パウパー界のネメシス。ギルドパクトの守護者を除去りたい。(前編)
この記事ではパウパー界の《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》こと《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact》の対策について書いていこうと思います。
まず能力のおさらい
Guardian of the Guildpact / ギルドパクトの守護者 (3)(白)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
プロテクション(単色)
2/3
ラブニカなど多色に力を入れたセットでもないとコモンの多色カードというものは少なく、パウパーで強力といわれる単体除去カード、全体除去カードでは対処ができません。これと相性の良い黒死病を合わせた白黒ペストというデッキがメタの一角におります。
2/3というパワータフネスも優秀で、2/2を主体とするパウパーの単色アグロに対して強力なブロッカーとして立ちはだかります。
この記事では各色にあるギルドパクトの守護者を除去できるカードをマルチカラーを中心にまとめていこうと思います。なお、除去手段の筆頭である布告除去については今回は割愛します。おすすめとしては黒のチェイナーの布告、白の天界のほとばしりです。そのほかはMTGWikiの布告の項目をご覧ください。
白黒
処刑人の一振り
おすすめ度★★
殴られたら殴り返すという感じに除去できるカード。デカブツをブロックさせてこれを打つというのも可能。アグロやグルマグのアンコウを使うデッキ、白黒ミミックでは使えないこともない。
過酷な命の糧
おすすめ度★★
白黒のウィニーなら使えそうだがクリーチャー除去という点ではもっと良いカードがある。
損ない
おすすめ度★★★★★
多分、ギルドパクトの守護者を除去するという意味ではトップクラスの性能。黒単、白単でも使えるもまた良い。
白青
鎖の呪い
おすすめ度★★★★
青単、白単でも使えるのが優秀。しかも低コスト。ブロッカーにならなければいいというデッキにお勧め。しかし黒死病の維持には使われるので難しいところ。
法魔道士の束縛
おすすめ度★★
鎖の呪いと比べると瞬速とはいえ一マナ重く、白青マナが必要。
結晶化
おすすめ度★★★★
低コストで白青、白緑で使用可能。黒死病の維持には使われるが二枚はると一応除去できる。
白赤
なし
白緑
アルマジロの外套
おすすめ度★★
呪禁オーラなどのイメージが強く「何を言ってるんだろう」と思う人もいると思うが絆魂と違い、アルマジロの外套のコントローラーがライフを得るので攻撃クリーチャーとしては実質無力化できる。これを相手のギルドパクトの守護者につける場面に出くわすことはほとんどないと思うが、豆知識として覚えておくとよいかもしれない。
青黒
苦悶のねじれ
おすすめ度★★★★
青黒専用だが低コストで除去出来て状況も選ばない。-3/-3の時点で普通に強いのにモードも選べる。
巧みな叩き伏せ
おすすめ度★★
重い上に二つ選べるという効果も片方タップというのが微妙。
ディンローヴァの恐怖
おすすめ度★★★
万能除去だしアドも取れるしコストに見合った働きはしてくれるが、ギルドパクトの守護者対策に入れるカードかという違う気がする。
はね返り
おすすめ度★★★
普通に便利でアドも取れるよいカード。でも捨てるカードは相手が選ぶのでギルドパクトの守護者がまた出てくる可能性も十分ある。
囁く工作員
おすすめ度★★★
黒単、青単で使えるのできわめて星4に近い星3。アタックしてきたギルドパクトの守護者をブロックして打ち取ることは出来る。でも、除去の多い白黒ペストがそれを許してくれるかは難しいところ。
今回はここまで。後編は青赤から紹介していきます。
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