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きゅーかんばーの転びがちライフ パパへの頼み事

もうすぐ二学期、なんとなく気が急いてきたきゅーかんばーです。必要なものがちゃんと揃っていたかなとか、絵の具セットの中身はバッチリかなとか、お道具箱の中を一度チェックしておかないととか、提出物の最終準備とか。ひとつひとつ済ませていこう。


娘「写し絵のコピーしてもらうんだ。」 夕方にウキウキしている。読んだ本から自分の気に入った絵を写して、コピーをパパに頼むそうで。ごっこ遊びのキャラクターを自作する娘ちゃん、コピーを切り抜いてごっこ遊びに仲間入りさせます。

娘「パパまだコピーしてくれてない。メモ書いたんだけど。」 晩ご飯中に、今度はしょんぼり娘。本当だ、メモがあるよ。「パパへ iPadの写真のところにある写し絵をコピーしてね。これくらいのサイズでね。もうちょっと大きくても良いよ。」って書いてあるし。あはは、ちゃんと大きさまで指定されてる。

今日はパパが夜までお仕事だから、娘ちゃんの方が先に寝ると思うよ。

娘「え〜。『出来たらね。』って言ってたから、期待しないでおくつもりだったけどちょっと期待しちゃった。」 娘ちゃんの顔が切ない。今日はハプニングもあったから、パパも難しいんじゃないかな。

コピー機がなかなかの曲者で。買った側から2,3枚コピーしたら、ブラックのインクが無くなってしまったよ。蒸発したの?っていうくらい。だいぶパパの手を煩わせています。

娘「ねえ、パパ。いつだったらコピーしてくれる❓」 お仕事の合間にすかさず直訴するヒト。粘り強いな。


娘「ママ、ママ。金曜日だって❗️金曜日にコピーしてくれるって。」 良かった良かった、コピーしてもらえる日が決まっていれば安心だね。

娘「もう興奮して眠れない❗️金曜日が楽しみ過ぎる〜。」今度は興奮、忙しいな。

結局10分後に寝たよ、寝るまでが激しかったけど。


夜が明けて翌朝、娘ちゃんがウロウロ何か探しています。

娘「どこに行っちゃったのかな。捨てちゃったのかも。」 何かなくなったのかな。また鉛筆と消しゴムだったりして。

娘「パパに書いておいたメモがないから。」 メモだったらパパが読んで「分かったよ。」って処分したのかもよ。

娘「あ、あった❗️」 あったのかい。

娘「あ❗️パパ、コピーしてくれた❗️」 メモと一緒に見つけて大興奮。コピーがクリップで止とめてあるじゃん。やった〜、金曜まで待たなくても良かったね。

娘「うわぁ〜❗️」顔がぱあぁぁってなったよ。スローモーションに見える、めっちゃ喜んでるし。めちゃくちゃ嬉しい時って、人って本当にほっぺに手を当てるんだな。

娘「やった〜。めちゃかわいい❗️」 抱きしめて、くしゃくしゃになりませんか。

忙しい中で、コピーしてくれたんだね。お仕事のコピーもあるから一緒にって、きっと娘ちゃんのもコピーしてくれたんだよ。良かった良かった。


ふと我にかえって、何か言ってるぞ。


娘「金曜日に発見すれば良かったな。」 なんでやねん。良いじゃん、すぐにしてくれたんだから。

娘「だってこれで金曜日、何か楽しいことあるかなあ。」 ええ。娘ちゃんにとっては「金曜日の」お楽しみだったのね。金曜日は金曜日で、何か考えれば良いじゃん。

娘「水曜と木曜はお昼寝しなきゃいけないのがちょっといやなの。だからその向こうの金曜日に楽しみなことがあると良いの。」 お昼寝苦手なヒト。できればお昼寝なしで遊んでいたいものね。お昼寝がイヤなことに入るなんて、色んな意味で羨ましい限りだよ。めちゃイージーモードな人生だな。


娘「あ。金曜日、羊毛フェルト❗️」 そうだったよ、ママ頑張ります。ママはいつでもお昼寝したいけどね。毎日冒険、だいたいやらかしがちです。


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