あいこん

告知 コミックマーケット97 作家でゲスト参加しました

同人誌なるものに寄稿なるものをしたため告知です

コミックマーケット97 12/30(月) つまり3日目
西H-39b サークル名「ポジ」にて頒布される友人R氏。の創作本新刊にショートショート(短い小説)とイラストを寄稿させていただきました!!

R氏の二度目のコミケ参加と新刊の誕生おめでとう。そして同人誌に俺の作品が載るのははじめて。うれしい。
C95に出た既刊の続きみたいなところあるから、今回が初見の兄貴は既刊と2冊手に入れよ。

なんの本?

せっかくだから今回の創作本についてさわりをかく。

作品名は「blueblood」。

─絶滅の危機に瀕した人類。その原因であるAIはやがて贖罪として、彼等の再生を目指すようになった。“培養装置(インキュベータ)”と呼ばれる人類再生装置を創り、データから再構成した人格を仮想現実に住まわせ、その発達を見守る計画。そんな培養装置のひとつ、21世紀の文明社会を再現した都市「イズリートインゼル」。世界に発生し続けるバグ“不具合存在(イレギュラー)”と、それを狩る異能の不死“調整者(レギュレイター)”。真実を求め嘘に満ちた世界に抗う者達の記録(ログ)───みたいな感じ。

※自分の言葉で書いたため誤りがあるかもしれん

タグとしては
・SF/ダークファンタジー
・サイバー世界
・異能バトル
・異形/人外
・エロ
・グロ
・リョナ

といった感じ。「うちのこまとめ」という世界観wikiを作れるサイトでいろいろ読めるので気になったら彼のページを見よう。pixivにキャプション芸ショートショートなんかもあるからそれらと交互に読んで掘り下げていけ~?
俺の推しは新刊読めば理解るよ

さっきも書いたけど、今回の創作本「blueblood MANKIND MATERIAL」は2巻目。世界観紹介からイラストにストーリーまでドッと詰まっている。
ウン十ページもあり中綴じではなく無線綴じになっているため背があって重い。これはすごいことなんだ。
去年1巻を読んだとき、カロリーもさることながら読み物としての完成度もナチュラルに高いので「これマジ?初同人初コミケに対してカロリーがデカすぎるだろ…」と怒り(ライバル心)すら芽生えたのも無理からぬ話だ。お前もしかして強くてニューゲームか…?と思った。侮るなかれ。皆も新刊を手に入れ、作品づくりたるエゴの塊に共にガツンと殴られよう。よろしくねー。合掌。

以上告知と宣伝でした

自分のかいた本編がnote化しました↓こちら


日記:クリエイターについていくって何だろう?

あけおめ(先行入力)

2019年版のロゴが3Dだったから3D化すると思ってたのは俺だけじゃないはず。実を言うと少なくとも作るつもりでありましたがblender重いのか起動すらできなかったり他のことの方がモチベがあってやりませんでした…


で本題。

お~いいなぁ~と思った作品を知ってまもなく、それを描いている漫画家の方からサインを頂ける機会が以前あってな。俺はその時感極まって「一生ついていきます」と言ったんだ。
もちろん漫画はとても面白かったし、その人の創作性?その漫画を描く目的とか、そういうのがとても支持したいと思えるものだったから、嘘をついたつもりは無い。けどその後、特にその人の最新話や情報をアクティブには追わなくなった。新刊を買ったりはしているんだが、だいぶ後になってから「あんなこと軽々しく言うもんじゃなかったな」なんて罪悪感が沸いてきたにせよ、だからといって謝罪などするのは意味不明だし、そのままフェードアウトしてしまった。

ていうか、クリエイターについていくって何だろう。

あの頃はそれまでに行っていたガンプラやニコニコへの動画投稿がすっかりスランプに陥り、平行してそんなことを考えてはモヤモヤしていた。消費者としちゃ単行本を買い、公式Twitterをフォローしハッシュタグで感想と宣伝のツイートをするのがベストだろうし、それ以上のものは関係者でもない限りやりようがないと思う。
俺一人が応援したところで変わらんだろという気持ちも少なからずあったが、こんなのは自分は消費する側でいいやとか、クリエイターから遠い距離の客でも別にいいやと感じて生きている人の無意識的な意見でいい。一人ポジティブな評価をくれるだけでクリエイターにとってはすごく励ましになるはずだ。これは動画を上げたりしていた経験のある俺もわかっていた。なのに俺はそれを怠った。そんなことをぼんやり思い出す。なんだか子どもの頃からの夢を諦める選択をしたあとの人生を送るような、じんわり嫌な感じがした。

そんななか今回あのムーミン男の創作本に数ページつき合わせてもらった。
俺は正直言うと「なんか書かせてくれ…お前の作品面白いし、個人的には藁にもすがる思いでクリエイターのかけらでありたいから、実績とかこういう体験も欲しいんや(自分本意)」と思いつつなかなか自分からはうまく言えずにいたところ「なんかかいて」とごくフランクに先手を打ってくれたので本音を漏らさずに済み、かなり入念にふた月ほどかけてかいた原稿を平静を装いながら送った。
はじめは小説書くよと大言壮語を吐いていたんだが、5000字を超えても依然としてつまらないものになってしまい、遂には100字程度のクソナガキャプション(笑)になった。このことを相談したらそれも一度くれと言ってくれたのでダメもとで送った。ほどなくして、俺とムーミンのDMの履歴はモーツァルトのセクハラ怪文書のようになった。

当日だか次の日、本人に通話で「お前の今回書いたこれ、こういうところがめっちゃいいよ!!」と言ってもらえたとき、めっちゃ元気が出たのだ。その頃はまだ設定がガバガバで段落ごとに別世界、オチもできていなかったので「ページ設けるからもうちょっと書き直してみ」と言ってくれた。数回推敲に付き合ってくれた。

先日最終稿になるものを送ったあと、「確認した これで行こう」とだけDMが来た。完成した。やっぱりこれがアイツの本に載ることになるらしい。実感がない。R氏の本を手に入れた人があれを読んだら、どう思うのだろう。また僅かに居るネットの知り合いが俺の作品を読んだら、何を感じるのだろう。この恐怖とも呼べる感情をワクワクにできるようにしなければならない。本を入手して、持ち帰ってからなにかいいことに気付けたらいい。

今回見せた原稿の行く末を見て俺は「あ、俺にできるクリエイターへのついていき方ってこういうのなのかな」となんとなく思えた。話したがりで作りたがりな自分のありかたからは逃げられなくて、それでいて作るのが、試行錯誤をするのが楽しくて、やっぱり俺は作る人で居たいと改めて感じている。

追いたいものがあったとき、何が相手でもきちんと追えるオタクでありてぇなぁ─────
この寄稿体験はそう考えさせられる出来事だった。そんな機会を与えてくれたことに関してもありがとう。

それと、活動の場に何かを残す、参加する。そういった行動は上手くなってからやるものじゃない。やりながら上手くなるんだろうな~と身を持って感じている。恥ずかしくないぜ!待て、もしかして先人達が恥ずかしくなくするようにしてきたのか!俺達はその土壌の上に立っている!!

だから、noteにその思いを打ち明けておく。
これから行動を起こしたいと思っている人が居るなら、どうか勇気を出して欲しい。生憎、人生どうやら一度きりらしい。その勇気、ぜひ挑戦のために使ってみてくれ。そういうわけで、今回の参加が誰かの勇気のきっかけになればいい。
皆の健闘を祈る。

─じゃあな。

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