労働環境の是非

先日、会社が提供しているストレスチェックを受けた際に労働環境の良し悪しを尋ねられました。小規模の木工所で気温・湿度・衛生(埃対策)なんて期待できるはずもなし、そこについては不満であると回答しました。平時はともかく、真冬真夏の悪環境たるや確実に生産性を落としています。こればっかりはしっかりとした設備投資をしないと改善できません。秩父は夏よりも冬が過酷ですが、北海道の木工所などはどう対策してるのだろう?と思いきや、床はコンクリ打ちっぱなしのようですね。そこは本当にどうしようもないようです。

労働環境の改善でいえば大原孫三郎が有名ですね。明治時代によくぞ環境改善に踏み切ったものだと思います。早すぎる思想は往々にして時代に合わないことが多いものですが、そこを実益に結びつけるところは「十年先が見える」と言ってのける証拠です。

現代では多少環境改善もやりやすくなっていると感じています。LED照明の設置に追い風となっているのも一つですね。少しずつでもできることを積み重ねていきましょう。


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