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2007.4.20 Cloudberry Jam Live at 岡山 Johnbull Hall

夜遅くまで楽しんだ大阪から一夜明けたこの日、偶然にもCloudberry Jamのメンバーと大阪駅でばったり。
同じ新幹線に乗り、岡山駅へと到着。

Yah、Rie(with her friend)、Sizuhikoさん
つまり、いつものメンバーと待ち合わせをして会場付近へと移動した。

16時前に会場近くに到着した私たち。
開場1時間前までは、お茶をしたり、近所に複数ある古着屋巡り、フルーツを売る傍らで絞りたてのジュースやケーキを出してくれるお店でグルメを楽しんだ。

開演

まずはオープニングアクトCOMATOSEが20分ほどのライブを披露し、メインアクトCloudberry Jamの登場を待っている。
会場はライブハウスというよりもパーティハウスのように平面的で、床も木材なので、気がつけばみんな体育座り。
ちょっと不思議な光景だった。

開場19:30の時点では10数人しかおらず、「これは心配だなぁ…」と思っていたが、ふたを開けてみれば100人近いオーディエンスが集まった。
再結成後、Cloudberry Jamが岡山に来るのは初めてのこと(Jennieは個人的に訪れたことがある)。
岡山のファンがCloudberry Jamを待ちわびていた様子が伝わってくるようだ。

Cloudberry Jamの出演は21:30と遅め。
開場前も合わせると6時間近く待ったことになる。

そして、Jonathanがステージに上がりドラムを叩き出す。
今回のライブで定番となりつつある登場の仕方だ。

Jennie: Konbanwa!

Jennieが「何でだか分からないけど好きな曲、きっとレコーディングが楽しかったのかな」と1年前に言っていた曲、「Walkin’ in my sleep」が始まった。

Jennie: Arigato gozaimasu!
Jorgen: Thank you!
Jennie: Thank you very much!
今日はきてくれて嬉しいわ。
次は、私たちが尊敬しているPaul Wellerの「My ever changing moods」よ。
Henrik: Thank you!
Jennie: Thank you!
Jorgen: wao! sugoi! Thank you!

3曲目というとても早いタイミングで「Your love」
大阪で「ジャンプが足りない」と Rie にダメ出しされた私たちは、これでもかとばかりに飛び跳ねる。
そして大阪同様、終わったかと思いきや、Jorgenのギターをきっかけに再度サビを演奏。
この時点で足がガクガクしてきたのは私だけではないはずだ(笑

Henrik: Thank you very much!
Arigato gozaimasu!
Jennie: Thank you very much!

のっけから歌う・踊るの異様な盛り上がりを見せる岡山のオーディエンスに、

Jorgen: 金曜の夜の岡山だ!
Sugoi!
Jennie: Sugoine!

と驚きの言葉を口にする。
そして、「I sit a while considering」へ。

Henrik: Thank you very much!

ここで、メンバー全員が Martin のベースに合わせて指を鳴らし始める。
今回のツアーで初めてプレイする「Let the man」だ。
はじめは手を叩いていたオーディエンスも、メンバーに合わせて指を鳴らし始めた。

CDでは少し地味に感じるナンバーだが、ライブ映えする名曲だ。
ひとしきり盛り上げ、最後は指を鳴らしてひっそりと終了。
間髪入れずにJorgenが

Jorgen: 「Going further」

と叫び、これまたライブ映えする「Going further」が始まった。
会場の盛り上がりを見て、奥でプレイするRobinも前に出て行きたそうな雰囲気だ。

Jorgen: Thank you very very much!
Jennie: Thank you!
次は2曲続けてニューアルバムからプレイするんだけど…
あっ、そうだ!今日はとても素敵なレストランでランチをしたの。
この近くで、名前は知らないんだけど、ビルの階段を上っていくの。
(会場を見渡して)なんて言うか知ってる?
オーディエンス: (聞き取れず)

もう一回言って!

オーディエンス: (聞き取れず)

Jennieは聞き取れなかったようで

Jennie: 多分それね(笑
すごく良かったのよ!
次の曲は「So happy」

続けざまに「Mesmerized」へ。

Henrik: Thank you very much!
Jorgen: Atsui!
Jennie: 「Atsui」は、私たちが知ってる日本語の1つなの。

ここでメンバーのいたずら心がうずき出し、日本語の応酬が始まった(笑

Jorgen: Yopparatta!
Jennie: Genkidesuka?
Jorgen: Genkidesu!
Jennie: 「Connected」

と、東京・大阪でも披露してくれた大好きな曲「Connected」をプレイ。

Henrik: Thank you!
Jennie: Thank you!

そしてJorgenが

Jorgen: 「Cliches」

と叫びアップテンポなこの曲が始まった。

Jennie: Thank you very much!
実は岡山には、2年前に大学の大きな会議で来たんだけど、(MC聞き取れず)なんて言ったらいいのか分からないくらい楽しかったわ。
話はさかのぼって、24歳か25歳くらいの時に(MC聞き取れず)、「Do what I wanna do」

と、「Let the man」に続いて岡山で初披露となる「Do what I wanna do」へ。
再結成後のライブでは毎年披露している曲だけに、完成度も抜群だ。

Henrik: Thank you!
Jennie: 「Roll the dice」

と、懐かしい曲が続く。

Henrik: Thank you!
Jennie: Thank you!
Jorgen: Arigato gozaimasu!
Okayama Rocks!
Jennie: 私たちと一緒に踊りましょう!

と、「Elevator」
これで5曲続けて懐かしい曲が並ぶことになる。
これは再結成後初めて訪れる岡山のファンへの配慮なのかも知れない。

Henrik: Thank you!

そして、新曲「Thinking of you」へ。

Jorgen: 今演奏した曲はは新曲で、iTunesでダウンロードできるんだ、みんな気に入ってくれるといいな。
Thank you!

と言い、「Another moment follows」へ。

曲の最後でJorgenが大きくジャンプすると、ステージ全体が激しく揺れた。
それについて、Jennie が

Jennie: (MC聞き取れず)
Jorgen: (激しいドラムの)Jonahan のせいだよ(笑
Jennie: そっか、Jonathanのせいか(笑
これから Jonathanの話をするわ。
みんなは JorgenとHenrikと私のことは、Cloudberry Jamのメンバーとして見たことがあると思うけど、今回、新しい仲間を連れてきたの。
まずはベースのMartin
サックスのRobin
そして、(MC聞き取れず)、ドラムの Jonathan
「Easy」

と、Easyをプレイ。

Henrik: Thank you!
Jennie: Thank you very much!
Jorgen: Thank you very much!
もう1曲やろうかな。
Jennie: 今日は楽しかったわ。
「I take you where you wanna go」
今夜は来てくれてありがとう!
Henrik: Thank you very much!
Jennie: Arigato gozaimasu!
Jorgen: Okayama!

これだけ盛り上がった岡山だ、大きな拍手でアンコールを迎える。

Jorgen: Yabaaaai!
Jennie: Thank you so much!
1ヵ月前に、Dolly Partonのライブに行ったんだけど、彼女はあなたたちは今までで最高のオーディエンスよって言ってくれたの。
その後、Martinも同じライブを見に行ったんだけど、彼女はそこでもあなたたちは今までで最高のオーディエンスよって言ってたの(笑
でも、今日は最高よ、ありがとう。

ここでJorgenが Dolly Partonの曲を弾き、Jennieに歌うように促す。
Jennieが誘いに乗るか悩んでいると…

Jorgen: 多分、来年やるよ。
Jennie: うん、来年。

と笑いながら、「Everything you are」へ。
練習不足だった大阪でのプレイとは見違えるようなプレイに、本来この曲が持つ美しさを再認識した。
今になって思うと、Jennieがソロで来日した際に渋谷Planet 3rdで演奏した時と同じような感覚を覚えた。

Jennie: 「Day after day」

今回のツアーで3rdアルバム「The impossible shuffle」からの曲は、先ほどの「Everything you are」とこの曲だけだ。
そして、この曲「Day after day」で初披露となった。

Henrik: Thank you!

そして、「Nothing to declare」へ。
ここでも大阪での荒々しいおまけパートが踏襲されていたが、若干 Jorgen のマイクの音が小さかったせいか
掛け合いの良さが割り引かれたのが残念だ。

Henrik: Thank you very much!
Jennie: Thank you!
Thank you so much!
Henrik: みんなすごいな。
Sugoi!

最強のオーディエンス、岡山。
もちろんここで終わりというわけにはいかない。
先ほどより大きな拍手で2度目のアンコールを迎えた。

Henrik: Thank you!

そして、Henrik のキーボードをきっかけに「Radio」が始まった。
ここでも曲が終わると見せかけて、もう1コーラス続けてしまうプレゼント付き。
大歓声が沸き起こった。

Jennie: Thank you so much!
私はいくつか知ってる日本語があって、「Gomennasai」と「Oyasuminasai」なんだけど、
東京で渋谷の街を歩いてたら、道が狭いからいろんな人とぶつかって、その度に「Oyasuminasai」「Oyasuminasai」って(笑
これから歌う曲が最後になると思うけど、Oyasuminasai Songよ、「Summer breeze」

と締めくくった。

Jorgen: Thank you!
Jennie: Domo arigato gozaimasu!
Henrik: Thank you very much!
Jennie: Thank you!

ライブが終わってすぐ、Jorgenが駆け寄ってきて「hacchi、今日のライブはベストだったと思わない?」と聞いてきたことから、メンバー自身も大きな手応えを感じたようです。

「Let the man」「Do what I wanna do」「Day after day」の初披露となる3曲を、4公演目となる岡山で投入してくるあたりからも、メンバーの気合いの入れようが伺えた。
終わってみれば、6公演中で、もっともオーディエンスが盛り上がりを見せたのはここ岡山だった。

Set List

Walkin’ in my sleep
My ever changing moods
Your love
I sit a while considering
Let the man
Going further
So happy
Mesmerized
Connected
Cliches
Do what I wanna do
Roll the dice
Elevator
Thinking of you
Another moment follows
Easy
I take you where you wanna go
Everything you are
Day after day
Nothing to declare
Radio
Summerbreeze

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