100m走で例えると1m

　NHKはウソを言うのであまり見ないのですが、今日は家内が相撲を見ていて、ボクも「背筋ピンの人は居る？」とか言いながら見ていたら、流れで6時のニュースを見てしまいました。

　聖火リレーが始まったと言うニュースでは、福島県の復興が遅れているという人のインタビューが出て「100m走で例えるなら、まだ1mしか進んでいない」というようなことを言いました。

　これには驚いて、どんな立場の人がどんなセリフで言ったのか確認しようと7時のニュースも見ました。すると、同じニュースらしいのですが問題の部分はありませんでした。これはどうしたわけでしょう。

　「100m走で例えると（10年たったけど）まだ1mしか進んでいない」とはどういう意味でしょう。また、1時間後のニュースでそれが消えていたのはどういう意味でしょう。

　実際のところ、地元の人の感覚ではまったく進んでいないということでしょうか。それとも、それはごく一部の人の見方なので、その後のニュースではカットされたのでしょうか。NHKはウソを言うので、本当のところは謎のままでしょう。

　ところで、せっかくの聖火リレーを見るのに声を出すこともできず、肩の触れ合うのもいけないそうです。例のはやりやまいの犠牲者は欧米の100分の1に過ぎないというのに。外国からは選手しか来ないというのに。狂気を感じるのはボクだけでしょうか。事大主義者が悪ノリしているだけでしょうか。