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商品開発の生産性を考察する

昨日「商品開発の話だよ!」と提案されたものが欠点ばかり思いつく案件だったもので、逆に開発手法を見直すのが面白くなってしまいました。
ハンコと入れ物を木工所から出る廃材で自社製品化したいとな。
うん。安価でエコなこと以外利点が思いつかん。

自分が開発から一歩退いてしまうと、客観的な評価が進んでしまうものなのですね。今後の自分に活かすためにも、ここで商品企画の初期評価の方法について再定義したいと思います。

まず、木工所員の私に寄せられる商品開発企画は、市場の既存品をかなり模倣したものであることが多いです。数社のカタログを眺めて他社製品を自社製造できないか検討するのと大差ありません。ただ、その方法は企画の初期段階にて有効です。問題は、模倣品を目的としている人はいないにも関わらず、なぜ模倣品ぽい提案がなされるかということです。

原因は、仕事中に打ち合わせか何かで偶然そこに情熱(パッション)が生まれたから。

企画に巻き込まれる側からすると眉をひそめるかもしれない原因ですが、情熱が企画の原点であることは関係者が必ず認識すべき大切な事実です。
PDCAのPはパッションのP!
詳細はこちらを参照ください
https://note.com/shoutengai/n/n2ef6839d69e4

問題の実害は、生産性が悪いということにあります。
偶然のアイデアでも真っ当に評価されれば何の問題もありません。
ジャストアイデアおおいにけっこう。
ただ初期でつまづいてる+そのまま進んでる企画が多すぎるので、自分のシステムを見直す好機とします。

  • アイデアの数

  • 向き合う市場

  • 時間とか労力

  • 情熱及び速度

次回、立案時に関わる上記の変数を使って、変数の関係性を定義して成果という目的につながる式を自分なりに書いてみるつもりです。

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