ミルモでポン!を読んで【オタク編3.5】

前回3巻分をやったつもりだったんですけどヤシチの番外編を見逃してて流石にこれは飛ばせないので書きます。妄言が多め。

カメラ目線のヤシチ〜!何の説明もなく竹馬乗っててたいへんよろしい。パンティーから恋が始まるのヤシチらしいね。ヤシチって恋愛に対する解像度が低いというか、全体的に思考がちっちゃい男の子に近くて恋のお手伝いに向いてない。恋の仕方もまっすぐで子どもっぽい。

でさあ、わざわざパンティーのスケッチしてきた意味がここで付け足されるのズルい。メモしたパンティーの女の家にワープできる。このお話でしか使われないけどすごい魔法じゃないですか?いやまあ、かっこいい使い道はちょっと……思いつかないけど……

安純から解放されたヤシチ。めちゃくちゃこき使われて大変そうだったもんな。ヤシチの家事スキルメキメキ上がってそう。弟子いることもあって元々面倒見よくて誰かのためにせっせとはたらくの癖になってる
理恵が普通に良い子なのが切ない。私はここにずっといたほうがヤシチにとって良かったんじゃないかとも思っている。でも安純のあの顔見ちゃったらダメだ。

ヤシチの気配が分かるミルモさんだ!理恵にデレデレしてんの見て普通に席外してくれるミルモさん、気遣いができる。婚約者いるからそういう気が回るというか馬鹿にせず一歩引けるのが大人っぽい。

私もヤシチに芋ようかんあーんしたいが!?理恵の甘やかしっぷり、マグカップからヤシチが出てきた人間の対応としてあまりにも正しい。やっぱりヤシチかわいいって。安純が異常なんだって。

安純、怒ってばっかだけどヤシチにはちゃんと愛着があったんだね。安純がつくったヤシチぬいぐるみ販売ありますか?ここの表情が絶妙に寂しげですごい。そんなん見ちゃったらそりゃ帰る。気になって見に行っちゃうヤシチもヤシチ。理恵かわいそうだな。ただただ良い子だった。夢か何かと思ってそのうち忘れちゃうのかな。ヤシチのお手紙ずっと大事に持ってていつか母になって子どもに見せながら「お母さんね、ちょっとだけ妖精と暮らしてたことがあるのよ」って話しててほしい。

安純とヤシチの関係はほんとに好きなんだけどこのお話はどうしても理恵に感情移入してしまう。だって私の元にヤシチが来てくれたとしてもああなるから。

マグカップからヤシチが出てきてさ、私はヤシチのことが大好きだからかりんとうも良いのたくさん常備するし叩いたりこき使ったりしないしヤシチが望むならなんでも、パンティーだって与えられるよ。でも最初は楽しそうだった彼は次第に元気がなくなりどこか上の空になることが多くなって、ある朝起きるといなくなってるんだよな。律儀にお手紙を残して。でも私は理恵と違って誰の元に帰ったか知っているので、やっぱり敵わなかったか……って少し開いた窓から悲しいくらい澄み切った空を見上げるんだ。

やはり安純がベストパートナーなんだよな。打倒ミルモと楓の排除で利害一致してるのも強い。同じ方向向いて作戦立ててぶつかってくの男の子が好きなやつじゃん。戦友じゃん。

妖精が人間界に来る目的って一応修業だから愛玩してくれる飼い主じゃなくて一緒に成長するパートナーが必要なんだよな。そういう意味では安純はしっかりパートナーやってる。私、あんたにならヤシチを任せてやってもいいよ。

なんか1回分くらいの文字数書いた気がするのでこれで1回分にします。じゃ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?