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三鷹台・井の頭公園・吉祥寺・西荻窪エリアの気になる「街のコンテンツ」をピックアップ

自宅周辺の気になる「街のコンテンツ」をピックアップ

 普段何気なく街を歩いたり自転車で通り過ぎていても気になるお店や施設を一つや二つ見かけると思う。それも大規模資本によるチェーン店ではなく、この街にしかないような唯一無二性を感じるその「街のコンテンツ」に魅力を感じる。その街固有の歴史や文化、自然、伝統を活かしていたり、事業主の個性が全面に出ているお店や施設はなんだかワクワクする。
 今回は自宅周辺のそんな気になる「街のコンテンツ」をピックアップする。

タイ料理店「井の頭ナムチャイ」

 だいぶ前から気になっているタイ料理店「井の頭ナムチャイ」。三鷹台駅から徒歩3分。店主がTwitterで日頃から情報発信している。まだお店に入ったことはないが4月上旬に通りかかったときは定休日が火曜と水曜で営業時間は19:00〜24:00ということだった。店構えからも店主の個性が全面に出ていて面白い。ちなみにナムチャイという言葉はタイ語で”思いやり”や”慈悲”という意味らしい。

場所#4(バショ_イノヨン)

 こちらもだいぶ前から気になっていた「バショ_イノヨン」はレンタルオフィスのようにも見えるし、イベントスペースとしても活用されているようだ。キッチンがあり飲食営業も可能だそう(飲食営業許可取得済とウェブサイトには載っている)。デザインやITの仕事を街の人に見せていく取組無農薬野菜販売一日限定ポップアップカフェなど多様な人々が自由に活動している舞台となっている。人のクリエイティビティを引き出す場の存在は重要だ。

写真集専門古書店「ブックオブスキュラ」

 2017年10月にオープンしていた写真集専門古書店「ブックオブスキュラ」は写真集を中心にアートブックやリトルプレスを取り扱う古書・新刊書店。井の頭公園のすぐ近くにあり、公園で散歩した後に寄ってみるもよし、ブックオブスキュラに寄ってから公園を散歩するもよし、だ。元印刷所であり味のある内装がお店の魅力をアップさせている。なぜ吉祥寺駅から遠く、井の頭公園を抜けた住宅街の中にお店をオープンさせたかは店主noteを読んでみるとわかる。

Art Center Ongoing

 1階はカフェ、2階はギャラリーとライブラリーを併設するアートセンターである「Art Center Ongoing」は2008年1月に吉祥寺にオープンした。10年間の軌跡をまとめたドキュメント本を制作しようというクラウドファンディングの文章を読んでみると、立ち上げの意図などが詳しくわかる。街の中の身近な場所にアーティストの発表の場があることにより周辺住民の生活の中にアートが潜り込んでいる。身近にアートが存在することは生活の豊かさに繋がる。

okatteにしおぎ

 シェアキッチン&リビングである「okatteにしおぎ」は"食”を中心にした、まちのパブリックコモンスペース。肝となるのはメンバーシップ制である。メンバー一人ひとりが会費を負担して、お茶を飲んだり仕事をしたりイベントを開いたりと、自由な使い方が可能だ。オープンは2015年4月。こちらの記事によると会員が約100名もいるらしい。みんながお金を少しずつ出しあって維持管理を行い、食を中心に美味しく楽しい空間をつくっている。

点在する空き家を「街のコンテンツ」に生まれ変わらせる

 今回は5つの素敵な街のコンテンツを見てきた。点在する空き家がこれらのように生まれ変わったら街はもっと面白く魅力的になる。そのために僕は何ができるかを考え行動していきたい。

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