MEPとは?(脳外)
はい、しばらくぶりですね。今起きました。嘘です。
今回は脳外科のモニタリングのなかのMEPについて
書いていこうかなと思いますん。
MEPてまずなに。何の略?と思いますよね。
私もそう思います←
もうねぇ、長いやつは取り敢えず略せばいいと思ってますよね。お陰で同じ単語のくせして違う意味がたくさんありすぎて覚えるのが…
はい、すみません。本題に戻ります。
ここに書くMEPは motor evoked potential
のことで、運動誘発電位のことをさします。
脳の運動野の部分を電気刺激して、
反応するところから波形をとろうじゃないかと。
運動野を刺激して動くところっていうと、
主に筋肉なんですね。筋電図ですね。(ちょっと違う)
そもそも運動野ってどこよ。
ざっくりいうとここ。
綺麗な画像あった🤭↑
そこです。
そんでもって、左右両方あるんですよね。
こんな感じで。
ざっくり絵にするとこんな感じ。
………。
次回以降は裏紙以外で書きます、はい。
だいたいつむじよりちょっと前くらいですかねぇ。
そこに筋肉を支配している場所があるんですね。
それで、その部分のどこがどこを支配しているかって
いうのは、決まっていて。
ペンフィールドの図っていうものがあるんです。
それがこちら。
https://images.app.goo.gl/hUj454F4kdXWAG7R8
運動野バージョンです。
この支配領域に、電極をおき、電気を流して刺激し、
その刺激で意図する部位が動く(反応する)かどうか、
どのように変化するか、波形に変換されたものを観察しています。
***あ、ちなみに。
右の脳は左を支配して、左の脳は右を支配する
って聞いたことないです?
それは、脳の延髄の錐体交叉という部分で
右から左、左から右へ移動しちゃうからなんです。
ちなみにおわり。***
手術日以前より既に麻痺になってしまっている部分や電気刺激が伝わる通り道(錐体路)が障害されている場合は、観察できません。
あくまで、術操作による機能障害を防ぐことが
目的なので、既に障害が起きている部分に関しては
観察することはあまりありません。
が、しかし。
腫瘍などに押しつぶされて機能低下したものについては、原因を取り除いた時に回復してくる可能性はあります。
術操作終了まで、出てきた波形が消えないように
常時観察することが必要です。
どの種類のモニタリングにも言えることなのですが、
波形が消える原因は術操作以外にも
接続ミスなどの人的エラー
機械が反応しない刺激できないなどの機械トラブル
など様々なので、変化があった場合はなにが原因かを
探して取り除いていく必要があります。
((術操作のせいにばかりしていると、嫌われちゃいますからね笑笑))
とりあえず今回はここまでにしますっ。
なんとなくだけどイメージできたら嬉しいです。
ばあい(`・ω・´)
ありがとうございます。お寿司🍣食べます♪(´ε` )