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【NBA】2020 #KKFantasy Review (3)

おひさしぶりです。Kaeru Kingdom Fantasy(以下、#KKFantasy)コミッショナーのカエル王でございます🐸

もうそろそろ第4ピリオドに差し掛かろうというところでありますが、レビューは従来通りハイパー遅筆でお送りしております。第2ピリオドからat_sushiが尋常でない勢いで勝ち続けていましたが、第3ピリオドでもその勢いを維持できたのでしょうか。また対抗馬となり得るチームは現れたのでしょうか。

構成はいつものリーグ概観、チーム戦評そして1件のトレードが発生したのでそれについて言及したいと思います。

【1.#KKFantasy 第9週~第12週順位変動】

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at_sushiは第6週以来の首位の座を平行線で守りぬき、PO圏内上位陣も各順位を保って第3ピリオドを終えました。中でも2位につけているB.peenatsは第1回のレビューでも触れたその実力が発揮され、5位から2位へのジャンプアップを果たしました。第12週のスタッツランキングを見ても、ポジティブスタッツはすべて平均以上の順位にあるという強みがチームの成績にも顕著に表れています。またNoBAusaは、各週レビューを見ると調子が悪そうに見えますが、実際は順位をあげてきており、今季も侮れない強豪の一つとなっています。

比較的に順位が安定している7位以上に比して、中位以下はグラフの通り上下動の激しい混沌の状況を呈しているように見えます。その混沌から這い上がってくる勢いを見せているのは、FOREVER 23、女なの勝たせて、Buns Nationの3チームでした。特にFOREVER 23は、第11週に12-3-0の大勝を果たしたことで、13位から8位へとPO圏内に突入してきました。まだまだ中位においては、1つの大勝が状況を一変させ得るということの証左でしょう。今後勢いのある中位のチームが7位~8位の見えざる天井を打ち破って上位を脅かしてくるかもしれません。

※第12週スタッツランキング

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※第3ピリオド各週モーメント


【2.チーム別各週レビュー】

①The Kingdom

第12週終了時順位:7位(91-84-5)

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第3ピリオドは2勝2敗の五分で終了。この間の収穫としては、「KPはドンチッチがいない方がスタッツが伸びる」という傾向の発見だったかもしれません。それが如実に表れたのが第9週で、KPのステップアップがあれば、殴り合いでも打ち勝てるという自信が得られました。また、3PTMとBLKをそれぞれ11本仕入れてくれる選手というのは、リーグを見渡してもなかなか見つからないユニコーンスタッツだと思われるので、願わくばドンチッチとの共存方法を見出し、尚且つこの調子を保っていってほしいものです。

この第3ピリオドは2度の500PTS超えが示す通り、オフェンス的には上昇のきっかけを得られた期間でした。上掲のスタッツランキングでは、3pt関連以外の得点関連部門は依然として改善の余地ありという感じですが、それもヨキッチが開幕時よりも着実に調子を上げていることとKPが一定の条件下においては無双してくれることがわかったため、展望は明るいと言えるでしょう。以前はマーカスモリスがいて、PTSは稼いでくれるけどTECHも稼ぐというのが悩みの種だったので放出してしまいましたが、その放出のデメリットは得点関連部門にマイナスの影響を及ぼしてましたが、その穴をツインタワーのステップアップで埋められるとなれば、言うことなしです。


②Gustavo Vega

第12週終了時順位:11位(79-94-7)

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強みらしい強みがスタッツランキングには表れないものの、一時はPO圏内に片足を突っ込んでいたGustavo Vegaですが、我が軍のケツを犯そうとしたことが運の尽き、順位をどんどん落として第12週には我が軍に返り討ちにされてしまいました♪しかし、第10週にFOREVER 23を撃破するなど、捉え所のないチームらしく、意外な所で勝ち星を披露こともあります。

捉え所がないものの、それでも傾向を拾うとすると、スタッツランキングにはデロ山のFTMとサボニス、ランドルのFG%とREBがチームの武器であるように思います。特にビッグマンについてはこれに加えてイバカとWCSも擁しており、先述の第10週のように相手眉毛をビッグマンの集団戦法で無力化し、FG%、REBなどを掻っ攫う力があるようです。

ただし、我が軍も以前デロ山を抱えていた時の問題として頭を悩ませたのが、3PTMが全然稼げないというのがあります。Gustavo Vegaも3PTMは14位と低迷しており、本来は3PTMが稼げて然るべきポジションで稼げないという問題をFTMを稼ぐ代わりに背負わなければならない点は変わってないようです。これはケンバが2人分の3PTMを仕入れてくれないと解決できなさそうですが、そのケンバは度々怪我で抜けることがあり、安定して大量に仕入れられる選手の獲得が必須かと思われます。


③FOREVER 23

第12週終了時順位:8位(85-91-4)

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本人も「なぜこんなにも弱いのか分からない」と語るように、スタッツランキングを見るといくつも武器があるチームに見えて強そうですが、実際の順位はというと…。特に不思議なのは眉毛がいるのに12位に低迷しているREBなどがある点です。確かにロスターを具にみてみると、眉毛以外にREBやBLKを任せられるビッグマンが見当たりません。ASTやSTについてもほぼ五分五分という感じで各部門で安定的に勝ち越すのは難しそうです。

一方、ティタムやルーなどスコアラーは豊富に抱えているので勝ち越している6部門中4部門が得点関連部門となってFOREVER 23を牽引しています。これはドラフトを2位指名でスタートし、ドラフト前半を眉毛以外はG~Fの指名に注力した結果が狙い通りに出ていると思われます。しかし、その分眉毛の脇を支えるビッグマンの指名が後回しとなり、コディゼラーぐらいしか人手がいないというのがインサイドスタッツは眉毛頼みという事態を生み出し、結果勝ち星を逃すことにつながっているように見えます。

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#KKFantasy のドラフトの傾向としては、PFとCのラウンドごとの指名回数が最多となるのは3巡目となるため、優秀なスタッツを望めるビッグマンというのは、早めに指名されていなくなってしまうということです。FOREVER 23は序盤のラウンドでG~Fの指名を重要視したため、リーグ全体の傾向とは一線を画す戦略を取ったと言えますが、その試みはあまりいい結果をもたらしてはいないようです。今後の立て直しは、豊富なスコアラーを得点関連部門以外をカバーしてくれる選手とのトレードがカギとなるでしょう。自慢の攻撃力を維持したままREBやASTに変換していくファンタジーGMの手腕が試されそうな中盤戦となりそうです。

④MTAKU

第12週終了時順位:14位(76-101-3)

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第3ピリオドは第10週に我が軍に勝利し、一瞬10位に上昇しましたが、その後は再び負け続け、結局1勝3敗となりました。怪我人が多く、ドラフト3巡目のグリフィンなどがIL枠を占めている中、アクティブロスターの枠を食ってでも負傷中のジョンコリンズをFAから拾い上げ、その回復を待っている間は苦しい戦いを強いられています。

MTAKUの強みを探ってみると、ポジティブスタッツもネガティブスタッツもスタッツランキングで二桁の順位に沈んでおり、特に得点関連部門は6/7が二桁順位に落ち込み、その二つはワーストです。Russとレブロンというスタッツモンスター2匹を抱えているものの、得点力的にはプラスの効果は表れず、唯一リーグ4位のASTにその兆しは見られるかな?という印象です。

ビッグマンの選手層に目を転じると、我が軍撃破に功があったジョンコリンズは、MTAKUの持つ好材料だと思われますが、ジャレットアレンはデアンドレがBKNに来てしまったがために昨季程スタッツを望める存在ではなくなってしまいました。その他ビッグマンは怪我人続出で、ジョンコリンズ加入によるブースト効果というより、既存のビッグマン戦力がジョンコリンズに置き換わったという感じです。

また他の人材としては、PHIに移ったJリッチはチームの3ptを支える存在になることを見込んでドラフト指名されたと思いますが、ここまでのPHIでのJリッチはレディックの代わりとなって3ptの質と量を供給しているかというと、疑問符が付きますし、その期待に違う点はMTAKUのアウトサイドの攻撃力にも影を落としているように思います。今季は怪我人が多いことも含めて当初の計画通りに事が進まず苦しんでいますが、MTAKUのことなので、トレードの最盛期には捲土重来を狙って何かを起こしてくれるかどうかを期待しましょう。

【3.トレードレビュー】

第3ピリオドの最後にトレードがあったのを忘れてまして、チームレビュー書き終えた時点で終わったと思ってました。すいません。

①Tetsuo's Team⇔女なの勝たせて

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今季初のトレードは1対2の交換となりました。その1はミッチェルロビンソンであり、ミッチェルロビンソンの伸び代も込みで高く評価されたことが窺えます。Tetsuo's TeamのBLKは第12週終了時点でリーグダントツの首位306本であり、この時点で唯一の300BLKオーバーでした。このトレードは、その強みの一角を手放すトレードとなったわけですが、ミッチェルロビンソンを手放してもまだ手許にはパイナポーやブルックロペスが控えており、Tetsuo's Team的には一人欠けても余裕でBLKを稼げるという計算が立ったのではないかと思います。

女なの勝たせては同時期にBLK11位と低迷してはいますが、3PTMは6位、3PT%は7位と優秀なシューターチームであるので、相互に弱点を補い合うWin-Winのトレードだったと評価できるでしょう。とはいえ、トレード後の勝敗については、第3ピリオドの最後だったので、その効果が目に見える形になるのは第4ピリオドということになるでしょう。

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2018年12月23日 有料設定を変更しました。記事内容は無料にてご覧いただけます。記事を読まれた上でご購入いただける方は、100円にてご購入をお願いします。

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