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「ブエン・カミーノ(よい巡礼の旅を)」

16日間で315キロ。
(正式に312キロではなく、315キロだったそうなので訂正します^^)

レオンから聖地サンティアゴまでの「フランス人の道」と言われるルートを歩きました。
カミーノとは、道のこと。
でも、カミーノと聞くと、このサンティアゴ巡礼の道が思い浮かぶくらいです。

道中、星に導かれて歩いたという巡礼者同士の挨拶が
「ブエン、カミーノ」良い巡礼の旅を。
日本でなら、良いお参りを✨でしょうか。


話しかけてくれたので楽しくお話ししながら歩く✨

この挨拶がなかなか最初は慣れなくて😅

でも何日も歩き、いろんな国の方と挨拶するうちに、同じペースの人たちと何度も何度も顔を合わせるようになって、嬉しい挨拶が増える✨

みんなが同じ場所を目指している信頼感と応援しあうこの言葉は、
何日も口にするうちに、大事な言葉になりました。


16日間、不思議なことがたくさんありました。
このことを書きたいのに、後回しになりますが、
もう少し味わってから後日書いてみたいと思いますが、

思いや、言葉って肉体にものすごく影響していると言うこと。
私たちは、その思いを喜びに変えただけで、歩ききったとも言える素人軍団でしたから🥰
そこが今回の旅の学びでもありました。

歩くこと、走ることを普段からされている方は、
今回の参加者のほとんどが、新品の靴(笑)

こんな人たちが歩けるのか???????と思ったそうです。


そんな私たちが、足に豆もこさえず、怪我もなく、足も痛めず、ゴールしたわけですが、私たちがゴールのサンティアゴに広場に着いたとき、
多くの人が、
「おめでとう」と声をかけてくれました。
広場では、歌ったり、踊ったり、泣いたり、笑ったり、それぞれが歓喜を
表していました。



私たちは、広場で「ハッピー」を踊ったのですが、
すると、数名の学生が笑顔で走って入ってきてくれて一緒に踊り、最後には一緒にハイタッチして祝いました。
その後、学生さんたちがスピーカーを用意し「マカレナ」をかけてくれて、またまた円になって一緒に踊りました。
こうして、みんな垣根なく、一緒にお祝いする広場は喜びに満ちていました。




前日、参加者さんの提案で、お揃いのTシャツを購入し、最終日には着て歩いていたので、大勢で歩いていることが皆さんにもわかり、みんなが
声をかけてくれました。

その後、私たちは、巡礼証明書をもらうために、申請書まで歩いて向かったのですが、その道にあるカフェで食事をする人が、皆さん手を振って
「おめでとうー」
と大きな声で伝えてくれるんです。

本当に楽しく幸せな時間でした。


翌日、私たちは敢えて、昨日お祝いしてくれたカフェでランチを取り、
到着した巡礼者の方に
「おめでとうー」と声をかけました。
その場で、踊り出す人や、立ち止まり、サングラスを取り涙する人、
手を振ってくれる人、足を引きずって歩いていた一人の女性は、涙を堪えて
その声援を受け取って歩き続けていました。



皆さん、それぞれの思いを持って歩かれるスペイン巡礼。
ルートもたくさんあります。
是非次回も新しいで企画してみたいと思っています✨




       




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