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今更エヴァンゲリオン初見感想9話~14話

エヴァ初見感想シリーズ今回はTV版の9話からです。前回はこちら

なお、ほぼ全てツイッターに書いてる感想を整理しただけのまとめなのであしからず。

9話 瞬間、心、重ねて

あらすじ:使徒が分裂して倒せないので2機のエヴァによる同時攻撃作戦が立案された。息ピッタリ攻撃できるようにシンジ君とアスカのドキドキ☆同居生活がスタート。だがアスカの我が強すぎてなかなか噛み合わない。モーどうなっちゃうの!?

なんかやっと安心して見られる回だった。初めてエヴァというアニメから精神攻撃を受けなかった気がする
作画にも脚本にも癖があったな…
でもゲンドウ以外ほぼ全キャラ出てきたし、白髪のオッサン(冬月?)も初めて前に出てきた

今までと毛色が違うような

ギャグ回なのか分からんけど少しでも各キャラを出そうという心意気を感じた。委員長まで家に来てみんなでワイワイするだなんて…
冷静に考えたら綾波と組むと無練習でいきなりダンレボもどきが上手くいくのもおかしいんだけど、綾波もちゃんとストーリーに一枚噛ませたかったんだと思うので良きです

俺の加持野郎へのヘイトが凄い

加持!こんな奴にさん付けする必要ねえわ!この加持野郎!馬脚を現すのが早すぎんだろ初登場の次週でこんなことすんのかてめえ!ぺっぺっ!アスカ目を覚ませ!

100%食われるわこれ

あーあ

ところでこれ夕方にやってたロボットアニメだよね?ぼく子どもの頃チャンネルピッピしてて偶然見たことあるよ

ミサトさんもさあ…

全然好きじゃん加持野郎のこと…マイハニーって書かれてるブツ見たときの顔は完全に恋してた…ダメだわあれは…

8年前にも3人で行動してたらしいけどミサトさん何歳なの?アラサーぐらいなのか?もうちょい若いのかと思ってた
アラサーだとまあギリ中学生の母親できる年齢だな…

夜中に「ママぁ…」って泣くアスカと、なぜかキスしようとするシンジ君

基本ほんわか回だけどアスカの描写とシンジ君の突然のスケベ行動だけはいつもの本筋っぽかった

この作品の大人はみんなクソなのでアスカのママもまともじゃなさそう…アスカは自分がエヴァパイロットでなければ誰からも承認してもらえないって強迫観念に駆られてるように見える、これは親のせいでは

自意識過剰で秀才ぶってる(多分本当は努力家の)子、親からの無条件の愛を享受してなくて「常にできる子であらねば褒めてくれない(条件付きのストロークしかもらえない)」みたいな教育する家庭にありがち
だから天性の才能で最高シンクロ率叩き出してるシンジ君には相当ジェラってるのでは
承認欲求と人恋寂しさからクソ加持野郎に弄ばれたり、綾波にもジェラってシンジ君を独占しようとしたりしないか心配(相当な妄想が含まれています)

幸せになってほしいタイプの幸薄そうなヒロインキャラだ…

使徒にトドメさすとき冬月(名前分からん)が結構大きく口開けて盛り上がった顔してたの面白かった
ゲンドウと違ってまだ人間味がありそうだなこのおっちゃん(じいちゃん?)は

で、次回は噂のマグマダイバー…胡乱だ…
しばらくストーリーは大きく動かず通常の特撮めいた単話完結回が続くのかな

10話 マグマダイバー

あらすじ:火口に使徒の胎児を見つけたので、マグマダイバー!を装備した2号機による鹵獲作戦が始まった!でも鹵獲直後に急激に使徒へ変身☆しちゃってモー大変!

マグマダイバー!しばらく平和的な単話完結回が続きそうだな
序盤〜中盤のちょっとした日常会話が終盤の問題解決のヒントになるというあまりにもベッタベタのギミックを見せられた(急に熱膨張がどうとか話しだすの作劇上分かりやすすぎる)
こういう回って庵野じゃない人が交代で脚本やってる?

今日のクソ加持

冒頭からクソ加持の腕にしがみつくアスカ見て絶句
止めろめろめろアスカめろ!
今はまだクソ加持もアスカのこと子ども扱いしてるっぽいがどうせそのうち下半身脳になるぞ、俺は詳しいんだ

アスカの綾波へのヘイトが高い

アスカ、視聴者から見える限りでは綾波とほぼ絡み無いのに一貫して嫌ってるよな…嫌ってるというか嫉妬?
とにかく自分以外のエヴァパイロットの存在を疎ましく思ってる感じがする
具体的に何かはまだ分かんねーけどコンプレックスの塊
綾波なんて作中じゃテスト失敗して大怪我して実戦経験は一回だけそれも盾構えてただけなんだから、実績はアスカの方が遥かに上だろうにめっちゃ敵視してるよな

パイロットがみんな14歳なのは意味があるのか?

ふと思ったんだけどセカンドインパクトが15年前でエヴァパイロットがみんな14歳なのって関係あるんじゃないの?逆算するとセカンドインパクト時に受胎した子どもよね。アダムとかいうのもなんか胎児やったやん
こういうのが実は特に深い意味無くて、勝手に考察した古のオタクが沼に嵌ったんですか?

リモート会議の人たち再登場

久々にZoomミーティングが開催された。あの人たちが人類補完計画委員会?(OP一時停止しながら見たら書類にそう書いてあった)
一人だけサイバーパンクしてるオッサンがいて一際浮いてる。あれってZoomのビデオフィルターじゃないよな?CV麦人か?ナラクじゃん。あれが一番偉い人かな

(※Zoomのビデオフィルター…最近のZoomはバーチャル背景だけでなく顔の上からグラサンとか猫耳とかで加工する遊びができるようになってます)

10話というより全体的な感想…

OP一時停止しながら見ると結構伏線いっぱい散りばめられてそうね
アダムもいたし、若きゲンドウ?っぽい人とシンジ君のお母さん?っぽい人がいる。綾波に似てる
綾波は自分の妻の面影があるから好きとかそれ系?または亡くなった妻からクローン培養して造ったとかそっち系?

カオル君もほんの一瞬映ってた。俺でも知ってる超人気キャラだけど登場するのはだいぶ終盤って聞いたことある

あとなにげに今まで何の説明もないATフィールドについて、OPにはアブソリュートテラーフィールドって書いてた。terrorって何?恐怖?テロ?それがどう強力なバリアになるのか全然分からん

作画その他の話

先週に続き作画に癖がある。アゴが伸びたよね。喋るとき口もめっちゃ縦に長い。目の形もちょっと違うな
次回予告はまた顔が違っててそこそこ崩れてた気がする。まあこの辺は箸休め回なんだろな…

あ、今回のシンジ君14歳男子パートはまあいっぱいあったんだけど箸休め回なので単なるギャグシーンだと思った
この違いは何だろう、もったいぶった演出とか前後の心境の深刻さとかか?

マグマダイバー回、そんなに書くことねえな
今までが真剣に観すぎてたかな…

11話 静止した闇の中で

あらすじ:原因不明のトラブルでネルフが停電!使徒が来てるのにそれを知る手段すらない!なんと手動でエヴァ発進させようと汗水垂らしてロープを引くゲンドウ!モーどうなっちゃうの!?

日常回だこれ
ここで言う日常回とは登場人物の素面や生活様式やちょっとしたおとぼけが見れる回という意味でありほのぼのしているわけではない

日常回特有のサブキャラ達の人間味

前回触れ忘れたけど平時のネルフって結構まったりしてて意外と普通の職場なんよね。CV子安が仕事サボって音楽聴いてるし
彼らには人間味がある

リツコさん級の人間がコインランドリーに行ってる職場、だいぶ庶民的
リツコさんの具体的な役職とか分かんないけど多分科学開発系の部門のトップでしょ?普通の会社なら部長で役員じゃん?それが自分で洗濯持って行くんだっていう

まあ昔はミサトさんとクソ加持野郎とつるんでたみたいだし…冷たそうに見えるのは見た目だけで結構俗人的なのか
ネルフのこと無機質な超人の集まりだと思ってたから逆に安心した

そういやミサトさんは眼鏡のオペレーターにやらせてたけど、そもそもあの組織に清掃員や用務員はいないのか…?なんでみんな自分でやってるんだ…?

日常回が定期的に挟まって時には若干キャラ崩壊するのもTVアニメならではの良さかもしれない
映画の尺だとこういうの難しい。必要最低限だけ詰めちゃうと人間味がなくなるけど、長々もできないから序盤にほんのちょっと束の間の日常が描かれるだけで終わるのよな、それも主要キャラ数人だけで精一杯

だから凄く良いと思う
ゲンドウのすね毛生えた足をバケツに突っ込んでるシーンとか、先陣切って汗水垂らしてロープ引っ張ってるシーンとか、それ見てちょっと感心するシンジ君とか、肉体労働を終えた直後にすまし顔でいつものポジションに戻る(絶対汗だくで肩で息してるのに)のとか
名シーン量産だよ

無理だって、省力作画でグラサン真っ黒のゲンドウがモブ作業員の先頭に立って「ふんぬうう!ふうううん!」ってロープ引っ張って子どもたちのために手動でエヴァ出撃準備してるの、面白すぎて無理だって、耐えられない、コーヒー吹きそうになりながら見てた
これ後世に黒歴史として語られてない?

スタッフロール見たら脚本が庵野さん以外にもう一人いたからやっぱこの辺は持ち回りで単話完結エピを作ってたのかな

エヴァの話をします

溶解液をモロに被ったアスカが若干呻いてたの、やっぱエヴァのダメージがパイロットにフィードバックする設定はあるんですよね
🔷の腹貫通ビーム以降そういう描写が無かったから…
シンクロ率が高いほどフィードバックもデカそうだが、逆にシンクロ率が低いとそこまでじゃない?
アスカは優秀だから神経接続の度合いを意識的にコントロールできるのかな…前回は自分で足を切り離したりしてたし…機体と自分の体は別物であるとはっきり認識できてるというか…
良くも悪くも初号機と一心同体なシンジ君にそういう芸当はできるのかな

(有識者のリプより、オペレーター側からシンクロ率を意図的に下げることができるという情報をもらいました。2話でもそれを試みた描写はあった)

相変わらずアスカの綾波嫌いが凄い

子ども3人パート。綾波だけスイスイ道分かってるのは特に深く考えなくていいですよね?はい
初めてまともに3人の交流が描かれたがとにかくアスカが綾波嫌いすぎる。あだ名が優等生って。やっぱ自分より才能ある人が嫌なんでしょアスカ…万が一自分が用済みになるとアイデンティティ喪失するから…

その他

通信が繋がらないからわざわざ軍用ヘリで使徒襲来を伝えにきてくれた自衛隊(?)の人、普通に優しい
脚本が1〜4話ぐらいのノリなら何もせず素通りさせて全部ネルフに責任押し付けそうやん

そういや大規模停電は人為的なテロなの?ゲンドウも被害に遭ってるってことは…どこの差し金…?

12話 奇跡の価値は

あらすじ:昇級したミサトさんを子どもたちがお祝いするも本人はそんなに嬉しくなさそう。陰キャシンジ君も楽しくなさそう。実はお父さん嫌いだったミサトさんはそのお父さんに身を挺して助けられたことで情緒が変になって使徒への復讐に妄執するようになったのであった。なんやかんやで成層圏から爆撃してくる使徒を直接キャッチ作戦が始まる。

(この感想書いてた当時体調不良でした)
昨日の夜から風邪っぽく、若干体調が悪くて仕事できず寝転んでます
寝転びながら疲れずにできることといえばもちろんエヴァ12話の視聴ですね
でも結論から言うと結構疲れる回でしたね…久々に庵野さんっぽい深刻さのあるストーリーラインと陰鬱な台詞回し、奇妙な間、独特な画角の回だ…重いやつ…

人の顔色を見て周りに合わせた意見や相手に忖度した意見ばかり言うシンジ君をいちいち細かく何度も描写し、
急に冷徹な大人の顔で「そうして人の顔色ばかり気にしてるからよ」とシンジ君の心にぶっとい釘をえぐりこむミサトさんも実はシンジ君と似た境遇だったことを吐露
情報量が…多い…!

「よくやった、シンジ」発言のやばさ

急にゲンドウが「シンジ」呼びで褒めるのなんなの!?気持ち悪い!!
どういう意図なの!?ああしてたまには父親ぶってれば初号機パイロットもやる気出すやろっていう打算的アメとムチか!?それとも気まぐれで何にも考えてないだけ!?まさか純然たる親心!?どれにしても気持ち悪い!

案の定さ、めっちゃ喜んでるやんシンジ君。それどころか僕の戦う理由とまで言い始めてしまったやん?お父さんに褒められたくて?はい入りました毒親刷り込み洗脳教育プラン自己承認欲求暴走メンタル病み闇コースでございますね
それはカルト宗教が信者を洗脳するやり口なんよ、って俺の心の中のノブが

今日のクズ加持

クズ加持はリツコさんとヤッてんの?もうドン引きだわ、リツコさんにも引くわ
リツコさんどうせゲンドウとも不倫しとる(しようとしとる)んやろ、なんなんこの組織。シンジ君がピュアピュアな14歳男子やってる横でなんなんこの不潔な大人どもは
アスカ早く下半身加持から逃げて

エヴァのポストアポカリプスSF的な側面

南極…海は赤いし空は緑で塩の柱みたいなのが立ってた…
死海って言ってたけどここから引き揚げられるのがかの有名な死海文書?死海文書ってそういう意味?

ゲンドウと冬月の意見が噛み合ってなかったな。冬月は科学を発展させて傲慢になった人類への罰とか言ってたが、ゲンドウはそれを望んでる節が?
汚え人類は滅びろ!的な思想でもあるのかしら

今のところ冬月とゲンドウの関係は全く分からんが…大筋では人類補完計画を進めるという点で一致してるんだろうけど必ずしも同じゴールを見ているわけではない感じがするな…ニンジャスレイヤーの織田と明智のような…

(※ニンジャスレイヤーAoMの織田信長と明智光秀は、共に天下を統一したいという野望を持っていた、かのように見えてゴール設定が相当ズレてることに天下統一間近に気づいたので、最終的にホンノウジでの殴り合いに至った)

作品構造

この作品、14歳の内面的な悩みやスケベ心と、大人たちのドロッドロの権謀術数や社会的および肉体的人間関係と、ポストアポカリプスとロボットを合わせてるんだな
合わせすぎでは
話が人の心の内面深くに潜っていくとそのうちエヴァがイデオンとかサイコフレームみたいになって哲学的な話になりそうだ…

シンジ君こんなキャラだったっけ…だったけど…

アスカ登場回以降は結構楽しそうにやってたシンジ君がお祝いの場で「苦手なんです、人が多いのって」「なんでわざわざ、大騒ぎしなきゃならないんだろ」とか急に言い出すから、振れ幅が大きすぎて混乱する
しばらくシンジ君が楽しそうに見えたのはアニオリ回(?)だったからということで…
あてもなく環状線に乗ってずーっと乗ったまま延々同じ曲を手動ループ再生するのがシンジ君なんだ、そのマインドセットをもっかいやっておこう…

そうか、この作品は愛に飢えてて自己表現のできないシンジ君が友達や擬似家族との交流を経て少しずつ明るくなっていく話ではないんだな…

13話 使徒、侵入

あらすじ:ほんのちょっとだけボロくなってた隔壁から染み入るように使徒がネルフへ侵入。凄まじいスピードで進化する使徒は最終的にMAGIをハッキングした。リツコさんはお母さん(生体脳)の力を借りて逆ハッキングを試みる。

ハッキング回だ!使徒って自由だな(設定的にも)
順番が逆だけどこれもシンゴジラだ。進化してるんだ…って感じの台詞シンゴジラにもなかったっけ

マギ(MAGI?表記が分からん)

序盤から何度も出てたのに毎回スルーしてしまってた
複数台マザーコンピューターが政治決定するの、火の鳥めいてる。火の鳥未来編ね

生体脳みたいな設定が…マギの中身、見た目が結構有機的でグロテスクだったな…
あの大量の張り紙は何?お母さんのものか?

碇のバカヤローって、ゲンドウ昔っからあらゆる人に嫌われてんの?今回やたら「司令がうるさいから」とか言われまくってたよな、ゲンドウの人望…

生体脳的なやつはエヴァにも使われてるってこと?

だんだん話が見えてきた気がする、初号機にはゲンドウの奥さんの人格が生体脳に使われてるとかか?今回初号機だけ優先して他の2機もジオフロントも捨てていいって言ったよ。そこまで大事なのよ
あのアダムと同レベルの最高優先度の初号機、家族か?
綾波が好きすぎるのも奥さん絡みで、なんかもうとにかく愛妻家か?息子のことはあんなに邪険にするのに…?
まだ全く登場してないけど俺の中で勝手に奥さんを重要人物にしてしまってる
この作品、意外と新出の謎は次週で明かすことが多いので、たぶん次で奥さんと綾波関係は掘り下げるんだと思ってる

リツコさんも大概ダメな大人だ

リツコさん、やっぱり女なんじゃないすか…加持野郎とも余裕でヤッてるしゲンドウともそのうち不倫する(またはもうしてる)わこりゃ
リツコさんのお母さん、断片的な情報から得られる印象だけで言うと凄く富野ガンダムにいそう(伝われ)
研究職に没頭してて家庭を顧みなくて女を捨てきれない母…げー

これはあくまで傾向の話ですが、親がそういう感じだと子どもの価値観や貞操観もやっぱり大なり小なり狂ってしまうんですよね。それが当たり前だと思って子どもは育っちゃうわけだから
親のこと軽蔑してるのに同じようなことする。負の連鎖はなかなか断ち切れない

次回予告

次回予告がポケモンフラッシュじみてて目に悪い…ゼーレが出てくるということ以外何も予告になってない…
ネットフリックスにネタバレされた気がするんですけど次回のサムネの綾波祭り何?コラ画像か?独創的なブラシ?ジョジョ5部のキングクリムゾン?

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その他

あ、これも触れ忘れてた、アポトーシスってたびたび出てくるけど特に深い意味は無いよね?クズ加持がまだ謎の男CV山ちゃんだった時代にチラッと映った書類にも書いてた
アポトーシスってぼくワイルドアームズ4で見たことあるから知ってるよ!細胞が自死する仕組みみたいなやつ
うん、一旦スルーしとく

ツイッターで感想書いてるとき気づかなかったんですが、エヴァ無しで使徒を倒した初めてのケースだねこれ。リツコさんパネェ

14話 ゼーレ、魂の座

あらすじ:ゲンドウはゼーレの定例リモート会議で進捗報告する(という体の総集編)ネルフではシンジ君と綾波のエヴァパイロット入れ替え実験が行われていたが、シンジ君in零号機が暴走して推定リツコさんを殴りにいってしまった。

半分総集編で後半も使い回し作画と長台詞が中心だった。休憩回か。90年代のアニメ文化をすっかり忘れてるな…昔はよくあったよね
総集編とはいえ使徒の名前が初めて全部出てきたり、サブキャラの独白があったりして内容は盛り沢山だ!
一関西人として意見するが作文を関西弁では書かねえよ!

綾波と初号機の正体に迫ってきた

エヴァが本領発揮してきた、綾波の独白がふわふわでカルト的で怖いよ!

「血を流さない女」って生殖能力が無いって意味だよね。赤い土から造られた?初号機に向かってあなたは誰と何度も繰り返す綾波。零号機はリツコさんを殺そうとしてる?

今までの予想が大体合ってるような気がするな…

「レイに拘りすぎだ」と冬月にも突っ込まれるゲンドウ、13話で初号機だけ最優先で保護したゲンドウ、たぶんMAGIと同じ生体脳の仕組みでエヴァを作ったリツコさん、頑なに作中に出てこないゲンドウの奥さん(シンジ君のお母さん)、魂と肉体の認識がふわふわな綾波
ほほー?って感じがしてきた

ペシミズム(悲観主義、厭世観)

勉強になりますケンスケさんありがとうございます
確かにそういう感じではないよな。性格とか人格とか以前に生命としての在り方のレベルからふわふわしてる感じがするもん綾波…
にんにくラーメンチャーシュー抜きを頼む綾波はアニオリ回(?)だったということで…

観る前のイメージではこの作品は謎投げっぱなしジャーマンなのかと

この作品、パーツごとの謎は意外と親切に順番に明かされてる印象がある。視聴が詰まる感じがしない

物凄く大枠の謎(セカンドインパクト、使徒、人類補完計画とは何?)だけはひた隠しにしつつ、枝葉の謎は小出しに披露してくるの、相当脚本が上手いのでは…?こんなに情報の出し方・匂わせ方をコントロールできるかな…

結局根本的なところは全く分かってねーんだけど細々としたところでたくさん謎を出しては明かしてくれてるから、なんか分かった気になれて楽しめてる、そういう作品なんだなエヴァは…
すげーなーこれがテレビ東京系列の夕方ロボットアニメかよ…90年代半端ねー
これは情報の出し方を緻密にコントロールしてるんだよね?してなくてこの脚本構成だったらそれはそれで恐ろしい、怪物じゃねーか

アスカがどんどん幸薄ポジションに

「確かにエヴァ2号機の互換性、利かないわね」しれっとミサトさんに吐き捨てられてるアスカ不憫…
要はアスカが協調性無いから他のエヴァに乗っても恐らくシンクロできないし他の二人を2号機に乗せるのも難しいって意味よね

綾波がアスカのこと「2号機パイロット」としか認識してないのも悲しすぎる

アスカ、どうか幸せになって欲しいと俺が願ってしまっているポジションにいる。でもこれからアスカ曇らせ展開が続々とやってきそうなのが悲しいよ
今のところ、主人公シンジ君とゲンドウの父子を取り巻く複雑な人間関係にアスカが入れてないもの…恋仲にでもなれば話は別だが綾波の存在がデカすぎる…

使徒の戦闘スタイルからの考察

総集編で気付いたが使徒のやり口がどんどん変化してて、パワーよりは一芸特化かつ狡猾な方向に特化してきてる
2体に分裂するところからナノマシン群体にまでなり、人工知能ハックなど対人類戦略に特化してきてる
そのうち精神潜行催眠とか、精神汚染、動物や人間への擬態とかもあるかも…きついな…

最終的に群体の人間になるの、シンゴジラでも見たんだよな

人類を滅ぼすための物理的な方法は無数に考えられるものの、どれも最終的には人類が科学と叡智とコミュニケーションでなんとかしてしまいそうだから、肉体ではなくコミュニケーションを破壊する方向にシフトするのはまあ分かるんだよ…
「もう生きるの諦めればよくね?」「みんな死のうぜ」って人類の大部分が思えば滅びそうだもんな人類
一種のカルト宗教みたいな…人類皆死ねば現世の苦しみから解放され、なんたらの世界で皆合一し幸せになれますよ、だから皆で彼方へ旅立ちましょう、みたいなやり口が実は一番強いかもしれない…

僕は今ロボットアニメの考察をしてるんでしたっけ
もし仮に今後そういう敵が現れてきたらエヴァ3機は何するんですか?ドンパチシーンどこ?この路線(商業的に)だめでは?

そう言えば

6号機とか8号機とかも今後出番あんのかな…使徒戦だけじゃマンネリするからエヴァ対エヴァとかもやんのかな…


今回はここまで!15話以降、感想が毎回クッソ長くなってしまってるので!ここで区切っとかないと文章量やばいです!

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つづき↓


カフェラテかミルクティー買います いや、カフェラテの方がカラテが高まりそうなのでカフェラテにします