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今更エヴァンゲリオン初見感想20話~24話

初見でエヴァンゲリオン観始めた人の感想も佳境に差し掛かってきました。メインキャラクターはどんどん破滅の一途を辿り、夕方ロボットアニメがだんだん作者の精神分析とカウンセリングに移行していくのを感じます。

前回はこちら↓

20話 心のかたち 人のかたち

あらすじ:前回暴走した初号機は動かなくなり、乗ったままのシンジ君はLCLに溶けて出てこなくなった。ネルフはシンジ君のサルベージを試みるも、デストルドーなシンジ君は自分の精神世界の中で延々と自問自答を繰り返し帰ってこようとしない。

R18音声レビューします。間違えましたエヴァ20話の感想書きます

なんだよ最後。最後だけじゃねえよ途中もだよ。ほんとにこれ夕方に放映したの?正気か?そこ以外もめちゃくちゃだよ

今回なんだよこれ…
R18音声じゃない部分はほぼ電子ドラッグじゃねえか…これ…何を感想として書けばいいんだ…?

三石さんがこんな仕事をしてたことを知ってる世界線の人は、三石さんが登場するたびに「三石さんはこんな仕事をしてたよな…」って思いを馳せながら25年ぐらいの時を生きてきたというのか…?25年もそのことを知らずに様々な三石さんキャラをのうのうと見て生きてきた俺は…

ED曲のアレンジがラブホで流れてそうな雰囲気になってて笑った

生命のスープ…

ハガレン的な感覚で捉えてていいのかな。シンジ君を構成してた成分(原子)はそこにあるので理論上は再構築できるって

定期的にLCLに浸かってる綾波は…そういや先週俺でも知ってる「私が死んでも代わりはいるもの」を言ったな…

ユイさん…ユイさんも過去に溶けたのか…?
10年前にリツコさんのお母さんが立ち会って失敗したというサルベージ作戦は、対象ユイさんなのかな…ユイさんは溶けてしまって、魂的なものは死んでないが人間としての在り方を消失したとか…まあ次回予告見る限り次で明かしてくれそうな気がするなこの辺は

「デストルドー」で精神分析が作品に通底していることを確信した

デストルドーだって。めっちゃフロイトじゃん
やたら母とおっぱいとセックス強調してくるし、庵野めちゃくちゃフロイト信者じゃん
3,4話の段階で見抜いてた俺見る目あるわ

デストルドー死にたいシンジ君に「生きたい」と思わせたのは身近な女とエッチしたい欲でありママのおっぱいの記憶だったという

ミサトさん、シンジ君にとっては母性の象徴で物凄く重要なポジションなんやな…(日常生活ではそんなにお母さんっぽいことしてないけど…)
帰ったら説教ねとか言いつつ実際帰ってきたら抱き締めて大泣きした辺りで母の無償の愛ポイントを大きく稼いだか…実の母のおっぱいを連想させるほどの母性を…

カウンセリングの勉強したの数年前で、いま手元に本とかも無いからうろ覚えだけど…
精神分析ってその考え方とかを基礎理論みたいな形で参照することはあれど、現代の精神医学の現場ではほぼ使われてないし、個人的にはどうしても非科学的なカルトじみて見えちゃうんだよな…

サブタイトルが…

サブタイトル、WEAVING A STORY 2:oral stageですってよ。oral stageはフロイトが提唱した発達理論の「口唇期」のことですわね。リビドーの発達段階の一番最初で、おっぱいが吸いたい欲のことですわ。
前述のとおり精神分析のことはそんなに信じてないのでフロイトの発達理論の話は正直「あ、ふーん」て感じですわ。

でもなんで「WEAVING A STORY 2」?2って何?口唇期はフロイトの発達理論の一番最初の段階だけど…この作品的には産まれる前とか産まれる行為自体が1だとでも言いたいのかな…分かんないや!

シンジ君の拒絶の力が世界をも滅ぼしそうなレベル

今まで何度も触れてきたけどシンジ君は相当に他者拒絶の力が強くて、それは生命のスープ状態からのサルベージを拒絶するほどなんだな…
ここに来て「想いの力が現世に物理的な作用を及ぼす」的な、まあ類似例で言うとサイコフレームみたいな…のが出てきたので、シンジ君ガチで世界を滅ぼしかねない

シンジ君の内的宇宙パート、電子ドラッグそのものじゃねえか
過去回の映像と新旧入り混じる音声ををデタラメにミキシングするの、ゲームとかでは何度か見たことある演出だがもしかしてこれが祖なのか?
ヨコオ作品でよく見るこの手法、エヴァのパクリだったわけか…逆方向から線が繋がっていく感覚…

なんだろう、例えばATフィールドとかも…シンジ君が最強なのってその強烈な拒絶の具現なのかって感じもするし…
敵は殺す!他者は僕を傷つける!つまり敵!みんな消えろ!みたいな衝動がもし初号機経由で発露しちゃうと全人類を生命のスープに溶かしたりしかねない…サードインパクトってそういう?

他のキャラの話しよう

加持のポジションが未だによく分かってないんだが、鳴らない鈴なのか?
ゼーレ側の人間でネルフを監視する役目があるがゲンドウに肩入れして…るわけでもないがとにかく何らかの真の目的のために抜け目なく全方位に二枚舌外交してる感じ…?リアタイで理解するのむずいわ…

アスカ、もうコンプレックスの塊になってしまったので今後さらに功を焦ってい完全に破滅する未来しか見えない…だって話数が…
功を焦るアスカが周りの叱咤激励を受けて冷静さを取り戻し、汚名挽回して自分の真の強さにも気づき大きく成長するエピソード!なんて挟む雰囲気もうどこにも無いやん

シンジ君の肉体が戻ってきた過程でも、アスカの扱いそこまで高くなかった…キスまでしたのに…シンジ君がエロ妄想する身近な女3人のうちの1、ぐらいのポジションでしかなかった…切ない
綾波の方がまだ特別感があった…

「男の子だったらシンジ、女の子だったらレイ」うわあ…ゲンドウがレイ好きなわけだ…レイって名付けたのゲンドウなんだろうな…娘同然というか娘だと思って接してるんだな…うッわ…シンジ君からしたら本当に知ったこっちゃない話なので本当に可哀想

やっぱり生命のスープからの復活におれの意識が持っていかれてる

いやー、シンジ君が一回溶けてまた元に戻ったの、バイオセンサーとかサイコフレーム的な「それやっちゃったらもう魔術だよ、オカルトだよ」感ない?(伝われ)

※バイオセンサーが搭載されたZガンダムは最終話付近で死者の思念みたいなものをイタコめいて呼び寄せ始めたり、ビームサーベルがなぜか超巨大化したり、機体がなぜかピンクに光って敵の銃撃をバリアめいて無効化したり、敵の機体がなぜか一切動かなくなったりと、SF考証ガン無視の完全なるオカルト殺法を連発した。
※サイコフレームは、よく分からないけどアムロに赤ちゃんの声が聞こえてνガンダムが虹色に光って単騎で隕石的なものを押し返した。

SFなんてハナからフィクションの空想科学なんだからオカルトも糞もないんだけど、こう、いよいよロボットアニメの一線を越えた感じがした

あ、R18音声レビュー書いてなかった…

その…エロアニメというより、AVとかに近い…かなりガチめな演技でしたね…ふう…
前回の次回予告で「なんかこのゴミ、コンドームの包装みたいに見えてしまう…俺の目は汚れてしまってる…」とか思ってたのにあの反省の念を返せ庵野この話もう終わり終わり!

今の今まで音楽の感想を全く書いてなかったことに気づいた

使徒が出てくるとちょいちょいゴジラみたいな重低音中心の曲流れたり

(3:29から)(この曲めっちゃ好き、大好き)

ヤシマ作戦でめっちゃ聞いたことある例のブリーフィングの曲が流れて大興奮したり、
影から自力脱出した初号機のシーンでこれまた聞いたことあるカッコイイ曲流れたりで、音楽に関してはだいぶ興奮してます

(これ超ビビった、震えた)(バラエティ番組でしか聞いたことなかった)

しんみりする会話シーンではED曲のアレンジも結構使われてますね。ED自体もしょっちゅうアレンジされるし、もしかしたら地味に一番擦られてるフレーズなのか?

電子ドラッグが始まると曲もそれ系のヤバそうな奴が流れ始めるのが余計脳に良くない

これまた順番が逆ですがシンゴジラでは放射線流のシーンの曲(Who will know) で涙が出てしまったんですよね
映像のエグさとあまりにかけ離れた美しすぎる音楽から、ゴジラに神々しさを感じてしまってなんか泣いてしまって
で後日サントラ買いに行ったぐらいには気に入ったので鷺巣さん好きなんだと思う

これが源流…と思いながらエヴァの劇伴曲を聞いてる

21話 ネルフ、誕生

あらすじ:ネルフ誕生秘話。セカンドインパクト前、冬月はかつて一介の大学教授で、優秀なゼミ生のユイや胡散臭く擦り寄ってきた学生ゲンドウの面倒を見ていた。しかしゲンドウとつるんでるうちにどんどんキナ臭くなってくる。セカンドインパクト後、ゲンドウが所属していた謎の組織ゼーレと、第三東京市の地下で研究などをしていた謎の組織ゲヒルンが合流する。

げっげええ〜〜ゲロゲロ〜!リツコさんのお母さんがゲンドウと不倫してたのをリツコさん見てたの〜〜〜!!おげぇ〜〜〜!!🤮🤮🤮🤮
大人どもの人間関係を総ざらいしてくれる回だった。全然掘り下げが無くて何者なのか一番掴めなかった冬月が遂に主役に

冬月とゲンドウ、元はと言えば大学の教授と学生か…

師弟関係で弟子が糞みたいなことばっかりするけど恩師が優しすぎてなんだかんだ縁を切れないやつ、明治とか大正時代の文豪にいそう

ゲンドウ、学生運動のリーダーみたいな人間性なのかな…こいつこそが真のアジテーションの天才なのか…冬月もなんだかんだ15年一緒にいちゃうほどの…
ユイさんにも多分最初は利用しようと思って近づいたんだろうし、リツコさんのお母さんにもモテるし、シャアみも若干あるな

どう見たって胡散臭いし、いけ好かないし、犯罪者の顔してるのになぜか人を惹きつけてしまう…カリスマ…それで社会や世界を滅ぼしつつ自分だけはノーダメージでいる…げえ〜…

誤算だったのはユイさんに思いのほかガチ恋したこととそのユイさんが事故で死んだことだろうな
それからおかしくなってしまったように見える(元々悪い顔してたけど)

単に死んだだけならまだしも、やっぱり溶けたんだろうなユイさん…それで初号機と一体化した?こっから全ての歯車が狂ったのかな…

この辺から少しゼーレの話も

人類補完計画委員会はその後でできたっぽいな。誤解してたけどゼーレと委員会は別組織だったのかぁ?ゼーレは元々なんなんだ?カルト組織?学生運動組織?

死海文書、ノストラダムスの大予言みたいなやつ?かなり昔からあって、ゼーレは昔からその通りにやってるっぽいね。セカンドインパクトもゼーレの手で意図的に引き起こされた…?

ゲンドウの目的はユイさん?

ゲンドウはユイさんが消えてから、死海文書のシナリオからも外れた行動を取るようになった(バレないように)っぽいね
ユイさんを生き返らせたいのかな…それともユイさんと同じ世界に行きたいのかな…いずれにせよ未練タラタラで再会したい感がある、というかそれぐらいしか動機が思いつかない
シンジ君が元に戻れたんだから、ユイさんも通常の死に方したわけではないなら復活できそうな気もしなくもない

ゲヒルン?とかいう前身の組織があってネルフになった

ゲンドウが他人行儀な感じだったから元々ゼーレとは無関係な組織だったのか…?
ゲヒルンは見た感じ研究者と技術者の集団ぽかったが、2015年時点のネルフのあれだけの戦闘指揮能力はどこから身につけたんだろうな…

リツコさんはゲンドウと不倫してるとほぼ確信してたのでここで一度混乱する

俺はリツコさんがゲンドウと不倫してると思っていたが不倫してたのはお母さんの方だったなんて…
綾波を見る目は、賤しいどころか殺意全開だったのか…?
でも、ならリツコさんはなぜネルフやってるんだ…?何が目的なんだ…寝首でも掻こうってのか?それとも罪滅ぼし?

各キャラの話

ミサトさん、結構過酷な幼少期を…
ドイツに赴任って、アスカとはそのときから接点があったのか?
次回予告が完全にアスカ破滅回って感じだったけど…するとミサトさんが出会った当時のアスカも、軟禁されて失語症だったかつてのミサトさんに近い境遇で、何らかのシンパシーを感じてる、とかはありえる

この作品、わりと似たり寄ったりなパーソナリティのキャラが固まってるのね
全く同じではないけど複数のキャラが色んな組み合わせである程度共通項を持ってる
アスカとシンジ君は親からの承認欲求に飢えてて自己肯定感0なところが似てるし、アスカとミサトさんは幼少期の過酷さとそこから誰にも頼らず生きることを覚悟したところが似てる

それぞれが庵野の分身のような感じがするな…

再びゲンドウと冬月の話

ゲンドウ途中から冬月のこと呼び捨てで呼ぶようになったの失礼すぎるだろ。ほんまこいつ素行不良なガキじゃねえか中身が
冬月は…元々ただの教授で…多分ユイさんは優秀なのでお気に入りで、ゲンドウのことはいけ好かない奴だと思っていたがほっとけなくなり…ズルズルとこんな秘密結社に…
軍人でも権力者でもなんでもない、ただの知人、お世話になった先生か…だからずっとネルフ内での冬月の存在に違和感があったんだなあ

最終的には暴走するゲンドウを止めたいのかな…この人だけは(今の所)正義感と責任感の強そうな大人に見える…
(今の所)ってつけないとこの作品にはすぐ裏切られる

おまけ

あ、そうだ、今までずーっと感想を書く段になって忘れてたんだけど、
S2機関ってなんだよ
だいぶ前からずーっと擦りやがって

ロリレイ、あのファッション何?あの服かなり高いで。あの世界にアマゾンが無いならゲンドウが店舗で買ったのでは…ふっフフっ!

22話 せめて、人間らしく

あらすじ:ハーーレルヤ!ハーーレルヤ!アスカは汚されてしまった!

アスカェ…やはり恐れていた事態が起きた…もう二度とハレルヤを真っ直ぐな目(耳?)で見れない
リアタイエヴァ視聴者は25年もハレルヤ精神汚染された状態で人生を歩んできたんだね。テレビとかでハレルヤ流れるたびに汚されてしまった!してそう…僕もこれからきっとそうなる

遂にアスカの生育過程が明かされました

間違ってたら訂正してほしいんですが、
「接触実験」の結果アスカ母は頭がおかしくなり(それはE事件?と呼ばれるようになり?)、精神病院にぶち込まれ、
アスカ父は秒でアスカ母を捨て担当医の女と再婚、アスカ母はアスカと無理心中を図ろうとしたがアスカは助かりアスカ母だけ死んだ…ってコト!?

(見返したら、アスカ母はアスカだと思いこんでいる人形を首吊りで殺し、そのあと自分も首吊って死んだんだな?)(彼女の中では無理心中したことになっているが本物アスカは何もされていない)

そうなる前からアスカ母は研究に没頭してて家庭は元々あまり機能してなかったと見える
セカンドインパクトのときにデキた子どもでしょ…まともな幸せ家族計画のもとに授かった子なのかも分からんね
家庭崩壊数え役満じゃん。カウンセリングの教科書にもこんなクソデカグラビティケース出てこねえよ

アスカのパーソナリティが気になってしまう

こういう子、親からの愛が致命的に欠けてるので自己肯定感0で育って何事にも無気力だったり流されるままに生きたり他者からの愛を全く受けつけなかったり、要はある程度シンジ君みたいな感じにもなりそうなもんだが、
どこでこんなに高飛車なツンデレに育つ要素があったんだろう…ミサトさんと加持…?

あ、シンジ君は愛が分からないわけではないよ。お母さんのこと好きだし、お父さんのことも嫌いというより認めてほしいって感じだし
見た目上の無気力な若者っぽさのことね

アスカを突き動かしてるのはなんなんだ?フロイト的に考えると母に捨てられたという根源的恐怖が一生付きまとってるみたいな?

新しいママのことは、まあ嫌いなわけではなさそうだが、産みの親の方をずっと引きずってて好きになれないんだろうな
これは典型的なトラウマだな…?
ちなみにトラウマの概念を提唱しトラウマという用語を当てはめたのはフロイトだ、俺は詳しいんだ

わざわざ生理のシーンを入れる

でもこの育ち方したら子育てなんか絶対したくなくなる、なんなら子どもそのものも大っ嫌いだと思う
令和の時代においてこの価値観はまだある程度理解されると思うが、90年代にこんなテーマを投げるなんて…当時の視聴者(男性が多いだろう)はどう受け止めたんだこれ…

母親から絶望的な育児放棄や虐待等を受けて、自分は絶対に母親になりたくないと思う女子…に来る生理がどれほど辛いことか、男の俺は人から聞くことしかできないが、今までの人生でそういう人に何度か出会って話を聞いたことはある
だからR.E.A.L.を感じられるんだけど…夕方アニメにこんな脚本…??

※アスカについては設定が生々しすぎて、というかツイッターには書きにくかったけど個人的なアレコレがあってアスカの生育過程が嫌な刺さり方してる。触れずにはいられないが核心を書けない状態

人形にもトラウマがあり、それで生気のない操り人形のような綾波が殊更嫌いだったわけか
初見から一貫して嫌いすぎてる理由がようやく分かった気がする
シンジ君なんてなんでも言いなりの人形であり、そのくせ自分より才能があり、おまけに愛に飢えてて自己肯定感低い点においては同族嫌悪もあるよな…

汚されたときに出てきた名前が加持さんなの、何?
そんなに好きなの?嘘でしょ…親の名前よりシンジやミサトより加持さんなの…?
そこだけは大変ショックです

使徒の話!

やっぱり来たか精神攻撃…だんだん人間に寄せてくるよな…
ロンギヌスの槍、何もかも分からない。アダムを抑えるために必要とかではなかったのか?あんな大事そうなもの使い捨てていいのか?再回収する方法が…?

あと普通に喋ってるが、ネルフ内で秘匿されてるのではなかったのか…?
アダムのこと、少なくともミサトさんは加持に教えてもらうまで知らなかったが
いつの間にオペレーター陣も含めてみんな周知の事実に…???
ロンギヌスの槍、みんな普通に知ってるし、アダムとエヴァが接触したらサードインパクトガーとか…知ってるの…?
情報共有の具合が分からなくなってきた

急にエヴァを量産する委員会とアスカの捨て駒扱い

やっぱり元々思ってたイメージでのエヴァ対エヴァもありそう…
2号機を失いたくないのは単にかかる火の粉を振り払う戦力を減らしたくないからでは…初号機は大事なので内ゲバみたいなどうでもいいやつは2号機に処理してもらわないと、って…アスカ可哀想すぎる…

リツコさんもアスカ駄目そうだからパイロット変えるかあ〜って消耗品みたいな扱いだし後輩にウジ虫でも見るような目で睨まれとったぞ

アスカ…ここでドロップアウトしなかったってことは、尺的にはまだ責め苦があると思うんだよなああ…アスカ…辛い…

その他

エレベーターのシーンさ、あんまり同席したくない人と一緒に乗っちゃって手持ち無沙汰で無言の気まずい時間が流れるやつ、あるあるなのは分かるけど馬鹿正直にクッソ長い無音の尺で写実的に表現するやつがあるか!笑うわこんなん!!

23話 涙

あらすじ:アスカは完全に戦えなくなり、綾波はモロに使徒の攻撃を食らっていっぱいコミュニケーションされた。相討ちで死んだはずが綾波無事?「私は三人目だと思うから」。ゲンドウは綾波LOVEなので身代わりにリツコさんを素っ裸にして尋問(意味深)の場に引き渡し、ネコチャンまで死んだリツコさんは色々プッツンしてミサトさんとシンジ君に全部ゲロった。

うわああああああああリツコさんやっぱりいいいいいい!!!ゲンドウの横の綾波に向けてたのは殺意マシマシの賎しい賎しい目だったんじゃないですかあああああ!!そりゃあそうでしょうよおおおお!母子揃って本当にどうしようもないなあおいいいい!!こんの女狐ェェェェ!!

21話で予想外の真相を知ったせいで混乱していたがやはりリツコさんはリツコさんだった

綾波のようなものがいっぱい浮いてたのはある程度予想と覚悟できてたことではあるので、俺はリツコさんがやっぱりゲンドウLOVEだったことが一番印象に残っています
何話だっけ、相当序盤でリツコさんがゲンドウにそれとなく色目使ってんだよな、それとなく視聴者に悟らせた作画と演出と声優が凄いです

予想できることと耐えられることはまた別なのでCM明けの「REI Ⅲ」表記はなかなかショッキングですね

終盤に難解な解説台詞がバーって来たよ…

あれ、アダムって人造なの?エヴァは人造アダムのそれまたさらに模倣品ってこと?(そんなような台詞は前から何度もあったけど)
エヴァの失敗作、思ったより数が多いね

ユイさんは消えた…なんだろう、肉体は消滅して意識体みたいなものだけが綾波とか初号機とかに残ってるのかな…
あの世界は虚数空間とかよく分からない超自然SFもよく出てくるし、シンジ君も一回溶けて元に戻ったし、あの世界には魂みたいなものが肉体とは別なところに明確に存在するんだろうな

ガフの部屋、はい、これはもう一旦スルー
リツコさんの台詞に出てくる固有名詞、いちいち拾ってらんないんだよな…(ディラックの海とかヘイフリック限界とかクライン空間とか…)

※ヘイフリック限界とアポトーシスはワイルドアームズ4で聞いたことがあるので分かった。

アスカ…もう駄目だぁ、おしまいだぁ…

優秀なエヴァパイロットでなければ自分の存在価値は無い、見捨てられる、っていう強烈な強迫観念に駆られてたのは最初からそうなんだけど、実際にエヴァパイロット出来なくなってきたらマジで見捨てられつつあるの本当に糞すぎるだろこの組織…

ミサトさんもだいぶダメな大人だよな…

疑似家族の息子に性的なボディタッチするの最低じゃん…

おねショタに見えるとなぜかそんなにおかしさを感じないんだが例えば男女逆で考えてみてほしい。元カノが失踪したから人肌恋しくて自分が保護してる14歳の女の子を慰めるという体で手を握る男、最低だろ

でも俺はだんだんミサトさんやリツコさんも責められなくなってきたんだ

ミサトさんもリツコさんも最低のダメな大人なんだけど…ダメな大人にもそれに至る経緯はあるわけで、この作品はそれすらも生々しく視聴者に開示していくため、

ただひたすら「どうしようもなさ」だけが心に残るんだよな…

あの人ら、言うてもアラサーやろ…アラサーってまだ成熟しきってない…
30の俺は今0歳児の育児をしているわけだが、血の繋がってないメンタル難ありの14歳男女を今から急に育児できるかって言われたら全然わかんねーもん…

突き詰めていくとこの作品の登場人物やそれを取り巻く環境にはそもそも無理があって、どうしようもないんだよ…

恐らくだけど結局ゲンドウが全部悪い

林原めぐみの演技がとんでもねえ

綾波、ユイさん、ロリの綾波、使徒がコミュニケーションしてきたときのやつ、3人目の綾波、どれも演技が違う…
使徒のやつと3人目の綾波がかなり同じ声に聞こえるから、なんか人格に影響受けてないか不安になるな…

カヲル君!?カヲル君だ!?

次回予告にとうとうカオル君(カヲル君?)が!
ゼーレ「使徒は次で最後」次回タイトル「最後のシ者」

……カヲル君、使徒じゃん?

大体合ってたな…(↓14話の感想)

24話 最後のシ者

あらすじ:アスカは廃人になり第三新東京市は壊滅状態になって同級生はみんな去った。一人ぼっちになったシンジ君の元に突如妖艶なイケボ少年が現れ…!?お風呂デート!?初めての夜は一緒のベッドで…!?Freude! schöner! Götterfunken!!

え!?カヲル君が初登場して退場した!ええ!?出番終わり!?たった一話出ただけの人が俺でも知ってる超有名キャラなんですか!?
初登場シーンでいきなりリリンがどうこう言い出してもはや使徒であることを(視聴者に対して)隠しもしねえ!

忘れる前にアスカのことを先に書きます

廃人になっとるやんけ…俺たちのアスカ…ああ…お母さんは首吊り自殺か…
なんで廃墟のバスタブで裸になってんの…自分ちでもないじゃんあそこ…つまり頭おかしくなって街中(廃墟です)を徘徊してたってこと…

パーソナリティ障害っぽさは前からあったもんな…

アスカ母も統合失調症とかパーソナリティ障害とかそれ系っぽかったけど、パーソナリティ障害は遺伝と環境が半々ぐらいの要因だったと思うからアスカもいつなってもおかしくなかったんだよ…
ただ、エリートパイロットであるという自認だけが唯一の心の砦だった…それだけでギリギリ保ってた…

(今にして思えば加持さん加持さんって慕いまくってたのも、加持みたいな男と関係を持っていっぱしの大人扱いされることで心の砦を補強したいという心境かな)(まあロリコンではなかった加持は14歳を相手にしなかったけど…)

シンジ君にしてもそうだけど、結局ネルフの環境があまりに糞というところに話が全て帰結してしまうんだよな…あそこにいるとみんな駄目になる…
ネルフが全部悪いしそれを私物化したゲンドウがとにかく悪いでもゲンドウに誰一人反発しないネルフ職員全員も悪い

リツコさん哀れ

ゲンドウ、もしかしなくてもただリツコさんを利用するためだけに抱いたんだろ…マジで諸悪の根源ポイント稼ぎすぎだろ…ここまでダークカラテカルマ貯められる悪人もなかなか見ない
でもリツコさんの悪行も散々見てきたから同情もしきれないんよな…

リツコさんのお母さんも含めてだけど、これほどの知恵を持つ天才が色ボケなんかで明らかに正義や倫理に反する研究を平然と繰り返すのも終わってるし、
それをやらせる(そのために平気で愛のないセックスをする)ゲンドウもガチで人として終わってる
結婚詐欺やカルト宗教やエグいホストの手法そのもの

でもこの辺の演出に不思議と斬新さを感じないのは多分ガンダムのせいだな…男女のしょうもない愛憎劇が平気で国家や戦争を振り回すのはガンダムで何回も見たから…

奥さんのためならどんな非道も厭わない感じのゲンドウだが

ユイさんがもし浮気とか絶対無理なタイプの人だったらどうすんだ?
仮にユイさんが復活して再会に涙ぐむゲンドウに「お前何人の女とヤッたの?気持ち悪い」なんて言ってシンジ君連れて実家に帰ったらゲンドウがサードインパクト起こしそう

よーし、カヲル君の話をするぞー!

リリンとかリリスとかまた知らない単語出すのやめろよ!あと2話で終わるんだぞこのアニメ!
あの地下の気持ち悪いのはアダムじゃなくてリリスなの?目の前に行くまで分からなかったの?リリスって何?

リリンという単語を「人類」に近い意味で何度か使ってた気がするが、「人間」という言葉もよく使うので使い分けがよく分からない
個のことは人間と呼ぶが種族としての分類がリリンなのか?

カヲル君は使徒、カヲル君はアダムから生まれた、カヲル君はゼーレに送り込まれた
ゼーレは使徒を確保してるのか協力関係にあるのかはたまた創り上げたのか…???
綾波もアダムから生まれた、管制室でも検知されてたし使徒…??
エヴァも使徒っぽいコアあったしアダムから生まれたし使徒…????

使徒が何なのか、人類補完計画とは何なのか、ゼーレとゲンドウはそれぞれ何がしたいのか、この辺りは全然明かされないまま最後の使徒らしいカヲル君が退場してしまった…なんてこった…

一瞬でシンジ君がカヲル君にホの字なの何事か!?

おかしいよミサトさん!

カヲル君、なんかエロいフェロモンでも出してる?薄い本か?あ、だから腐人気が凄いってこと?

一応、綾波もアスカも学校の友達もみんな一気に失って空虚になった心にぬるりと入り込んできた、と説明できないわけじゃないが…

パーソナルスペースガン無視で詰めてきて手も握って愛の告白までしてくるの、カルト宗教とか商材系の勧誘手法と大体同じなので案外フィクションではないのかもしれない…

エヴァの感想書き始めてこれまで「カルト」って言葉使うの何回目だよ。こんな言葉何回も使わせるな!(逆ギレ)

これまで多種多様なパターンで攻めてきた使徒の最終形態がシンジ君に色仕掛けする同い年の石田彰なの、なんというか、使徒が人間の心を理解しすぎててこわい

シンジ君どころじゃなく世界中の視聴者の心を沼に引きずり込んだんやろこの石田彰は…使徒こわい…

なぜか歓喜の歌を口ずさみながら登場するカヲル君も怖いが、
そのあと家に帰りたくないシンジ君が既にカセットテープで歓喜の歌を聴いてたのが怖すぎる

ずーっと同じ曲を無限ループ再生してたシンジ君が…長年連れ添った相棒の歌謡曲を…そんな一瞬でベートーヴェンなんかに鞍替えするなんて…

歓喜の歌の話

歓喜の歌って、歌詞にアダムとイブの話があって結構宗教的だったり、全人類みんな兄弟!みんなで抱き合おう!みんなで歓喜しよう!みたいな意味合いだったりするのね
全人類は生死を超えた先でみんな一つになることを示唆してないか?考えすぎ?

その他

「ATフィールドは心の壁」まあまあ合ってたのでは…(↓20話の感想)

僕は今の今まで非常にあほな認識をしていたんですが、
エヴァ(eve)っていわゆる「アダムとイブ」のイブのことなんやね。カタカナ表記の揺れがあるだけで
アダムがいるならイブもおるんやろーってずっと思ってたけど最初からおったんやん、イブ…なんという無知…

つまり地下のアダムとエヴァが接触したらサードインパクトが起こるとかいうのはアダムとイブが出会ってはいけないという話?
ハレルヤ回で零号機がロンギヌスの槍を取りに行ったとき、地下のアレは実はアダムではなくリリス?なので問題なかったってこと?


今回はここまで!

あとは25話と26話だけね!きっとラスト2話で猛烈に伏線回収していくんだろうなー!使徒とは一体!?セカンドインパクトの真相とは!?人類補完計画により世界は、シンジ君たちはどうなるのかな!?ウワーッ気になっちゃうぜ!(ぐるぐる目)

つづき↓


カフェラテかミルクティー買います いや、カフェラテの方がカラテが高まりそうなのでカフェラテにします