「旧・アンティーク日本の心」のシャッターアートが完成しました
2020年10月17日
多少の雨が降る中でしたが「旧・アンティーク日本の心」のシャッターアートが完成しました!トップ画像は完成したてのシャッターアートと制作者のクボタユキさんです。思えば7月の企画発案、物件所有者さんや地域の方々のご協力を得たうえでアーティストの募集をして、すぐご連絡をくださったのがクボタユキさんでした。なんでも、イノイチシャッターアートプロジェクトのアーティスト募集の件を知った地域の方がクボタユキさんにオススメしてくれたそうです。魅力的なアーティストさんと出会わせてくれて本当にうれしいです。
夏×まち×アート
熱中症注意な真夏の屋外での制作作業がスタートした8月。鉛筆で下書きしていきます。
ペンキで着色していきます。ペンキ類や筆、ハケ、ブルーシートなどはホームセンターで購入しました。消耗品費用はこちらで負担しました。
これまで殺風景だったシャッターがアート作品に生まれ変わっていく過程は単純にワクワクしました。
多少の雨でも、雨除けがあるおかげでわりとスムーズに制作が可能だったように思います。
毎週のように制作に来ていただきました。
描いている最中に色々なお話ができました。ツバメの重ね塗り、あえてボカす描き方などテクニカルなお話も出来て面白かったです。
地域の方々に認知、そして愛されるスポットへ
京王井の頭線三鷹台駅から徒歩4分の場所であり、個人商店や住宅がたくさんあるエリアということで、結構多くの方々がこの道を通ります。だんだんと絵が出来上がっていく過程を、まちの方々も楽しんでいただけたらとてもうれしいです。まずは絵が描いてあることを知ってもらい、絵のことについて話したりして、まちの方々にとってお気に入りのスポットになったら素敵です。
約3ヶ月間、ありがとうございました!
初めてのシャッターアート企画でしたが、クボタユキさんに描いていただけて本当に良かったです。色合いといい、ツバメのモチーフといい、井の頭の土地の文脈表現だったり、私自身とても気に入っています。
ぜひ実際に見に来てください
この記事を読んでくださっている方は、ぜひ実際に足を運んで見に来ていただきたいです。2020年の夏から秋にかけて、試行錯誤しながらシャッターアートが制作されたストーリーも含めて楽しんでもらえたら。
スワンとボートは井の頭公園ですね。
ツバメが回転しています。自由気ままに伸び伸び飛び回っている感じ。躍動感。
レインボーカラーの京王井の頭線は子どもたちに人気。
堂々と飛んでいるツバメの存在感。
何年も何十年も多くの人の心に刻まれるアートになりますように。
絵の注釈文(キャプション)もクボタユキさんご本人に書いていただきました。常設で貼ってありますので、ぜひ読んで見てください。
この日はライトアップしてみました。美術館の中だけではなく、生活に身近なまちなかでもアートは成立することがわかった気がします。
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