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「働くを考える」を続けていこう。     ~最低賃金の改定で思うこと~

こんにちは!

「鳥取で働くを考え支援する」を終の仕事にしたいと、ゆる~くキャリアコンサルタントをやってるくろちゃんです。

 まずはおめでたいご報告から。
先日、シゴト場カケルメンバーの「まーしー&さやかちゃん」の結婚式と披露宴に参列してきました。場所は葛西臨海公園内の東京湾に面した式場です。残暑の中でしたが好天(過ぎたくらい.…)に恵まれ、夕方からは海風が心地よい解放感あふれるハッピーイベントでした(^^♪

 幸せな気持ちをありがとうございました!そして末永くお幸せに!!

解放感200%の人前式での誓いでした。
みんなの祝福感が半端ないです。
美味しい料理と楽しいイベント満載でした。二人の人柄出まくりの幸せ時間。


鳥取県最低賃金がついに900円に!

さて本題です。
鳥取県の最低賃金が10月5日より改定されることになりました。
ついに、と書きましたが、これでも全国の県別では30位に位置します。低い側ですね。ず~~とトップの東京都は1113円となりました。しかし今回評価のポイントの一つは、対前年の上昇率が全国3位と大健闘したことでしょう。 都道府県別の一覧はこちらを参照。 ↓ ↓ ↓ 

ついに!と書いたもう一つの要因は、過去の水準の低さにあります。
10年前と言えば、そんな遠い昔でもない実感があるでしょう。しかし、その2013年の鳥取県最低賃金は664円!ちなみに僕の就職した1984年(これは遠い昔ですね)は387円でした。時給387円でも働かざるをえなかった時代です。隔世の感がありますね。


今年の最低賃金目標「全国加重平均1000円」が達成

少しだけ中央の動きについておさらいしましょう。今年、政府が掲げる「誰もが時給1000円」の通過点として、「全国加重平均1000円」が実現されました。今年10月に改定される全国加重平均は1004円となり、初めて1000円の大台を超えたわけです。これは昨年度の全国加重平均961円からは43円の大幅な上昇です。

中小企業経営者の負担は大きくなりますが、さすがに昨今の物価上昇には中央審議会も政府も黙認できなかったのでしょう。併せて中小企業の経営効率を上げるための設備投資等への助成金の制度も発表されました。


加重平均とは?

加重平均とは単なる平均値ではなく、そこの重みづけを加えてを算出したものです。今回の場合、重みづけを「労働者数」としています。
つまり、各県の最低賃金×労働者数を全国で平均した値が1004円になったということです。

僕が心配したのは、圧倒的に労働者数の多い東京など都市圏の賃金が上がれば、労働者数の少ない鳥取県の賃金が仮に上がらなくても、全国の加重平均はぐっと上昇するわけです。それで1000円の大台達成となる心配もありましたが、そこは関係者の努力で鳥取県も900円確保となったことは、良かったなと思います。


公的機関から中小企業を牽引する賃金額に期待

僕は毎日のように、地元の求人情報に目を通します。9月までは900円に届かない時給の求人も多くあります。なかでも、役所や公的機関の募集時給が900円に届かない低さを見たときは正直がっかりします。予算の都合もあるかと思いますが、中小企業を牽引する度量で働き手の確保に努めて欲しいと切に願います。

10月から現在の求人情報の時給改定がどっと発行されるでしょう。それだけ仕事量は増えるけど、嬉しい悲鳴を上げながら奮闘したいと思います。


ではでは。。。

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