きゅーかんばーの転びがちライフ 歴史で一番◯◯なのは
最近娘ちゃんにつられて、歴史マンガを読み始めたきゅーかんばーです。娘ちゃんはパパにつられてだったかな。小さい頃に読んだマンガだからところどころ黄ばんでるよ、でもちょっと懐かしいな。
今晩の夕食はカレーです。ケチャップを入れたからハヤシ化してしまったよ。カレールゥが一箱分あると思ったら半分しかなかったし。でもきっと娘ちゃんが好きな味だから良いか。みんなでいただきます。
娘「ねえねえ、歴史の中で一番可哀想だなって人は誰❓」 昨日の夕食もそんな感じの話題だった気がするな。
パパ「農民。」確かに。
ママは、すぐには思いつかないな。意外とマリーアントワネットも可哀想だと思うな。何も知らないでね、リッチ過ぎてそれしか知らないでね、好きでもない人と結婚させられてね、知らないまま贅沢してみんなに嫌われてね、で最後ギロチンで死んでしまった人。オシャレとか言って頭に船を乗せてたんだよ、大変だね、首がもげそうだね。
パパ「最後雑だな。」 あはは。みんなの現実を知らなさ過ぎてね、「パンがなければケーキを食べれば良いじゃない?」って言った人。諸説あるけど。でもある意味では被害者だと思うなあ。今だったら「ケーキもなければマカロンを食べれば良いじゃない?」って感じかな。
パパ「娘ちゃんもさ、友達が『鉛筆がない』って言った時に『じゃあペンで書けば良いじゃない?』って言うのと一緒。」
娘「ペンは消せないじゃん。」そこなんだ。
パパ「じゃあ『色鉛筆で書けば良いじゃない?』っていうのは?」
娘「それも消せないじゃん。」消せるか大事。
パパ「そうか、『シャープペンシルで書けば良いじゃん』っていうのと同じかな。」
娘「シャープペンシルって何❓」 例えの物を知らないという悲劇、どんどん遠くなってるし。
パパ「パパが使ってるみたいなカチッカチッってする細い鉛筆。」
娘「でもさ、鉛筆の方が書きやすいよ。」もうほぼ論点が違ってる問題。
パパ「娘ちゃんはさ、鉛筆はどこの家にもあるものだって思うでしょ?」 ちゃんと戻ったな。
娘「うん。家に一本あるだろうね。」 一本ね、まあいいか。
パパ「でもね、鉛筆が買えないくらいお金がない子も、たくさんいるんだよ。鉛筆がなくてお勉強できない子が世界にはたくさんいるんだよ。」 塾の生徒さんも、SDGsのプレゼンで児童労働について調べたと言ってたな。
娘「そうかあ、鉛筆がない子がいたら貸してあげようっと。」そういうことそういうこと。
娘「ね、歴史の中で一番中途半端だなって人は誰❓」中途半端な人、難問。ちょっと考えたことなかったかも。考えたところで出てこないな。
パパ「中途半端な人ね、たくさんいると思うよ。」 たぶんだけど、そういう人は歴史に名を残し損ねてる気がする。でもね、良いんだよ。歴史は結果の記録だからさ、名前が残るかが大事なんじゃないよ。ちゃんと一日一日を生きることの方が大事、たぶんそう。明日も「ちゃんと」生きられれば、それで良し。毎日冒険、だいたいやらかしがちです。
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