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仙台箪笥を新規出店者に引き継ぎたい

東京ガラクタ研究所に学ぶ

 「5年くらい近くに住んでいるけれど初めてシャッターが空いているのを見た」と言って来店してくれた方には木の籠やコップ、アクセサリーなどをお譲りしました(ご寄付いただきました)。こちらの方に教えてもらった「東京ガラクタ研究所」のウェブサイトやインスタを見てみると、古道具や骨董品の魅力を引き出しているなぁと、とても参考になります。実は「旧・アンティーク日本の心(イノイチサードプレイスプロジェクト)」もインスタをやっているんですが、東京ガラクタ研究所に学んで投稿内容を充実させていこうと思いました。

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時代を超えて愛される仙台箪笥

 今更ながら店内にある「仙台箪笥」について調べてみたんですが、これ結構な値打ちモノです。仙台箪笥とは何かはこちらのサイトが詳しいのですが、幕末から明治初期に作られたようで、実は相当な歴史物みたいです。

もともとは刀や着物、証文などの大切な物を収めるための武家や商屋の箪笥として生まれ、堅牢さや防犯性などの実用性が重視されていました。
明治になると庶民の間でも人気が高まり、美しい漆塗りや華やかな金具などの美術的要素が加わり、独自の発展を遂げてゆきます。
仙台箪笥とは

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 高い耐久性や実用性だけでなく、美しい漆塗りや華やかな金具など芸術性にも優れているのが仙台箪笥の大きな魅力です。ちょっと建て付けがわるい引き出しもあるんですが、新しくお店を開業される方や新生活を始められる方、アンティーク品が好きな方などにぜひ引き継いでもらいたいと考えています。三鷹、吉祥寺、西荻窪らへんでどなたか欲しい方いらっしゃいませんか?

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LINE公式アカウントのチラシを学生寮に配布

 三鷹台駅や井の頭公園駅の周辺は学生寮がチラホラあります。店内にある古道具や骨董品を譲るだけにとどままらず、サードプレイスづくりに参加してくれたらいいな〜という淡い期待も込めつつ、4軒ほどの学生寮にLINE公式アカウントのチラシを配布してきました(管理人さんに手渡し1軒、ポストに投函3軒)。

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来週はプレオンラインツアーを実施します

 毎週毎週、いろいろな人と話したりして発見があって面白いわけですが、ちょっとまとまった時間をとって井の頭地域の歴史や抱えている課題、旧・アンティーク日本の心の場所の活かし方などを地域の方々や関わってくれる方々とお話しする「プレオンラインツアー」を実施します。
 コロナのためディスタンスを取る必要があることからリモートで店内の様子も紹介したいという意図から「ツアー」と銘打って。なにぶん初めてのトライなので「プレ」ということで、数名のクローズドなイベントです。慣れたら公開イベントとして出来ればいいなと考えています。

まちの余白を活用して新しい価値をつくる活動はみなさんのサポートに支えられています。