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開発と改善は同時進行②

タイトル画像は、浜松駅近くのドイツ料理店「マイン・シュロス」にて撮った写真です。料理もさることながら、すさまじく飲みやすいグレープフルーツの地ビールが最高でした。

誰かに商品開発をやってもらいたい!
経営者の方ならほぼ全員思っていることじゃないですかね。やれば売り上げが上がる営業活動と同様、商品開発もやれば売り上げが上がります。ただし、攻めの領域である為、自発性や見返りがないと成功はあり得ません。新商品は当たるか外れるかハッキリしているので、やる時は可能な限り早く、最大限のマーケティング能力を発揮して開発しないと何の利益もない失敗ばかりが続いてしまいます。なので、誰かに開発をしてもらいたいなら、自発的な商品開発が本当に大事。

さて、秩父木工所に限らず、木工所は創造性に富んだ人材が他の領域に比べて多い事業所です。

  • 木工は仕上げまで単一事業所で一貫できる

  • 端材でも大物が作りやすい

  • 利益率の高い市場に持ち込める

以上が創造性を高めている環境要因です。射出成型、鋼管、精密板金を扱い事業所よりも商品開発に対しては有利です。逆に言えば、単一事業所では完結できないような、板金と木工の合わせ技を使うと他の木工品よりも一歩抜きんでた製品が可能です。それでも、高い創造意欲に溢れた人材に恵まれることなど稀です。そうした人材は開発専門の部隊を抱えられる企業で日々新企画に勤しんでいます。だから、これから発展していこうという事業所に必要なのは、開発向きの人材を奮起させ、育てることです。この2段階について次回書き記すつもりです。

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