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「マッチング」の拡張可能性

知財データベース「知財図鑑」に興味深い記事がありました。

ユーザーの会話や周辺音から音楽をレコメンドする「自動選曲技術 by Spotify」(知財図鑑)
https://chizaizukan.com/property/property288.html

ユーザーの声や周囲の音を収集・分析し、そのデータをもとに状況に合った音楽を提案する特許。音声認識技術によって性別や年齢、感情、特徴だけでなく、どこに・何人でいるのかまで識別することが可能に。

今も行われている再生履歴等によるレコメンド技術と掛け合わせることで、環境×音楽嗜好性の新しい楽曲マッチングの仕組みの誕生にも期待が持てそうですよね。

もしここにTカードの購買履歴やライフスタイルデータ、移動情報などを掛け合わせることができれば…個人の今(嗜好性)と過去(その土地の訪問歴など)から、さらにその周縁の環境まで含めた究極の「包括リアルタイムマッチング」のシステムが構築できるのでは!と勝手な妄想が膨らみました。

期待と不安を胸に抱き、深夜の夜行バスで、はじめて訪れた大都会。そんなときに自分の現在と過去が紡いだデータから贈られてくる、新しい曲との出会い…。そんなシチュエーションが生まれたら素敵だなと思った今日この頃です。