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【NBA】2019 #KKFantasy Review (2)

おひさしぶりです。Kaeru Kingdom Fantasy(以下、#KKFantasy)コミッショナーのカエル王でございます🐸                   第2回レビューもいつもどおりの遅筆ペースで4週1ピリオドとしてレビューを書いていきたいと思います。構成はリーグ概観、チーム戦評に加えて、トレードレビューと入れ替えて新しいコーナーを設けましたので、最後までお楽しみいただければ幸いです。

【1.#KKFantasy 第5週~第8週順位変動】

※第8週終了時点のスタッツランキング

第1ピリオドを東西の首位で終えたNoBAusaと我が軍は順位平行線のまま。我が軍も必死で追走しているものの、NoBAusaは第1週~第6週まで連続二桁勝利を収めてゲーム差をどんどん拡大させて逃げていきました。ちなみに、昨季はFOREVER 23の強さが際立ったシーズンでしたが、第8週終了時点での成績を比較すると、以下の通りとなります。

2018 FOREVER 23:80-36-4                     2019 NoBAusa:84-36-0

つまり、現時点で #KKFantasy の最高勝率を残したFOREVER 23を超えるペースで勝ち進んでいることがわかります。どうりで必死に追いかけても手が届かないはずです…。

次に目をそれ以降に転じると、順位の乱高下が激しく、たとえばGabumon'sは第5週時点で6位だったのが第8週では11位にまで急降下しています。そんな中で、第2ピリオドの間に右肩上がりの勢いを示したのが、at_sushiとmichael porter jr。また、上下動しながらもPO圏内に留まったのはB.peenatsとDeros Mavericksでした。これらのチームは上位であればあるほど、スタッツランキングを見てもわかるとおり、複数のポジティブスタッツに強みを持っていることがわかります。

一方、下位を見るとポジティブスタッツでも各部門の下位に沈む一方で、ネガティブスタッツでは「優秀」な順位を得ています。特にMINの弱さはチーム順位の低さと比例していますから、下位でテコ入れを狙うチームは、まずMINを立て直す補強が必要でしょう。

そんな時に便利なのが、第2ピリオド中に新設された上掲の試合数カウンターです。これを参考に試合数で優位に立つ補強を行い、MINなどを上積みしていきたいものです。ちなみに、試合数カウンターは現在のマッチアップだけでなく、将来のマッチアップでの試合数もわかるようになっています。このようなツールを活かし、不振のチームは上位進出へのきっかけを掴みましょう。

※第2ピリオド各週モーメント


【2.チーム別各週レビュー】

①The Kingdom

第8週終了時順位:2位(76-39-5)

※第8週終了時点のロスター(平均スタッツ)

第6週に今季初の黒星がついてしまったのものの、2つの二桁勝利を得て上述のとおり西の首位にして全体2位を守り抜きました。その敗れてしまった第6週でハリスが離脱を強いられる怪我を負い、それ以後もハリス再故障でウィングの主力を欠いた戦いとその穴埋めが課題として突きつけられています。第8週はうまくFAでの補強がはまりましたが、もう一人の主力デロ山に3ptがないという欠点を補う存在であったハリス不在はチームスタッツの3ptに慢性的な影響を残しています。

エンビーとデロ山の力でFTM1位、FT%でもデアンドレがキャリアベストの確率を維持してくれているおかげで7位に位置し、概ね得点関連部門は良好ではありますが、3PTMが13位、3PT%に至っては16位に低迷。さらに第2ピリオドの間に4TECHを数えた週が2つもあり、こちらも15位に沈んでいます。全体の順位ほど内容はよくないのではないのかという点が次第に明らかになってきた第2ピリオドであったと思います。

②at_sushi

第8週終了時順位:3位(71-47-2)

第1ピリオドで今季シーズン開始後の初トレードを行い、万全の状態で第2ピリオドに入ったat_sushiは、4連勝に加えて2度の二桁勝利を収め、全体3位に大躍進してきました。上掲スタッツランキングに見えるように、各部門の3位以上の保有数はNoBAusaと我が軍よりも多く、数の暴力でいえばリーグ随一の凶暴さを持っているようです。その数の暴力の基礎であるMINが1位で優秀なのは、ロスター内に複数のポジションをこなせる選手が多いことが要因でしょう。ルビオとエイトン以外はみな兼任可能な選手が揃っており、この柔軟さがMINを上積みする上で追い風となっていることが窺われます。

また得点力はat_sushiの最大の武器ですが、特に第2ピリオドのPTSは狂ってました。4週間すべてで500PTSを超えるだけでなく、第6週では619PTSで相手をフルボッコにしてしまいました。ちなみに、第1ピリオドではNoBAusaの得点力に注目しましたが、NoBAusaですら第8週で467PTSに落ち着き、4週間すべてでの500PTS越えは成りませんでした。順位とスタッツを併せて考慮してもat_sushiこそが第2ピリオドにおいて最も成功したチームといえるでしょう。

③B.peenats

第8週終了時順位:4位(70-47-2)

猛威を振い、上位を脅かすat_sushiの躍進の陰で、第2ピリオドを4位で終えたB.peenatsの動向も見逃せません。第8週終了時点での勝ち星を見てみると、ほとんどat_sushiと変わらない成績で4位につけていることがわかります。さらに第2ピリオドで上位である我が軍とNoBAusaを破って4連勝を達成しており、ここにも上位にとって油断ならない相手がいると言っても過言ではないでしょう。上位陣ですらこの躍進を止められなかったので、当分の間は下位との対戦が続くB.peenatsがここから多くの勝ち星を稼ぐことは間違いありません。上位陣は勝ち星を落とせばB.peenatsが迫ってくるため、むしろ形勢的には風下に立たされているようなものでしょう。

さて、B.peenatsの強みを見てみると、ポジティブスタッツではREB12位以外すべて各部門リーグの上位に位置しており、高い安定感があることが見て取れます。中でもASTとSTが1位を得ており、今季のAST王候補ラウリーとMIP級の活躍を見せるフォックスがその原動力となっているようです。ドラフトにおいてラウリーはチーム2位の指名を受けてその期待に応えている訳ですが、フォックスはチーム10位、全体160位と最下位の指名だったにもかかわらず、これが大当たりとなっていることがわかります。ドラフトといえば、1位よりも中位以降がむしろ当たりくじのように考えられていますが、ドラ1を引きつつ、いまのところ下位指名でも成功を収めているB.peenatsがドラ1→RS首位→優勝を達成できるのか気になるところです。

【3.同情するなら策をくれ(仮)】

先日運営上のツイートの中で上掲のとおり呼びかけたところ、早速献策があり、その策を紹介し、どのような狙いだったのかを検討してみたいと思います。

(1)FOREVER 23の現状

①ドラフト上位で指名したCP3、バートン、ミルサップ、ホーホーホが相次いで負傷。

②ロスターに設けられたIL枠2つでは怪我人が収まらず、選手層を圧迫。

③主力ビッグマン不在の影響が大きく、FG%14位、REB16位に低迷。

チームの現状を概観すると、ざっと以上のような問題が見えてきました。では次に回答者に指名された2チームからの献策を見てみましょう。

(2)回答者の献策

①BUTAKUMANMO's

この献策は、③についてのテコ入れという意味合いがあるかと思われます。またBOSのホーホーホが抜けた穴に同じチームのロバート・ウィリアムズが入ることから、試合数などを勘案する上でBOSベースで考えられます。スタッツ的にはどうかというと、シュート本数は少ないが確率は良いため、低迷するFG%に対して若干の効果がありそうです。

とはいえ、スタッツ的なボリュームを望むには力不足という気もします。従来のファンタジーのFA市場では、Cの穴埋めにビヨンボやヘンソンが頻繁に起用されてきましたが、今季ビヨンボはCHAでローテ落ち、ヘンソンは遂にトレードに出されてその後プレイしていません。つまり、Cの穴を埋める上で今季はやりくりが難しいことが、BOSローテでも末端であるウィリアムズの名前を挙げる状況を作っていると思われます。

②CaptainKirk

今季CHIは怪我人を抱えた状態で開幕を迎え、ポーも欠場者の一人でした。その後復帰しましたが、再び負傷し離脱を強いられています。そのローテの穴にジャバリを勧めたのが以上の策です。ボイレンHCが指揮をし始めたことで、ジャバリはローテ落ちの状態ですが、怪我人が出てしまえば事情が変わるかもしれないので、それに賭けた策ということもできるでしょう。丁度、ポーが復帰しジャバリがローテ落ちしたことで、Femount'sはジャバリを放出し、その策を取り得る状況にありました。

しかし、ポーが再離脱したとしても、ボイレンHCが再びジャバリの名を呼ぶことはなさそうです。ORL戦に4分間プレイした後はDNPの状態が続いています。さらに、FA獲得に素早い動きを見せるMTAKUが既にジャバリを回収してしまいました。したがって、次の手を考えるべきでしょう。

以上が今回の献策でした。個人的には、(1)で挙げた①と②について回答者両者ともにノータッチだったのが意外でした。怪我人がIL枠に収まらなくなった場合、ロスター内の健康を取り戻すため、積極的に末端の選手から入れ替えるべきというのがテコ入れの第一歩という気がするので、今後のFOREVER 23がどのように現状からの挽回を目指すのか注視していきたいと思います。

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