1月のヘルパー学習会

寒い!!
…朝晩に加えて日中も寒い日が続き、
巷では大寒波の足音が迫って、あちこちで凍結対策が呼びかけられています。

そんな寒い寒い年明け最初のヘルパー学習会の議題は「接遇とマナー」「身体介護の基本」の2本立てでした。

「接遇とマナー」

対人援助を基とする介護職にはコミュニケーション技術が欠かせません。コその技術の1つに「笑顔」があります。
「笑顔」は人に安心感を与えますが、コロナ禍ではマスクで顔の半分が隠れてしまい、相手に表情を伝えるのが難しくなくなりました。
しかし、「目で笑い」笑顔を表現して、「声色の変化」で感情見せると、マスクの下の「笑顔の表情」を相手に伝える事が出来ます!

学習会の様子(1)

①身だしなみ
②あいさつ
③表情
④言葉づかい
⑤態度・動作

接遇とマナーの講義では5つの観点から、「明日から実践できる」実用性に富むお話しを伺いました。それぞれの職員から訪問時に気をつけている各々の接遇ポイントが上げられ、心温まる事例の紹介もあって、寒波の中でも身体がぽかぽかになりました。

「身体介護の基本~着脱~」

「身体介護の基本」というと広義ですが、今回はその中の「着脱の手順」についてです。
前半は「聞く」学習会ですが、後半は「動く」学習会。

学習会の様子(2)

腕の拘縮(関節が固まった状態)のある利用者を想定した着脱介助の実演を見た後、グループに分かれて職員同士で着脱の演習を行いました。
普段介護をする側の職員が、逆に介助される事で、介助を受ける側の気持ちを知る事ができます。

「腕を通す時の手の支え方」
「認知症高齢者に不快感を与えない方法」
「わかりやすい声のかけ方」
「ズボン着用時のひと工夫」
「立ち方や座り方」

等といった各職員が現場で凝らしている工夫を、それぞれが体験して、お互いの技量を確認し合いました。



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