豊かな人生の最中に

両手いっぱい広げて力の限り抱きしめたい人がたくさんいる幸せの中に私の人生がある。

老若男女問わず、でもやっぱり男の人の方が若干多め、きゅーんと愛しく思えて抱きしめたくなってしまうほど私の周りには素敵な人がたくさんいる。

愛してるよなんて軽々しく口にできないけど、誠心誠意込めて愛してると言いたい人たち。本当に愛しているんだよ。
わざわざ会いにきてくれる友達とか、私のために何かしてくれる友達や、会いたいからって連絡くれたり。
恋愛じゃなくていい、恋愛なんていらないほどに、愛を受け取って愛を手渡している人生。

パートナーが欲しいと、寝言のように中身のないテンションで言うけれど。
今の人間関係で満足している私は多くをきっと求めていないのかもしれない。
本当は一人で生きてはいけないけど一人で生きていけるみたいな顔して、周りの温かい人たちが助けてくれる優しさの中に浸かっていて、
でもそうやって気にかけてくれる人がたくさんいてくれるから、実はそんな特別なポジションに置きたい人がいないのかもしれない。

本当は、そうやってただ構ってほしいだけなんでしょう

なんて意地悪なこと言われたって構わないのよ。そんな人たち世の中そこらじゅうにいるし。
それでも愛を届けてくれて届けたい人たちの中に生きる私は、豊かな人生の最中に時を刻む。

周りに人が居なくなって
ただ一人
本当に一人になったとき
時を刻むことをやめる。
自らの手で。

そんなことはない事わかってる。
でもそんなこと言っちゃうのはやっぱり構って欲しいから?
ねえねえどうなのよ、私。

まぁでも、なんでも良いか。
私で笑顔になってくれる人いるだけで嬉しい。
意地悪な言葉を投げつけて気持ちよくなれるならばそうしなさいな。私は受け取らないけどね。

都合よく、都合よく生きていこうよ。
旅の途中なんだからさ。

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