20240422

身体は強いが自律神経が弱いので、気圧により午後を過ぎるまで頭がまともに回らなかった。
午後遅いかな? という時間ぐらいでやっと頭がクリアになって来てそういえば最近、五苓散を真面目に飲んでいなかったなあと反省した。

夕飯どうする? 問題で、久しぶりに電車に乗って居酒屋に行ってきた。
そこは懇意というか、私にとっては実家のような存在の居酒屋である。
私は血の繋がった家族とは上手くいかなかったので、大変ありがたい場所なのだけれど、引っ越してしまって電車にのるか自転車を30分漕がないといけない場所になってしまったので、多少不義理をしてしまっている。

とてもお腹が空いていたのだけれど、タラの芽とササミのてんぷらを頂いたら満足してしまった。
美味は空腹に勝るのだなあ、と思った。
居酒屋といいつつも、お料理が大変美味しい店なのだ。

私は食事が非常に苦手で、空腹になると胃酸過多で胃が痛くなってしようがないから食事をする、というタイプの人間だった。
胃さえ痛くなければ食べなくても生きていける人間だったのだ。
そんな感じで生きていたのでガリガリだったのを、見るに見かねてて「夕飯だけはうちに食べにおいで」と言ってくれたのが、くだんの居酒屋だった。

俗語でいくところの社畜だった時代、毎日終電で帰って来ていた頃、寝酒に一杯だけ、と思って行くと、「夕飯食べた?」と言って、定食を出してくれていた。
血の繋がった親もしなかった(あるいは出来なかったのであろう、血が繋がって近すぎたから)ことを、その居酒屋の店主は軽々と飛び越えてやって来た。
あれは10年前になるけれど、なんというか、私の人生における分水嶺だったのだと思う。

ご飯を食べさせてくれる場所、存在はありがたいものだ。
問題は、ご飯を食べることに恐怖を感じる自分なのだよなあ、と思いっつ、今日はここまで。
その居酒屋で6杯ほど飲んだが酔えなくて、家に帰って缶チューハイを飲んだら酔ってしまった。
アルコールの量ではなく、場所によって酔ったり酔わなかったりする自分が不思議で便利で、時々不便。

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