『ありのまま、あるがまま』に自分らしく
『ありのまま、あるがまま』…。
二つの言葉はとても近しいのだけれども、それぞれの言葉の
意味を紐解いていくと意味は微妙に違っています。
ありのままとは「自由」のこと。
自由というと勝手気ままとかわがままと捉えられることもありますが、
本当の自由とは「自らに由(よ)る」「自らを由(よ)し」とするということ。
他人に頼らず、本当の自分の声に従って行動する自分自身を頼って生きることです。
他人の目を気にしたり、空気を読みすぎたりしないで自分らしく生きることです。
過去の自分をどんどん脱ぎ捨てて、本当の自分に還っていく。
新たな自分に変化するのではなく、本当の自分に気づき還っていくことです。
一方の「あるがまま」は、こちらは自分らしく、というよりは自分の外側にある人間の作為のない「自然」に身を委ねる自分を手放して、自然の流れに任せる感じです。
自然とは本来「じねん」と読み、「自ら然(しか)るに」つまり自我(エゴ)や執着を捨てて自然に、自然体で生きることです。
本当の自分の声に従い「ありのままに」生きるという軸とその自分を捨てて「あるがままに」生きるという二つの軸があり、この一見相反する生き方を自らの意思で自在に使い分けて生きていく。
ありのままに、あるがままに生きるということは。「自分らしく、自然体で生きる」人生のたいていのことはなんとかなるもの。
大丈夫、心配はいらない。
煮詰まった時は、肩の力を抜いて一呼吸入れて気楽に生きてみます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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