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その先にあるものとは

寂しさを埋めるためにというのが前提として
インストールしたその先に待っていたのは
不思議な出会い、これも何かの縁だと思う。

このご時世出会いが少なくなる
ましてや仕事上出会いが少ないというのは
もう言い訳にしか聞こえないけど
それで自分を守っているんだね。
と言い聞かせながらアプリを入れてみた

いつかお世話になる時が来るとは思わなかったけど
初めて見るとなんだか新鮮で面白さを覚えて
しまいには連絡をとるような仲にまでなった相手

連絡取るきっかけもその相手が今日会ってきた子との
話を聞くために電話をしたのがはじまりだった
意外と話してみると話しやすいのが印象的で
気づけば1週間ぐらい毎晩寝落ち電話する仲までに
お互い何してるのか、どういう人がタイプなのか、
最初の頃の初々しさって慣れるとほんと寂しいもので
その彼とご飯を行く約束をした。
今までこんな事ないからすごく緊張と楽しみと。
不思議なもので電話をしてたから距離も直ぐに縮まり、
でもスピードが速すぎたんだと思う、本当に、
付き合ってもないのになぜ私は期待をするのだろうか
まだあなたの声しか知らないのに
何か醒めない夢でも見ているかのように
早く目を覚ましてほしい。

彼は学生だけど私が知る限り忙しい毎日を送ってる
来年大学院に、もしくは留学するかもしれないと
私も仕事で忙しいけど、彼も忙しい
だから日中連絡を取ることは、ほぼほぼ、無い。

何も期待をしたくないし、何も期待させたくない、
変に悲しくなる事もしたくない
なのにすごく悲しかった何処かに期待をしたせいで
これは自分のせい彼は悪くないのに
こういう時ほんと自分は我儘で強がってしまう
でも何に私は期待をしていたんだろう
そして彼は何を思っているのだろう
明日会う約束をしていてそのために自分磨きをして
新しいリップも洋服も買って
楽しみにしていたのは自分だけだったのかなとか
一人で落ち込んでいる。
けど仕方がない時間が合わなくなってしまったから
そう思うしかない、そう言い聞かせて
次会う日までまた自分を磨いておこう。

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