一寸の虫にも…
例の病気の件で、指定を二類から五類へ早く格下げせよという論調があります。ボクもそう思います。しかし、ここでちょっとした妄想を抱きました。
妄想を抱いたのは、高橋洋一のYouTubeチャンネルで、二類を五類にしないのは厚労省のつまらないメンツが邪魔をしているのではないかと言うのを聞いたのがキッカケでした。
ボクの認識では二類に指定されたのは、あのダイヤモンド何とか号の事件の時だったと思います。船内の検疫作業の手際の悪さみたいなものが言われました。あの時たしか、高橋洋一は早く二類に指定すべきだと言ったと思います。まったく評論家は気楽ですね。
妄想はここからです。当時すでに厚労省の担当者にはこの病の概略がわかっていたのでしょう。東京都医師会だって2月の時点で、それ程騒ぐべきでないという内容のコメントを出したのですから。こんな病を二類にしたらどんなことになるかわかっていたのだと思います。恐らく、二類に指定するに際しては抵抗したろうと思います。
それを今になって早く五類にしないのは、厚労省が自分の誤りを認めるのを嫌ってのことだとか言われたら、ボクだったらすっかりアタマにきます。もうこうなったら医療崩壊しようが、経済的な困窮から自殺者が増えようが、決して五類にはしないと思います。
一寸の虫にも五分のたましい…です。会社員の現役時代に、経営陣に馬鹿にされた現場の経験を思い出して、妄想に耽っている今日この頃です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?