RYUTistのコンサートに初めて行って来ました。
事の始まりは鹿島戦。アル関バスに乗せて貰ったら古参の（古参言うもんが古参じゃ）新潟住みサポさんと席隣んなりRYUTistは良いぞ観に行け攻撃に合いました。この方、(セナカ達也の日の)大分に向かう途中、羽田で偶然会い、Negiccoはあなたに合うはず聞くべきと激推しし、アルビの試合も無いのに新潟へNegiccoのコンサートを観に行く人に仕立て上げた悪人でして、何故わたしはこの方に逆らえないのか自分でも良くわからないのですが、昨晩初めてRYUTistのコンサートに行って来ました。
数日前にチケットとったら2階席の後ろから数列の一番端っこって良席。わたしにとっての良席。この時初めて着席ライブだと知り、ああ端っこで大人しく座ってりゃいいんだ、ラクショー、イケルイケル思てしまた。間違いでした。オリジナルメンバー且つリーダーの離脱後まだ数ヶ月のライブですよ。何かがいろいろ載って来ますよ。ダンスのフォーメーションは？歌割は？アイドル初心者にも心配になるライブですよ。そんなタイミングなのに12周年記念ライブですよ。ファンの熱い思いが詰まってますよ。付いてけるのか？間違えでした。
ええわたしファンとは言えません。。単に「ファルセット」「(エン)」と最近のアルバム2作を擦り倒して聴きじゃくってただけです。確か2年連続、曲がりなりにも Spotifyの個人聴取率(?)が1位(!)でした。且つ、FM新潟「東港線もどかしルーム」を良く聞いてる、特に宇野さんの回は楽しい。特に、曲がりなりにも現役アイドル風情が街中での気配の消し方を、主に技術論に拘泥する事なく精神論を開示する神回を聞いて、すっかり彼女の事が気になってしまい、姿を見る(アルビサポ兼RYUTistファンのSNSユーザから流れてくる画像、の事をここでは指します)とドキドキする様になっていました。この頃から兆候はあったと言えばあった。様な。ま、要は曲は聴いてだとは言え最近のだけ繰り返し、ビジュアルには不慣れ。こんなおじさんが居たと思いねぇ。
逃げ出したい。ライブの感想です。2階席の後ろの端っことは言えキャパ300。Negiccoの新潟県民会館やLINEキューブシブヤ(旧渋公←頑な)と違い近い。目の悪いおじさんにも彼女達が、顔の表情がよく見える。かわいい女の子が3人ニコニコかわいい曲をかわいく歌い踊ってる。居心地悪いぐらいかわいい。恥ずかしさで逃げ出したい。そういや今から10年前ぐらい大好きなtofubeatsと小西康陽さんとの3マンだからと言い訳作って初めてNegiccoさんをCLUB QUATTROに観に行ったときもそうだった。かわいい。ただただかわいくて居心地悪い。そんな感覚を思い出しました。マジで通路側の席なら退出してた。比喩でなく。昭和のライブハウスならいちばん後ろに逃げてビールでも飲んでいたい。(ちなみにこの日のSHIBUYA PLEASURE PLEASUREはバーで提供される飲み物はノンアルコールのみでした。) 3曲目あたりから彼女たちを見ないでライトを見る、なんなら目を閉じる事でやり過ごしていたわたしに救いの手が差し伸べられます。5曲目「水硝子」。あ、好きで良く聴いてた曲だ。わー。ところで彼女たちハイパフォーマンスです。ここまでお喋りなし踊りっぱなし。でも歌唱は音源と遜色無い再現性の高さ。歌詞の聞き取り易さ、こんなもんアイドルに求められるもんじゃないかもしれないですが、まぁ、とても練習してる事が初心者の素人にもビシビシ伝わります。
7,8曲披露したところで漸く、挨拶やお喋りの時間。ここで愛嬌の塊、どことなく高校生の娘にも似てる気がする五十嵐さんが1階席の真ん中辺りを指して(ずっと着席だから)「そこら辺寝てたでしょ！w」と指摘して、あ、もう目を閉じるのは無しか、どうしようとなります。結果、ここからの第2クールは立ち上がり声援を送りMIXを打つコーナーとなりますが、ここから眼鏡を外して何が行われているのかぼんやりは分かるけど、彼女たちの姿は見えないと言うベストソリューションを見つけ出します。
そしてここまでどうしても気になってるのが、おじさんが気になってる宇野さんがめちゃめちゃアイドル然として振る舞ってる事です。ニコニコ歌い踊り手をふりふりし、まぁアイドルです。まぁかわいいです。わたしは勝手に隣にいる、天職アイドル、ナチュラルボーンアイドル、無いものが無い全部有るアイドルこと横山さんと言う比較対象で、無色透明の真っ黒い何かを全身からドッギャーっと荒木飛呂彦先生なら彼女の輪郭からいろいろ飛び出せてるだろう感じでステージに立ってると思ってたんですよ。どんな感じだよ。あまりにもただただかわいくて居心地悪いです。
もう少しひとつ気になった事は、この日のセットリストは彼女たち自身が考えたものらしく、第2クールは昔やってた代表曲多めでした。で、曲がりなりにも最新アルバム、おじさんが聴いて聴いて聴きまくってたアルバム(エン)からは3曲のみ披露。彼女たちあんまりあのアルバム好きじゃ無いのかしら？個人的には初回の参加にしちゃ不満でしたが、この日のライブの趣旨を考えると致し方無いのかなぁ、と思いました。
何しろ昨晩思ったのは、かわいい女の子が歌うだけで絶対ポップになるのに、わざわざ、それ以上かわいくする必要はない。おじさんにはない。と思い知りました。RYUTistかわいい。劇団ムー見たい。(熊本最高！球磨ソーダ最高！ブラジル最高！カイピニャーダ最高！)