空き家の所有者を調べる
空き家の所有者の調べ方
前回記事では三鷹台の街を歩いて、気になる空き家(以後基本的に文中に出てくる空き家は、筆者が外観などから空き家と推定した住宅のことを言っている)を見つけたことを書いた。今回は次の段階として、その空き家の所有者が誰なのかを調べていく。土地、建物、つまり不動産の所有者情報は法務局が管理している不動産登記簿を閲覧または取得することでわかる。(参考記事)
具体的には法務局へ実際に行って閲覧するか、オンラインで登記情報を取得するかの2種類がある。今回、僕が採用した方法は後者である。「登記・供託オンライン申請システム」を検索→「申請者情報登録」をする。そしてログインし、「かんたん証明書請求」により調べたい空き家の住所と地番を入力する。本当はもっと詳しく説明したいが「登記・供託オンライン申請システム」は平日8時30分から21時までしか利用できないため簡易的な説明でとどめざるを得ない(この記事は土曜日に書いている)。
地番の調べ方
空き家の住所は表札や地図を見たりして割とすぐにわかる。しかし地番はおいそれとはわからない。そこで地番に関しても、法務局へ行って閲覧するかオンラインで地番情報を取得するかの2種類の方法がある。もちろん僕は後者の方法を選んだ。(参考記事)
「登記情報提供サービス」を検索し、「一時利用」の「利用申込」をクリックし先に進み、右下にある「地番検索サービス」により空き家の住所を入力すると当該住所の地番がわかる。
インターネットバンキングまたはペイジーで電子納付する
地番情報をゲットしたら「登記・供託オンライン申請システム」に戻り、地番を入力する。諸々入力していくと最後に手数料を電子納付することで請求が完了する。僕はインターネットバンキングは利用していなかったので銀行ATMからペイジーで支払った。収納機関番号、納付番号、確認番号をATM上で入力し振り込む。
注意しなくてはいけないのが請求してから電子納付の期限が1、2日間と非常に短いことだ。この期限までに電子納付しないともう一度請求し直すことになるので注意したい。
法務局へ登記情報を受け取りに行く
請求した登記情報は郵送か法務局で受け取りかを選べる。僕は今回が初めての請求ということもあるので法務局での受け取りにした。後は受け取りに行けるかどうか法務局からの連絡待ちである。
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