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偶然の中には私が知らない世界のことばかり

「中古車のステレオに以前の持ち主が忘れていったカセットテープ。
アナログなボタンを押したら得体の知れない素晴らしいビートが流れる」
という旨のクレイジーケンバンドの歌詞がある。
私はその感じをとても好む。


最近は古本屋さんをほっつき歩くことが少なくなってしまった。

私の「趣味の検索」、すなわち
趣味の◯◯を検索するのではなく、
いろいろ調べたいことが山ほどでてきて
検索が趣味になってしまった。
途中に読んでみたい本が出てくるとAmazonで買う。
Amazonはその後の[これもおすすめ]精度の高さが絶妙で
これまた芋づる式にまた知りたいことが出てくるのでそれはそれでOK。
Amazonでの本購買とは、ある種のことに対してどんどん深める系。

でも、突拍子もないものには出会わない。

先日不思議な縁で行くことになったある本屋さんの本棚で
上記のクレイジーケンバンド、
「中古車忘れていったカセットテープ」を思い出さずにはいられなくなったのであった。

偶然出会った知らない誰かがセレクトした本は私がまだ知らない世界のことばかり。
いい感じに私の脳みそを揺さぶってくれる感。
久しぶりのこの感覚に興奮して何冊も買ってしまい
また脳みその容量が増えていく。
私のは高性能なので容量オーバーというのが起こらない。
私の夢は夢にも思わないことです。

今日の散歩ではハートの9が落ちていました。

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