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「デュアル・ピルグリム(2つの道の巡礼者)」になりました。「古道と巡礼道のみ巡礼証明書」

昨年と今年、熊野古道を歩いたのですが、
その時に初めて知リマした。
1998年に「姉妹道」になったのですが、ともに世界遺産の道であり、2014年には「デュアル・ピルグリム(2つの道の巡礼者)」という取り組みがスタートしたそうです。


数年前は、日本での「デュアル・ピルグリム(2つの道の巡礼者)」は400名足らずと聞きました。
今は増えているかもしれませんが、今回ホームページにアップされていました✨

https://dual-pilgrim.spiritual-pilgrimages.com/page/1/

公式サイトより



以下、、公式サイトより説明を転載しますね。

「二つの道の巡礼者」とは、熊野古道とサンティアゴ・デ・コンポステーラの道の二つ道の巡礼を達成した人のことを指します。
熊野古道とサンティアゴ・デ・コンポステーラの道の両方の巡礼を達成すれば、「二つの道の巡礼者」限定ピンバッジを贈呈いたします。 このピンバッジには、二つの巡礼道のシンボルであるホタテ貝と八咫烏(やたがらす)、そして、太陽のイメージであるオレンジ色があしらわれております。
「二つの道の巡礼者」となるためには、それぞれの巡礼道において、下記の「巡礼達成の条件」の中からいずれか一つを達成する必要があります。また、二つの道の巡礼を達成された方は、専用ウェブサイトで紹介いたします。

申請の様子とピンバッチはこちら😍


歩くのを、損だ!くらいに思っていた私が、まさかの
「デュアル・ピルグリム(2つの道の巡礼者)」

ですから、自分がこうだ!とかあーだ!とか決める必要は全くないと思っているのであります😆




ちなみに、この「デュアル・ピルグリム(2つの道の巡礼者)」になるのにはルールがあるので、公式ページより引用させていただきますね。


サンティアゴ・デ・コンポステーラの道

下記のうち、いずれか1つを達成する必要があります。

●徒歩または馬で少なくとも最後の100km以上を巡礼する
●自転車で少なくとも最後の200km以上を巡礼する

熊野古道

下記のうち、いずれか1つを達成する必要があります。

●徒歩で滝尻王子から熊野本宮大社(38km)まで巡礼する
●徒歩で熊野那智大社から熊野本宮大社(30km)間を巡礼する
●徒歩で高野山から熊野本宮大社(70km)まで巡礼する
●徒歩で発心門王子から熊野本宮大社(7km)まで巡礼するとともに、熊野速玉大社と熊野那智大社に参詣する

公式ホームページより
https://www.tb-kumano.jp/kumano-kodo/dual-pilgrim/

今、世界的な巡礼ブームといわれるそうで、年間約40万人がカミーノを歩かれるそうです。
今回、私は、信仰の道を歩かせていただくので、どういう心持ちで歩くのが失礼ならないのか、と考えていました。


しかし、その巡礼パスポートに、

わかりやすく書くと、
巡礼ですか?
レジャーですか?
スポーツですか?
歩きですか?
自転車ですか?
馬ですか?

のようなチェック項目があったのです。


なんて大きな受け入れ方だろうと思いました。
巡礼の道のカフェや、大道芸人の方のところに、公式の巡礼のスタンプを置かれていて、巡礼者にスタンプを押す機会をくれている。


なぜなら、1日に3つのスタンプがないと、認定されないのです。

宗教や、国を超えて、カミーノを歩くことで、新しく人生を見つめ直すきっかけになったり、挑戦として歩く人が、増えている今もそのこと自体を受け入れているように思う。

自然や緑や花、山や川はもちろん、
窓から覗くお年寄りたちの笑顔と色鮮やかな洋服で
声をかけtてくれることにも、元気をもらった。


私は今、世界遺産になった高野山での、伊都、高野山ユネスコ協会の理事をしているのですが、
その理事の方で熊野を案内されている方もおられます。
その方のご紹介もあり、熊野をガイドしていただきました。

その時感じた日本の良さと、スペインで感じた大きな笑い溢れるカミーノの良さ。
両方を味わえて良かったなぁと思っています。


この先の人生に大きく影響を与える旅となりました。




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