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選手から転身したサッカークラブの社長

・セレッソ大阪で選手を務めていた森島寛晃さんが現在球団社長を務めています。
・親会社から社長になるように要請され、未経験の状態で社長になりました。
・日々経営の勉強をしながら、営業利益を拡大させていくのが今後の課題と語ります。

新型コロナウイルス感染拡大に翻弄された2020年Jリーグだが、8月末までにJ1・14節が終了し、セレッソ大阪は勝ち点27で暫定2位につけている。かつてビジャレアルなどで指揮を執った名将・ロティーナ監督も「いい位置につけている」と手ごたえを口にしたが、最近の好調を誰よりも喜んでいるのが、「ミスターセレッソ」の異名を取った森島寛晃社長だろう。

プロサッカーチームのセレッソ大阪は、2020年に入り、コロナ禍ながら好調です。その好調なセレッソ大阪を支えているのは、元々セレッソ大阪で選手として活躍していた森島寛晃さんです。

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森島寛晃さんは、1972年4月30日生まれの48歳です。1991年に当時のヤンマーに入団し、プロ選手契約を結びます。当時のヤンマーは社会人チームでしたが、Jリーグに向けて動き出していた時代だったため、プロとして迎え入れられました。その後セレッソ大阪に改名し、1995年にはJリーグへ。この当時から森島寛晃さんはエースとして活躍し、日本代表にも召集されます。生涯セレッソ大阪、ミスターセレッソと呼ばれ、2008年に引退するとセレッソのアンバサダーとして広報活動を行いながらも監督のライセンスを取得、その後2018年に社長に就任しました。

経験者の経験がなく、メインスポンサーのヤンマーに請われる形で社長となった森島寛晃さん。とにかく先輩社長たちの言う事やアイデアを学ぼうとし、最初の1年目は赤字。営業利益を上げようと社長として努力した結果、入場者数のアップにつながるなど、セレッソ大阪がより発展するためにも、ここらへんが正念場です。

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