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【NBA】2019 #KKFantasy Review (3)

おひさしぶりです。Kaeru Kingdom Fantasy(以下、#KKFantasy)コミッショナーのカエル王でございます🐸                   第3回レビューもいつもどおりの遅筆ペースで、むしろ第4回レビューに手を付けるべき時期に書き上げております。構成はリーグ概観、チーム戦評に加えて、今回はトレードレビューを行います。最後までお楽しみいただければ幸いです。

【1.#KKFantasy 第9週~第12週順位変動】

※第12週終了時点のスタッツランキング

第3ピリオドは全体として概ね順位を維持したままで推移しました。その中での注目すべき動きとしては、at_sushiがついに我が軍を飛び越えて全体2位、西の首位に立ったことが挙げられます。前回のレビューではそのチーム力について若干掘り下げてみましたが、この第3ピリオドも狂った得点力を活かしてPTSを稼ぎまくり、シーズン開幕当初は凡そ並ぶものはないだろうと思われたNoBAusaのPTSを上回って、カテゴリの首位をも奪取しました。

グラフのとおり全体的に凪状態だったとはいえ、例外もありました。それがFemount'sであり、第3ピリオドの間に6位からPO圏外10位に急降下していきました。第12週終了時点では、80勝台の7位~10位の間で4チームがひしめき、その週を落とせば順位も降下するという状況の中に巻き込まれた形でした。

このように、黒星がだんだんと響いてくる状況を回避するには、ドローの数を貯めて凌いだり、敗色濃厚で週の後半を迎えた場合には、ネガティブスタッツの上積みを嫌ってレストに舵を切るというのも有効な策です。また、週に4枠あるFA枠を使い切った所で敗れるくらいなら、次週やその先のための補強として中長期的に運用するのも長いシーズンを戦い抜くには必要な戦略です。特に第3ピリオドを過ぎてシーズン終盤戦へと向かう状況にあっては頭に入れておくべきダメージ軽減策といえます。

※第3ピリオド各週モーメント

【2.チーム別各週レビュー】

①The Kingdom

第12週終了時順位:3位(106-67-7)

手痛いことに、2週続きの連敗を喫したのが第10週と第11週。我が軍とat_sushiの順位が入れ替わったのもそのタイミングでの出来事であり、上位争いの趨勢に大きく響く連敗であったと言えるでしょう。ただし、敗れるにしても7勝、6勝を稼いでただでは転ばないところを見せることができたのは良かったと思います。

週ごとの戦評を見てもわかるとおり、デロ山の活躍に言及する機会が減ってきている印象は否めません。今季は従来以上にASTを稼いでいるデロ山ですが、その一方でPTSが伸びない試合も多くなってきていると感じます。得点関連部門の中で3ptについては目を瞑らざるを得ない我が軍にとっては、デロ山がFGMとFTMを稼いでくれることがマストなのですが、そこが欠けると脆弱な得点力しか残らないというのが悩みの種です。また、ハレルは全体としてはキャリアベストのシーズンを送っていますが、ルーが欠場する試合ではハレルのPTSに落ち込みが見られます。ハレルは受け手のスコアラーですので、その因果関係で出し手不在だと影響を被ってしまいますので、このへんも難しいところです。

また昨季はTECHを含むネガティブスタッツで悩むことがなかったのですが、今季はTECHが大荒れになることもしばしば。第10週の6TECHにはさすがに呆れました。ただし、第12週にうまくコントロールして2TECHに抑えたという実績も得たので、ルーに関わるハレルのPTSなどコントロールできないものは仕方ないですが、TECHに関しては自力での抑制が今後の勝利のために必要となるでしょう。

②女なの勝たせて

第12週終了時順位:6位(95-82-3)

序盤はギアの上がらないミッチェルとクレイに引きずられて、最低で15位に沈んでいましたが、第2ピリオドの間に一桁の順位に侵入し、この第3ピリオドに至って自身最高の6位にまで持ち直してきました。このチームの強みは、ポジティブスタッツでFT%の2位を筆頭に手堅い得点力があります。トータル系のみならず、確率系でもリーグの平均以上の精度があり、トータル系で稼ぐものの確率系で落とすチームに対して優位に立てます。その精度の高さは外だとジョーハリス、中ではコリンズとサボニスがカギとなっているようです。コリンズについては昨季我が軍も起用し、そのポテンシャルの高さを知りましたが、2年目ですでにポテンシャルは数字となって表れているようです。

第3ピリオド終了時点での懸念は、NYK勢、特にカンターの動向というものが挙げられますが、先述の通りすでにビッグマン2枚が機能していることから、カンターが干されたところで影響は少ないように思えます。また、スタッツ上のマイナス点はASTとST、BLKのディフェンシブスタッツの弱さが窺えます。ASTについては、一人で任せられるPGはおらず、コンリーとミッチェルのオールラウンドさが頼りになっているようです。またコリンズとサボニスはオフェンス面の貢献は認められますが、ことBLKに関しては空気のようで、チームはBLK16位です。第3ピリオド終了時点で、200BLK以上を記録するチームが12チームを数える中、女なの勝たせてのBLKは134本しかありません。これでは女でも男でもBLKで勝つことはできませんね。

シーズン中盤戦は順位を押し上げてPO圏内に辿り着いた女なの勝たせてですが、以上のような懸念材料を抱えたままPOに乗り込むのか、或いは打開策を打ってくるのかは、迎え撃つ上位陣にとって注目すべき点となるでしょう。

③Dwight House

第12週終了時順位:12位(77-101-2)

Dwight Houseは今季我がリーグに初参戦し、開幕戦こそ勝利したものの以後7連敗を喫して下位に沈んでいました。しかし、この第3ピリオドは3連勝でスタートし、その間14位→12位→11位にまで回復したことで、終盤戦に明るい兆しを以て臨むことができそうです。

前回のレビューでは、Matchupsのページに新設された試合数カウンターについてご紹介しましたが、その甲斐あってかDwight HouseはMINのおける大差を元手に他の項目でも勝利するという好循環によって勝利を収め、第10週では602PTSという強豪並の得点力を発揮することもできました。このチームの軸は昨季アウトサイドを磨いて得点力を増してきたトバイアスとPHXのブッカーです。トバイアスの方は安定していますが、ブッカーの方は度々ハムストリングを痛めてシーズン序盤は不安定でした。しかし、ここにきてやっと継続してプレイできるようになり、先述の第10週ではブッカー一人で121PTSを稼いでくれました。この両輪がかみ合えばDwight Houseは怖い存在となり得るということでしょう。

ただし、明るい材料ばかりではなく、スタッツを概観すると強みをピックアップするのが難しいスタッツ順位が並んでいます。頼みのブッカーはPTSの高さの要因としてFTMは多く稼いでくれますが、3ptシューターではないので本数、確率ともに頼れないというのが痛いですね。事実、Dwight Houseの3PTMは15位、3PT%は12位です。シーズン終盤戦に第3ピリオドの勢いを維持するにはどこかに強みを持ちたいところです。後述する第12週のトレードは失策だったようですが、まだ再シャッフルする時間はあります。今後の挽回を期待したいところです。

【3.トレードレビュー】

第1ピリオド以来のトレードが2件発生し、さらに助言を求めるチームもゼロだったので、今回のレビュー第3部ではトレードレビューを行いたいと思います。

※下段→上段=旧→新。

①michael porter jr⇔MTAKU

第3ピリオドのトレード2件は交渉無しで資料もないとのことなので、深い言及は割愛しますが、どちらもMTAKUが関わり、DRussがカギとなって成立しているのがわかります。最初のトレードは恰もアウトサイドに乏しいPG二人を以て今季成長著しいシューター2人を交換したような形となりました。恐らくmichael porter jrにとってはシモンズ獲得メインのトレードでしょうが、この時点でシモンズから望み得るようなREB、ASTのカバー力を必要とするほどそれらが弱かったということはありません。むしろ、そこまでしてアウトサイド力を流出させる必要があったのかと思わざるを得ませんが、ともかく交渉なしで提案即許諾となったとのことなので、意図は不明ですがそういうことなんでしょう。

②Dwight House ⇔MTAKU

こちらは第12週にDwight Houseが後悔したトレードですが、今季MVP候補との声も上がるほどのヨキッチを出してしまったことは謎ですが、こちらも交渉記録がないので意図が掴めません。またMTAKUはこれによりPGを一人放出してしまいましたが、代わりに入ってきたヨキッチはASTが望める上にドラモンド並のREBもあり、FT%はドラモンド以上ということで何も文句のないトレードだったのではないでしょうか。また、この時点ですでにドンチッチにはPGを含めて3ポジション兼任となっていましたから、本職のPGなしでもドンチッチの起用でポジションの穴を埋め、ASTもまた十分稼げる体制を構築できたのは大きかったと思われます。Dwight Houseにとっては状態不安定なロンゾボールやPG起用可能とはいえASTを期待できるわけではないブッカーのほかに頼れる正PGを手に出来た点は悪い取引ではなかったように思います。

先に述べたとおり、この時点で悪手に思えるトレードをしたとしても、まだ時間は残されていますので、戦えるチームが構築できるまでシャッフルし続けるのもアリだと思います。MTAKUのようにトレードで得たDRussをそのまま次のトレードで出していることからも、補強策を二の矢、三の矢と繋げていく深謀遠慮が求められますね。その深謀遠慮を覗き見るためには、資料提出にて支援して頂く必要があるため、参加者のみなさんにはなるべく言及の参考となる資料の提供を重ねてお願いしたいと思います。

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