私を構成する5つのマンガ①『金田一少年の事件簿』

小学生の頃は漫画家になりたかった。
当時、進研ゼミをやっていたのだけど、貯めた勉強ポイント?で景品がもらえる企画では、迷わず漫画家セットを選んだ。
初めてGペンのペン先を軸に差し込んだ時の高揚感を、今でも覚えている。

絵を描くのは大好きだったけど、物語ることが壊滅的に下手だと気付き、漫画家にはなれなかった。

でも、漫画は今でも好きだ。楽しむ頻度は小説や映画などの媒体とトントンくらいの比率になってしまったし、トレンドを全く追えなくなってしまったけれど。

noteを始めて1週間あまり。素敵なお題を見つけたので、今までの漫画人生を振り返ってみることにする(イベントには間に合わなかった…残念)。

『金田一少年の事件簿』:雰囲気に魅了された作品

好きにも色々な観点があるから、「一番好きなマンガ」は決められない。が、自分の趣味・志向に最も影響を与えている作品は『金田一少年の事件簿』だと結論付けた。読んだのはFILE及びCASEシリーズまでだが。

この漫画のおかげで、私は立派にミステリー好きだ。一番好きな名探偵は金田一耕助。ジッチャンでごめんね。
旧家、遺産、伝説、因習、秘宝、エロス…そういう要素が大好きになったのは、間違いなくこの作品の影響である。
アリバイ、トラウマ、ジェイソン、麻薬、どんでん返し、南十字星、カリマイナチウス、ロマネ・コンティ…このマンガで初めて知ったものがたくさんある。

ちなみに好きな事件を挙げるとすれば、
・異人館村(問題作…笑)
・悲報島
・飛騨からくり屋敷
・蝋人形館
・怪盗紳士
・魔術列車
・黒死蝶
・仏蘭西銀貨
・魔神遺跡
・天草財宝伝説
あたり。改めてみると20~25巻あたり好きなんだな笑。トリックの巧みさや面白さよりも、事件の背景にある愛憎の複雑や濃さ、登場人物が華やかさにテンションが上がる。
今でも時々、脳トレ的に犯人名と二つ名を順番に思い出しています。

小学校低学年の時に人がバンバン殺されるマンガを読ませてくれた両親に感謝したい(母がミステリー好きでよかった。ありがとう)。

一作目からずいぶん長くなってしまったので続く。

メモ:ここまで書くのに40分くらい。

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