ママ、足らん
2006年、
1/ 4の奇跡を制作しながら、
1000人の初上映会のために、
皆さんに、応援をお願いするため、
家のリビングの床にたくさんのチラシを広げてセットしていた。
1年生になった娘や幼稚園の息子も、手伝ってくれた。
床いっぱいに広げ、発送するチラシを順番に重ねていく作業。
チラシは山積みだった。
息子が言った
「ママ、チラシが足らん」
私
「え!?1000人の人にやから、足りるねん」
息子
「足らん!足らん!万枚いる、万枚いる」
と。
息子にとってまん枚が大きな単位だったんでしょうね。
何度か足りるって答えた私に息子がこう言いました。
『ママ、だって、世界中に伝えるんやろ??』
と。
私はびっくりしました。
どこかで聞いてたんだ。
私は、はっとしました。
宇宙に感謝の量を増やす!という言葉で動いていたのに、
いつしか、イベントの人数に、意識が行ってたんです。
そうそう、大晦日の夜に感じた自分の感覚を忘れていた。
映画制作中、それを思い出させてくれるのはいつも子どもたちでした。
ある時は、
『ママ、ママは宇宙征服するんやろ?』と(笑)
1000人の集客で死にかけの私に、
もっと大きな意図に戻してくれた幼稚園児だった息子くん。
先日は大学受験ーーーーーー✨
大きくなったーーーーー!
合格しても、不合格でも、全く未来に何の影響もない❣️
あなたの存在が素晴らしいぞーーーーって
心から思える今の私自身が、
自分の制作した映画に救われた1人なのでした。
映画を応援してくださっている皆さん、ありがとうございます!
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