往復や深セン観光していました。
深センとか何の情報もなく行ったんですけど、あの都会っぷりはすごいですね。そしてダウンタウンの下町っぷり。都会と下町の格差がやばい。アジアあるあるを感じる街でした。
そして、中国には外には動物が歩いてないって本当なんですね。飼い犬以外一切見ませんでした。鳥すらいません。

えっ?何故って?

食べるからですよー。

中国は昔から足のあるものは椅子以外食べると言われてるくらいの国なので・・・。

ちなみに、深センと香港往復なんですがイメージとしては東京ー静岡を新幹線で移動してる感じです。ただし途中に税関があり楽な移動ではありません。iphoneを香港で超大量にしいれた人が税関で捕まってたりしてましたが、横目に見ながら進んでました。
さて、そんな一人旅行の最後の2日をマカオで過ごしたお話です。

マカオ観光

さーマカオです。明日の朝9時くらいには飛行機のって日本に戻ります。
朝の10時くらいにマカオに到着です。宿も取っていないのでだらだら観光でもすることにしました。

47393667-マカオ島の遺跡セント-・-ポール教会

マカオでエッグタルトを食べながら有名なセント ・ ポール教会に来てたときです。オーストラリアから英会話の先生をしているというおばあちゃんが声をかけてきました。

「日本から来たの?」「一人?」
と、まぁありきたりな話をして少しガイドしてくれてました。

そのおばあちゃん、娘がいて今度日本に留学するので友達になってくれないかとの事。

これも何かの縁だと思って、いいですよーと二つ返事。
決して娘さん目当てではありません。
いいですか?親切心です。

ご飯を一緒にしたいからこれからご飯食べようと言われたのですが、マカオタワーに行っていないのでもう少し観光をさせてくれと伝え、19時に再度会おうと伝え解散。

19時の再開

さて、19時になったので再度合流しました。
どこのレストランかな?と思ってついていくと、バスに乗ります。
どこにいくの?と聞くと私の家と。

・・・・あ!?

やばいと感じた1回目です。

海外で初めてあった人の家に行くなんてやばすぎる。
だが、これはダメな日本人。

断れない!

決して娘さんにあいたいからではない
まぁ、危なくなればすぐ帰ればいいかと思いついていっちゃいました。
ちなみに、これ全部英語で喋ってます

家に到着

おばあちゃんの家につくと、インドネシアンなおばちゃんが一人。

娘さんはどこ!と思いながら、おばあちゃんと質素な食事を始めることに。

・・・・あ!!?

海外で人の家で手料理だと・・・?
危険信号2回目です。


相手が先に食べていることを確認しながら少しだけ食べます。

そうすると、インドネシアンなおばちゃんの娘と称する渡辺直美みたいな女性が帰って来ました。

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そしてカジノで働いているという坂口憲二みたいな息子も帰って来ました。

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そうした矢先、おばあちゃんが娘を迎えに行ってくるわと家を出ました。

・・・・・・・・あああああああああ!!??
危険信号マックスです。
人が入れ替わりました。
呼子がまさかの、BBAだっただと・・・?
おれはBBAに呼び込まれて詐欺の現場についたというのか?

考えろ俺、どうやったらここから出られるのか
そうすると、坂口憲二似がカジノで勝てる必勝法を教えてやるよと、

家を出ればいいのに、まだBBAが娘をつれて戻ってくると若干の期待をもっている馬鹿な自分。

暇だし、聞いてやるよ!と暇つぶしに乗るのであった。

ブラックジャック詐欺

ここからがブラックジャック詐欺です。地球の歩き方にも載ってるらしい詐欺なんですが、あいにく当時の自分はそんなもの読んでもないし、存在すらしらないカモです。フィッシュです!

この坂口憲二似はカードの扱いうまいんですよ。言ったカードを必ずだせる技術を持っている。
なので、おれが手を叩いたらベットしてくれ、俺が目をつむってたらフォールドしてくれといったような合図を教えてくれます。
その間何故か、渡辺直美似の娘に腕組まれておっぱい当てられています。
嬉しくは(あまり)ない。

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そうすると、実は客を呼んでいるから今からやろうぜという事になりました。

・・・・・・おう?
もう危険度麻痺です。
詐欺の手中に飲まれています。


そんなわけで、遠藤憲一みたいな中国人ぽい人が来ました。

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坂口憲二似がいうにはブルネイ人らしいです。
当時、ブルネイ?って言う感じでそんな国知らなかったので、なんだろうその単語って思いながら聞いてました(笑)

さて、10000円払えと言われ、10000円でこの詐欺から逃げれるならしょうがないと思い払いました。
そしてトントン拍子に勝っていき、100万円をかけた勝負。

そこで遠藤憲一似が、500万円にレイズ(かけ額上乗せ)
ここまでは、手元にある金額以上は賭けていないのに、ここに来て手持ち以上の金額が賭けられました。

坂口憲二似はコールして大丈夫というが、そんな手には乗りません。
自分は詐欺には引っかからない人間なんです!
いやぜったいフォールドすると伝え、
そしたら100万円取られるぞ?と言うが
どんな理由だろうとコールはしない!と伝えた所

このゲームは無しだ!といって怒って帰っていきました。

手元に帰ってきた10000円。
すぐさま帰ると伝えそこから出ました。

なぜか「またねー」と帰る自分と見送ってくれるインドネシアン達
マカオ警察に言えば捕まえてくれるレベルの詐欺の人達と無事別れれました。

本来のブラックジャック詐欺

自分はギリギリで抜けれましたが、本来のブラックジャック詐欺は大勝負のときに今その金は無いというと、明日にもう一度再戦するぜといって、坂口憲二似がカモに掛け金の半分用意してくれないかと言って、翌日会うことになります。
待ち合わせ場所を決めるのですが、坂口憲二似はそこには来なくて、お金を取りに来るやつはさらに別の人間になります。
そして時間と場所が変わったと別の場所を伝えられるが、行くともちろん誰もいません。

これ場合によっては、日本帰国後もう一度マカオに行ったやつもいるらしいです(笑)

まぁ250万円もらえるなら行く人もいそうですよね。

ポーカーもやりましたよ?

さて、時間は夜22時くらい。俺はポーカーをやりに来たんだ!とやっとのことでカジノです。
CoD(CityofDreams)というホテルに行きました。
5万円くらいを換金していざポーカー。
50円/100円くらいでチマチマ遊んでたんですが、時間はもう深夜2時を回った所、テーブルが無くなって500円/1000円しかなくなるけどどうする?といった状況になりました。
そこまでに3万円くらい勝っていたし、暇になるのも嫌だったのでハイレート卓に入ります。

お金の溶け方がやばいです。一回レイズすると3000円くらい飛びます。
フロップ後は1ベット5000円~10000円以上の世界です。
ドッキドキでプレイしてて、最後の最後でフラドロのままターンでみんなを下ろしてゲーム終了!朝5時で空港に向かいます!
18万円くらいになって旅費が全部浮いた感じで終わりました。

マカオ旅行のまとめ

そんなわけで、みなさんは暇だからって身の丈にあわないカジノゲームをしては行けませんよ。

そして、海外で初めてあった人の家に行ってはいけません(笑)
玄関入りそうならそこで帰ってくださいね。

マカオは本当に大人のパラダイス。
完全な芝居で騙されちゃったぜ。


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