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今更第四66やりたい人へ

・はじめに
3年程前にツチニンの使い方がわからないに第四66の事を書きましたが掘り下げが欲しいって声があったので自分用のメモ兼ね筆を握ります。
流行りに乗って汎用的ポケモンの紹介をする予定でしたが様々な理由があってデータベースになってしまいました。
第四世代シングル66/4th66/第四66と呼び方はありますが第四66が1番好きな呼び方です。
下記より本題に入りますので、最後までお付き合いよろしくお願いします。

・想定ルール
・HGSSシングル50フラット6vs6
・幻/伝説/FCロトム禁止
・天候変化時追い討ち禁止
・催眠重複禁止
・心の雫禁止



・ガブリアス 

性格:陽気
持ち物:拘りスカーフ
実数値:183-182-116-×-105-169
努力値:0-252-4-0-0-252
技:逆鱗/ドラゴンクロー/地震/選択肢
選択肢:毒々/大文字
相手の拘りスカーフが見えてない場合はガブリアスだと思うのが基本の考え。
地面+ドラゴンの範囲で完結されているが、メジャー故のミラー対策と別の勝ち筋を用意するのが必須になる。
選択肢は当時各所で論争が繰り広げられたが、滅多に押さないので気休めの枠である。
常時砂嵐なこのルールでは、砂隠れの恩恵が大きくガブリアスの存在自体が勝ち筋になる。

性格:陽気
持ち物:拘り鉢巻
実数値:183-182-116-×-105-169
努力値:0-252-4-0-0-252
技:逆鱗/地震/炎の牙/選択肢
選択肢:ドラゴンクロー/寝言
命の珠だと思ってシャワーズ当てたら拘り鉢巻逆鱗地震で崩された、拘り鉢巻だと思って鋼出したら命の珠大文字でエアームドドータクンが上手に焼けましたってのは日常茶飯事である。
サンプルは汎用性のある陽気としているが意地っ張りでも良い。

性格:陽気
持ち物:ヤチェの実
実数値:183-182-116-105-169
努力値:0-252-4-0-0-252
技:ドラゴンクロー/地震/炎の牙/剣の舞
ヤチェの実を持つ事で、水枠の冷凍ビームと不意の目覚めるパワー氷を起点に剣の舞を決めて崩す。
剣の舞後に砂隠れが上振れるとどのガブリアスよりも強く困りものである。

性格:陽気
持ち物:カムラの実/光の粉
実数値:183-182-116-105-169
努力値:0-252-4-0-0-252
技:ドラゴンクロー/地震/身代わり/剣の舞
中盤~終盤に砂嵐の中身代わりを仕掛ける。
カムラの実発動時には殆どの先制技圏内なので避ける前提となり、ラティオスを抜ける事に旨みを感じなければ光の粉で期待値あげても良い。

性格:陽気
持ち物:食べ残し
実数値:209-156-116-×-106-169
努力値:204-44-4-0-4-252
技:ドラゴンクロー/地震/威張る/身代わり
混乱砂ダメ身代わりの期待値込みで飛ばしてしまうが、火力が低いので下振れると弱い型である。

性格:無邪気
持ち物:命の珠/達人の帯
実数値:183-151-115-132-94-168
努力値:0-4-0-252-0-252
技:流星群/大文字/地震/選択肢
選択肢:逆鱗/毒々
命の珠とC振りで大文字の火力を上げ、呼ぶエアームドドータクンを崩し後続を動きやすくできるがHBシャワーズスイクンで止まる。
命の珠を持つ場合は逆鱗確定で、達人の帯を持つ場合はソーナンスやシャワーズに入る毒々になる。

・ラティオス

性格:臆病
持ち物:拘り眼鏡
実数値:156-×-100-182-130-178
努力値:4-0-0-252-0-252
技:流星群/10万ボルト/波乗り/選択肢
選択肢:竜の波動/寝言
耐性が優秀で繰り出し性能が高く、耐久振りのソーナンスメタグロスバンギラスハピナスで抑えれる程の決定力を持つ。
選択肢は流星群を撃ちたくない時に使える竜の波動と、キノガッサに抗う寝言から。

性格:臆病
持ち物:命の珠
実数値:156-×-100-182-130-178
努力値:4-0-0-252-0-252
技:流星群/10万ボルト/自己再生/選択肢
選択肢:目覚めるパワー炎/波乗り
命の珠を持つことでソーナンスに捕まっても一方的に狩られず、自己再生で場持ちと小回りが聞く。
水の遂行技である10万ボルトは確定で、選択肢はハッサム意識の目覚めるパワー炎か呼ぶバンギラスに当てる波乗りで良い。
目覚めるパワー炎個体の場合、最速を切るので相手のハッサムを倒しても同族の起点となる。

性格:臆病
持ち物:竜の牙
実数値:156-×-100-182-130-178
努力値:4-0-0-252-0-252
技:流星群/10万ボルト/毒々/置き土産
怠慢性能を活かしたサポート型であり、呼ぶソーナンスを毒々で誤魔化し最終的に置き土産で起点作りが可能である。
流星群と10万ボルトで最低限の火力と役割は持てる為、コンボを決めたい時には最適な型である。

・ゴウカザル

性格:陽気
持ち物:拘りスカーフ
実数値:152-156-91-×-91-176
努力値:4-252-0-0-0-252
技:フレアドライブ/インファイト/蜻蛉帰り/マッハパンチ
汎用性はこのルールで5本指に入り、某所で拘りスカーフゴウカザルのプレイが勝率に直結すると言われた程である。
様々な構築に入り蜻蛉帰りでサイクルを回し終盤はインファイトとフレアドライブで抜き要因になる。
マッハパンチは剣の舞ルカリオ対策である。

性格:陽気
持ち物:拘り鉢巻
実数値:152-156-91-×-91-176
努力値:4-252-0-0-0-252
技:フレアドライブ/インファイト/蜻蛉帰り/マッハパンチ
拘り鉢巻にする事によって受けにくるシャワーズやドククラゲに被害を与える。
マッハパンチの打点も上がり、後半の抜き役とルカリオに隙を見せないのが強力である。

性格:無邪気
持ち物:達人の帯
実数値:151-126-91-156-81-176
努力値:0-4-0-252-0-252
技:インファイト/大文字/蜻蛉帰り/選択肢
選択肢:目覚めるパワー氷/目覚めるパワー電気/草結び/真空波
役割破壊の申し子と言われた所謂「受からない」型である。
C振りにして達人の帯を持つ事で突破力を上げており、インファイト/大文字/蜻蛉帰りの3つで最低限の汎用性を持てるので選択肢は構築次第で。
タイプ的にはせっかちにしたいが終盤のハッサムから先制技貰うケース考慮して無邪気推奨である。

性格:無邪気
持ち物:ラムの実/達人の帯
実数値:151-156-91-125-81-176
努力値:0-252-0-4-0-252
技:インファイト/オーバーヒート/蜻蛉帰り/選択肢
選択肢:アンコール/マッハパンチ
A振りにする事で拘りスカーフゴウカザルの様に動き「アンコール習得可能」という肩書きで行動を縛る。
環境初期は役割持てないのでゴウカザルのアンコールはあり得ないwと言われる始末だったが、AS拘りスカーフが増えるにつれ評価が見直された。
汎用技3つと選択肢はルカリオ意識のマッハパンチとアンコールのどちらかから選択になる。
アンコールを持つ場合低い繰り出し性能を誤魔化す為にラムの実も候補に上がる。

・アグノム 

性格:無邪気
持ち物:達人の帯
実数値:150-146-90-177-81-183
努力値:0-4-0-252-0-252
技:サイコキネシス/火炎放射/蜻蛉帰り/選択肢
選択肢:10万ボルト/目覚めるパワー氷/大爆発
汎用性の高い先発ポケモンで安定する後出しがヒードランしか居ない。
一致技のサイコキネシス、サイクル回しの蜻蛉返り、攻撃範囲兼メタグロス意識の炎技は確定技になる。
選択肢はギャラドス意識の10万ボルト、ガブリアスボーマンダに当てる目覚めるパワー氷、汎用的な大爆発から。
先制技の耐性と、格闘半減地面無効なので物理方面に無理矢理出すシーン想定で無邪気にしている。

性格:無邪気
持ち物:気合いの襷
実数値:150-177-90-146-81-183
努力値:0-252-0-4-0-252
技:サイコキネシス/大爆発/蜻蛉帰り/ステルスロック
先発の使い捨てアグノムで、ステルスロック撒いた後は蜻蛉帰りか大爆発と単調になる。
特殊技はゲンガーの起点されるのを回避してサイコキネシスほぼ1択である。

・ヒードラン

性格:無邪気
持ち物:拘りスカーフ
実数値:167-110-126-182-113-141
努力値:4-0-0-252-0-252
技:オーバーヒート/大地の力/目覚めるパワー氷/大爆発
第四66後期に増えた、拘りスカーフを持たせる事で役割範囲が広がるヒードランである。
逆鱗に後出して目覚めるパワー氷で処理と台頭した剣の舞ルカリオにも隙を見せず、大爆発で水枠とソーナンスとハピナスが間接破壊でき汎用性が高い。
火力が気になるならうっかりやでも良いが、マニューラと準速ギャラドスの竜の舞に抜かれる。

性格:おっとり
持ち物:拘りスカーフ
実数値:166-111-113-200-126-129
努力値:0-4-0-252-0-252
技:オーバーヒート/大地の力/竜の波動/大爆発
上記をおっとりにして目覚めるパワー氷を竜の波動にしたものである。
ラティオスが仮想敵になるので竜の波動の火力が欲しく、役割考えたらせっかちよりはおっとり優先である。
竜の波動は呼ぶガブリアスにも一貫し、炎技と龍技の相性は言わずもがな。

性格:無邪気
持ち物:シュカの実
実数値:166-111-126-182-113-141
努力値:0-4-0-252-0-252
技:大文字/大地の力/竜の波動/大爆発
シュカの実を持つ事でミラーは勿論、ドータクンとメタグロスの地震を耐えて崩しに行けたり恩恵が大きい。
当時はアグノムメタグロスドータクンと並びステルスロック撒きの適任枠として挙げられていたが、アグノムの様に速くもなければメタグロスドータクンの様な耐久も無く大爆発の火力も低いので、持ち前の火力と攻撃範囲を生かす事を推奨である。

性格:臆病
持ち物:食べ残し
実数値:193-×-126-156-126-141
努力値:212-×-4-36-4-252
技:火炎放射/毒々/身代わり/選択肢
選択肢:竜の波動/大地の力
鋼を呼ばないので毒々の通りが良く、呼び込む水枠バンギラスソーナンスハピナスのサイクルを崩す。
選択肢はミラーと呼ぶバンギラスに入る大地の力とラティオスとガブリアス牽制になる竜の波動から。
余談だが準伝説の癖に何故か性別があるので臆病以外の上記個体パターンは♀じゃ無いと存在しないのでこの他の型を考える場合も性別は♀にしよう。

・サンダー

性格:臆病
持ち物:ラムの実
実数値:166-99-105-177-110-167
努力値:4-0-0-252-0-252
技:10万ボルト/目覚めるパワー氷/蜻蛉帰り/羽休め
ステルスロック環境ながら怠慢性能が高く、呼ぶ範囲に刺さる蜻蛉帰りが優秀である。
ステルスロック環境なので羽休めが無いとまともに動けず、目覚めるパワー氷が無いとガブリアスの起点になってしまうので必然的な技構成である。
ラムの実を持つことで繰り出すギャラドスカイリキーキノガッサの状態異常持ちを纏めて見れる。

性格:控え目
持ち物:ラムの実
実数値:190-×-105-187-110-135
努力値:196-0-0-196-0-116
技:10万ボルト/目覚めるパワー氷/羽休め/電磁波
C183以上でD4振りガブリアスが目覚めるパワー氷で確定1発になるので、電磁波を持っても呼ぶガブリアスに対して隙を見せない。
配分はH16n-2最速70族抜き残りC

性格:図太い
持ち物:ラムの実
実数値:191-99-140-146-110-135
努力値:204-0-180-4-0-120
技:10万ボルト/目覚めるパワー氷/羽休め/選択肢
選択肢:電磁波/蜻蛉帰り
汎用サンダー、迷った時のお供。
C146目覚めるパワー氷で無振りボーマンダを4割で確定1発、A205ボーマンダの拘り鉢巻逆鱗も耐える。
配分はH16n-1と最速70族抜き残りB
※固体値は31-31-31-31-31-30を想定、電磁波使用の場合は31-10-30-31-31-31となる。

性格:図太い
持ち物:食べ残し
実数値:193-×-139-145-110-135
努力値:220-174-0-0-116
技:10万ボルト/羽休め/身代わり/毒々
毒々身代わり羽休めプレッシャーから、ハマると6タテされるので考えなしにサンダーにカバルドンとハピナスを投げると痛い目に合う。
配分はH16n+1と最速70族抜き残りB

・バンギラス

性格:寂しがり
持ち物:オボンの実
実数値:206-170-117-147-121-82
努力値:244-4-0-252-4-4
技:ストーンエッジ/大文字/冷凍ビーム/選択肢
選択肢:ステルスロック/電磁波
ラティオス意識の汎用バンギラスで、Cに補正を掛けても冷凍ビームがH振りカバルドン確定2発が動かないので寂しがりでHC振りとしている。
ラティオスサンダーなどの特殊方面に出て行って電磁波ステルスロック撒く、配分はHCだが気になるならHを落としてSを調整しても良い。

性格:意地っ張り
持ち物:カゴの実
実数値:207-169-130-×-252-82
努力値:252-0-0-0-252-4
ストーンエッジ/冷凍パンチ/眠る/選択肢
選択肢:ステルスロック/電磁波
ラティオスをより意識したサイクル重視型で、砂補正と眠るでラティオスを余裕を持って流せる。
2ウェポンの場合ガブリアスとグライオンの起点回避で冷凍パンチ1択である。

性格:意地っ張り
持ち物:拘り鉢巻
実数値:175-204-130-×-121-113
努力値:0-252-0-0-4-252
技:ストーンエッジ/噛み砕く/アクアテール/選択肢
選択肢:けたぐり/冷凍パンチ
絶対零度スイクン実装まではよく見たバンギラスで、一致技と呼ぶカバルドンとグライオンに一貫するアクアテールまで確定である。
選択肢はハピナス遂行のけたぐりとガブリアスとグライオン意識の冷凍パンチの2択である。
努力値はASとしているが、役割を持ちたい場面も多いのでHAベースでも良い。

性格:せっかち
持ち物:シュカの実
実数値:175-155-117-147-120-124
努力値:0-4-0-252-0-252
技:ストーンエッジ/馬鹿力/冷凍ビーム/大文字
最速にする理由はミラーへの馬鹿力が最たる理由であり、最速でなければ格闘技を使う理由が薄い。
シュカの実でガブリアスを崩せるが、Hに振ってないのでハピナスと電気にしか役割が持てない。

・ギャラドス

性格:陽気
持ち物:カゴの実
実数値:201-146-100-×-121-146
努力値:244-4-4-0-4-252
技:滝登り/電磁波/眠る/選択肢
選択肢:ストーンエッジ/挑発
威嚇に優秀な耐性と地面を呼び難い為電磁波の通りが良く、絶対零度スイクンが実装されるまでは先発最強と言われたポケモンである。
選択肢は範囲のストーンエッジと、出ていく相手を封じる挑発の2択になる。
威嚇電磁波挑発のサポートが強力で、サンダー同様ステルスロックの環境でも心強いポケモンである。

性格:意地っ張り
持ち物:食べ残し
実数値:193-180-99-×-120-124
努力値:180-148-0-0-0-180
技:滝登り/ストーンエッジ/身代わり/竜の舞
身代わりが無振りシャワーズの冷凍ビーム程度は耐える。
攻撃範囲は狭いが終盤の抜き要因としても腐らず、竜の舞→身代わりの流れは大爆発で誤魔化しにくるポケモンの対策となる。
配分は16n+1と竜の舞1回で最速115族抜き。

・ゲンガー

性格:臆病
持ち物:黒いヘドロ
実数値:135-×-81-182-95-178
努力値:0-0-4-252-0-252
技:シャドーボール/気合い玉/身代わり/選択肢
選択肢:鬼火/痛み分け
耐久とは裏腹に繰り出し性能が高く、シャドーボール+気合い玉の攻撃範囲も広いが、低命中の鬼火と気合い玉に頼り気味で下振れると弱い。
低命中を身代わりでカバーし、選択肢の痛み分けを持つとハピナスも突破し得る。
対策はロズレイドが1番だが、メタグロスとハッサムの鋼枠と電気技さえ無ければドククラゲシャワーズでも見れる。

性格:無邪気
持ち物:命の珠
実数値:135-86-80-183-85-178
努力値:0-4-0-252-0-252
技:シャドーボール/気合い玉/10万ボルト/大爆発
10万ボルトを持つと不安定な水タイプにも安定した打点を確保し、大爆発で間接破壊も可能な反面扱いは難しい。
ノーマル格闘地面無効で物理方面に出ていくことが多い為、無邪気1択である。

・ルカリオ

性格:意地っ張り
持ち物:命の珠
実数値:146-178-90-×-90-142
努力値:4-252-0-0-0-252
技:インファイト/バレットパンチ/神速/剣の舞
第四66中期に台頭したポケモンで、剣の舞ルカリオを触れて第四66にハマったという人はよく見た。
代表的なのは拘り眼鏡ラティオスの流星群と拘りスカーフガブリアスの逆鱗の死に出しを起点とし、剣の舞から遅い相手にインファイト早い相手にバレットパンチと神速で認知される前は全抜きが日常茶飯事だった。
対策が進み準速ルカリオ抜きが指標になり、命の珠持ち見えるまでルカリオと仮定したプレイング、無振りでもステルスロック込命の珠剣の舞神速を耐えるガブリアスを温存など汎用的な対策が可能な為、全盛期の様な運用は難しい。
話すと長くなるので割愛するが、環境に与えた影響は大きいポケモンである。

性格:無邪気
持ち物:命の珠
実数値:145-162-90-138-81-156
努力値:0-252-0-4-0-252
技:インファイト/神速/バレットパンチ/目覚めるパワー氷
剣の舞ルカリオ対策が進み産まれた型で、グライオンとミラー意識で最速と目覚めるパワー氷持ちの舞わない型が注目された。
余談だが型の原案は某不正プレイヤーが愛用しており、呼ぶグライオンとギャラドスを命の珠冷凍パンチと雷パンチで破壊し彼を称えこの型は一部で「ルゴリオ」と呼ばれていた。

・グライオン

性格:腕白
持ち物:ヤチェの実
実数値:182-115-165-×-95-143
努力値:252-0-36-0-0-220
技:地震/蜻蛉帰り/羽休め/選択肢
選択肢:ハサミギロチン/挑発
物理方面に対して役割を持ち、自身も蜻蛉帰り羽休めとサイクルを回す。
格闘全般とカバルドンなど繰り出し範囲は広いが、地震とハサミギロチン無効化し蜻蛉帰りを半減するゲンガーエアームドを呼ぶ。
選択肢の挑発は呼ぶエアームドの機能停止と、ゲンガーに鬼火身代わりの選択を与えない。
素早さは準速90族抜き、持ち物は不意の目覚めるパワー氷意識でヤチェの実が有力である。

性格:陽気
持ち物:ヤチェの実
実数値:182-115-146-×-95-161
努力値:252-0-4-0-0-252
技:地震/蜻蛉帰り/羽休め/選択肢
選択肢:ハサミギロチン/挑発
最速にすると準速100族まで抜けるのが大きい。
蜻蛉帰り/羽休め/挑発は素早さで使い勝手が変わる技なので最速ルカリオ意識する場合の副産物が大きい。

・ボーマンダ

性格:意地っ張り
持ち物:拘り鉢巻
実数値:171-205-100-×-100-152
努力値:4-252-0-0-0-252
技:逆鱗/地震/炎の牙/寝言
先発の鉢巻ボーマンダこと通称「オマンダ」
威嚇による流し性能の高さと、拘り鉢巻逆鱗の決定力が凄まじくその火力はH振りドータクンを中乱数2発で突破する。
逆鱗中に拘りスカーフヒードランやイバンの実ソーナンス合わせるのが汎用的な対策になる。
拘り眼鏡はラティオスの劣化で、拘りスカーフは奇襲したいラティオスに砂ダメージの順番でバレるので、ステルスロックが刺さるのもあり、1番強いのが消去法で先発の拘り鉢巻逆鱗になる。

性格:うっかりや
持ち物:竜の牙
実数値:170-155-100-178-90-152
努力値:0-4-0-252-0-252
技:流星群/大文字/ドラゴンダイブ/選択肢
選択肢:地震/寝言/羽休め
所謂「受けられない」型で流星群+大文字+物理龍技の対応範囲で第四66中期に理論上最強と言われた。
優秀な耐性と威嚇の繰り出し性能に攻撃範囲の広さから圧力が凄まじいが、自分目線だとやる事が狭くステルスロックも相まって理論上最強と言われた「受けられない」2刀ボーマンダの弱さが目立って行き過去の物となった。
選択肢はヒードランピンポイントの地震と、キノガッサ意識の寝言と、ソーナンスに捕まった時の羽休めから選択になる。
龍技はドラゴンダイブがB振りハピナスが高乱数2発だが命中不安であり、逆鱗は命中安定だが技個体が痛く、ドラゴンクローはB振りハピナスが3発で火力が足りない。

性格:やんちゃ
持ち物:ヤチェの実
実数値:170-205-100-131-90-152
努力値:0-252-0-4-0-252
技:逆鱗/大文字/地震/竜の舞
剣の舞ガブリアス同様に、目覚めるパワー氷と不一致冷凍ビームを起点にして竜の舞で抜いていく。
ステルスロックが刺さるのと、終盤抜き体制に入ってもバレットパンチが等倍なので、別の勝ち筋を用意する事となる。
竜の舞後は、先制技とスカーフ氷竜技を誘発するので、ルカリオの剣の舞起点にする組み合わせを良く見た。

・ラティアス

性格:臆病
持ち物:ハバンの実/ラムの実 
実数値:187-×-111-130-150-178
努力値:252-0-4-0-0-252
技:流星群/10万ボルト/自己再生/選択肢
選択肢:吠える/毒々
相手のギャラドスが重い場合か、受けループでは相性補完で採用される。
ラティオスと拘りスカーフガブリアス対策のハバンの実か、役割対象のギャラドスの電磁波意識してラムの実の2択である。
選択肢は汎用的な吠える、ソーナンス意識の毒々が選択肢である。

・メタグロス

性格:慎重
持ち物:イバンの実
実数値:186-155-150-×-132-114
努力値:244-0-0-0-76-188
技:コメットパンチ/地震/ステルスロック/大爆発
ラティオスに投げ、ステルスロック撒き呼ぶ水枠は大爆発で間接破壊で汎用性は高いが、天候バグがなければ追い打ちが欲しかった。
配分はC182拘り眼鏡ラティオスの10万ボルト波乗り2回耐えと、準速バンギラス抜き。

性格:意地っ張り
持ち物:オッカの実
実数値:183-179-150-×-110-119
努力値:220-60-0-0-0-228
技:コメットパンチ/地震/大爆発/選択肢
選択肢:思念の頭突き/バレットパンチ/冷凍パンチ
鋼+地面の範囲と存在意義である大爆発は必須で、持ち物はアグノムとヒードラン意識でオッカの実を持つ恩恵が大きく先発向けである。
選択肢は一致技で呼ぶ水の打点になる思念の頭突き、サンダー意識の冷凍パンチ、削りのバレットパンチ辺り。
誰もが通りそうな拘り鉢巻はハッサムの劣化に近く、存在意義の大爆発が使いにくく欠点が目立つ。
配分はH8n-1で火傷ダメージ最小と準速65族+2

性格:陽気
持ち物:命の珠
実数値:155-187-150-×-111-134
努力値:0-252-0-0-4-252
技:アイアンヘッド/地震/冷凍パンチ/高速移動
高速移動1回で拘りスカーフゴウカザル抜き。
ルカリオと異なり、先制技の耐性と数値の高さが売りだがエアームドとドータクンは突破できない。

・ハッサム

性格:意地っ張り
持ち物:拘り鉢巻
実数値:167-200-120-×-100-96
努力値:172-252-0-0-0-84
技:バレットパンチ/蜻蛉帰り/電光石火/選択肢
選択肢:馬鹿力/虫食い
序盤は蜻蛉帰りでサイクル回し、終盤はバレットパンチの掃除要因になり、拘り鉢巻のデメリットを感じさせない。
説明不要の一致技とゴウカザルと水に撃つ電光石火まで確定で選択肢は馬鹿力か虫食いになる。
選択肢は呼ぶヒードランを崩す馬鹿力の優先度高めだが、範囲は狭いが最高火力で木の実奪える虫食いも選択肢になる。
配分は4振り絶対零度スイクン+1とH8n-1の火傷ダメージ最小だがどこまでS降るかは人次第になる。

性格:意地っ張り
持ち物:命の珠
実数値:146-200-120-×-100-117
努力値:4-252-0-0-0-252
技:バレットパンチ/虫食い/電光石火/剣の舞
ルカリオと同じ運用でミラーしにくいのとバレットパンチの火力はルカリオ以上なのが強みだが、ヒードランとエアームドで止まるので、ステルスロックと撒菱のサポートが必須である。

・ドータクン

性格:勇敢
持ち物:イバンの実/オッカの実/綺麗な抜け殻
実数値:174-155-137-×-136-34
努力値:252-252-4-0-0-0
技:ジャイロボール/地震/大爆発/選択肢
選択肢:ステルスロック/催眠術/トリックルーム
優秀な耐性と自身の火力もそれなりで汎用性の高いポケモンである。
構築によっては拘り鉢巻ボーマンダの逆鱗確定2耐えまで耐久調整しても良い(H174-B143)で確定3発になる。
トリックルームを持つ場合はどんな場面でも使える様にオッカのみが欲しく、綺麗な抜け殻はソーナンスとジバコイル対策として一考の余地有り。

性格:呑気
持ち物:イバンの実/綺麗な抜け殻
実数値:174-110-184-×-136-34
努力値:252-4-252-0-0-0
技:ジャイロボール/大爆発/催眠術/ステルスロック
浮遊と耐性から物理に役割を持て、無振りでも一致ジャイロボールはラティオス程度は2発で倒せる。
ステルスロックを採用する場合は、攻撃範囲が狭くなるので火力と範囲を誤魔化す為に催眠術の優先度が上がる。
HD振りにしてラティオスに出したいという意見も見たが、HDにするならメタグロスの劣化に近く使う意義が薄れる。

・エアームド

性格:腕白
持ち物:綺麗な抜け殻/ラムの実/オボンの実
実数値:172-100-211-×-90-91
努力値:252-0-252-0-0-4
技:ドリル嘴/吹き飛ばし/羽休め/撒菱
物理方面に投げて撒菱と吹き飛ばしでサイクルを崩して行く。
ラティオスヒードランサンダーを呼び、飛行技があっても初手撒菱をしたい都合上、キノガッサとゴウカザルの本来繰り出せない決定力の降臨タイミングでもあり、場合によっては初手撒菱を使わずドリル嘴を強いられるケースもある。
運用する際は物理を一任するケースが多く、ジバコイル意識で綺麗な抜け殻を優先したいが、キノガッサ意識したラムの実、ハピナスと組んだ時綺麗な抜け殻を渡すのであればオボンの実が候補になる。

性格:慎重
持ち物:綺麗な抜け殻/ラムの実/オボンの実
実数値:172-100-160-×-134-91
努力値:252-0-0-0-252-4
技:ドリル嘴/吹き飛ばし/羽休め/撒菱
特性により一撃技を無効にするので、絶対零度スイクンを意識する場合は慎重HDになる。
無振りでもBはそれなりだが過信は禁物である。

・ハピナス

性格:図太い
持ち物:綺麗な抜け殻/オボンの実
実数値:330-×-68-109-155-94
努力値:0-0-252-108-0-148
技:大文字/10万ボルト/冷凍ビーム/卵産み
汎用的なBCハピナス、Bに振る事であらゆる攻撃を耐える。
持ち物はソーナンスとダグトリオに捕まりたくないので、綺麗な抜け殻か受けループでエアームドと同時採用する場合のみオボンの実が候補になる。
配分は最速ソーナンス抜き。
当時は良く論争が起きたポケモンで、汎用性の高いB振りは必須、呼ぶ決定力に負担が掛からないのでC振りは必須、Dに振らないと眼鏡ラティオスに後手後手になるといった感じで日々論争が行われていた。
筆者の感想だが、ハピナスの管理が上手い人は第四66が強いという印象があった。

性格:控えめ
持ち物:綺麗な抜け殻/オボンの実
実数値:330-×-31-139-169-94
努力値:0-0-0-252-108-148
技:大文字/10万ボルト/冷凍ビーム/卵産み
Dに努力値を割く事でラティオスが安定しオボンの実を持たせる余裕が産まれ、特殊技3種の神器で相手に負荷を与え追加効果で事故らせるのが狙い。
サンプルの配分は最速ソーナンス抜き残りDだが、汎用性求めたBCでも良い。
天の恵みで運用する場合は10万ボルトを雷にして達人の帯を持たせるのも候補に上がる。
呼び込む決定力の負担が大きいので、恵みで6割麻痺3割火傷2割凍結はお荷物になり難い。

・ピクシー

性格:控え目
持ち物:気合いの襷
実数値:170-×-94-150-110-112
努力値:0-0-4-252-0-252
技:我武者羅/冷凍ビーム/火炎放射/10万ボルト
第四世代末期に注目されたポケモンで、特性によりスリップダメージが入らず、拘りスカーフゴウカザルとガブリアス命の珠ルカリオを止めれる。
運用する場合は、相手の終盤抜きを確認するまでピクシーを隠すプレイを通す必要がある。

・トゲキッス

性格:臆病
持ち物:ラムの実
実数値:191-×-116-141-136-145
努力値:244-0-4-4-4-252
技:エアスラッシュ/大文字/電磁波/羽休め
某SNSで「過度な運ゲー禁止」と謎のルールが追加された要因で、電磁波が通るポケモンにエアスラッシュで有利な運ゲーを仕掛けられ6割怯みと大文字の3割火傷で鋼も出しにくい。
ステルスロックが痛いので、羽休めが必須なのと使うなら先発になるだろう。

・カバルドン

性格:腕白
持ち物:食べ残し
実数値:215-132-187-×-92-68
努力値:252-0-252-0-0-4
技:地震/怠ける/吠える/選択肢
選択肢:氷の牙/ステルスロック
物理方面に強いが、呼ぶポケモンもラティオスや絶対零度スイクンが重く、後続でカバーは必須である。
選択肢はラティオスグライオンガブリアス牽制の氷の牙推奨で、ステルスロックは受けループで使いたい技である。
受けループは、カバルドンが物理ハピナスが特殊を担当する所謂「ハピカバ」をベースに構築をする。

・ソーナンス

性格:穏やか
持ち物:イバンの実
実数値:266-×-110-×-121-53
努力値:4-0-252-0-252-0
技:カウンター/ミラーコート/アンコール/道連れ
特性でソーナンス以外の交代を禁じ、ミラーコートとカウンターで拘り系統を返り討ちにしたり、イバンの実から道連れと補助技でやり過ごす相手をアンコールで縛るのが強力である。
運用する場合構築で仮想敵を決めて置くと立ち回りがブレずに済む。
A205拘り鉢巻ボーマンダの逆鱗に当てる場合は、ダメージが189〜223なので乱数次第ではイバンの実が発動せず、無償で突破されてしまう。
構築でボーマンダをソーナンスで一任したい場合は、HB調整すると良い。

性格:穏やか
持ち物:オボンの実
実数値:296-×-80-×-121-53
努力値:244-0-12-0-252-0
技:カウンター/ミラーコート/アンコール/道連れ
HDでオボンの実を持たせる事で、ようやく拘り眼鏡ラティオスが安定する。
C182拘り眼鏡ラティオスの流星群ダメージは195〜231で、2回目は99〜117でオボンの実回復量は74となり、ステルスロックと天候ダメージが絡む場合は突破されてしまう可能性がある。
命の珠ラティオスの流星群は、ダメージが169〜199で2回目は84〜100となる。

性格:臆病
持ち物:食べ残し
実数値:266-×-78-×-110-93
努力値:4-0-0-0-252-252
技:カウンター/ミラーコート/アンコール/道連れ
基本は上記穏やかの採用だが、最速にすることでアンコールできる範囲が広がり、砂嵐霰でなければ自分より遅い相手には食べ残しで全回復する。

・クレセリア

性格:図太い
持ち物:カゴの実
実数値:223-×-161-95-150-135
努力値:220-×-52-0-0-236
技:サイコキネシス/冷凍ビーム/眠る/電磁波
ボーマンダとガブリアスの対策として一時期注目されたが、拘り鉢巻逆鱗はオボンの実持たないと受からない。
月の光は、採用率の高いバンギラスとカバルドンのせいで常に砂嵐が起きてる為回復量が1/4なので、回復技は実質眠るのみである。
防御面が高くガブリアスを呼ばないので、電磁波の通りも良いが火力が低く電磁波撒き以上の事は期待できないので工夫が必要である。
配分はH16n-1と最速70族抜き残りB

・ヤドラン

性格:図太い
持ち物:食べ残し
実数値:202-×-178-120-101-50
努力値:252-0-252-0-4-0
技:波乗り/サイコキネシス/怠ける/電磁波
カイリキーピンポイントの水枠で、変わった所だとガブリアスのいばみがをケアできる。
水の宿命であるラティオスは呼ぶが、キノガッサは一致サイコキネシスの存在もあり出しにくい。

性格:呑気
持ち物:食べ残し
実数値:202-×-178-120-101-31
努力値:252-0-252-0-4-0
技:波乗り/トリックルーム/怠ける/欠伸
トリックルーム構築のパーツで、ドータクンとドサイドンとセットで組まれる前提なので、格闘耐性は嬉しい。
欠伸とトリックルームの技相性も良く優秀なパーツである。

・シャワーズ

性格:図太い
持ち物:食べ残し
実数値:237-×-123-130-115-86
努力値:252-0-252-0-0-4
技:波乗り/願い事/守る/選択肢
選択肢:冷凍ビーム/目覚めるパワー電気/吠える
汎用性は5本指に入り、このルールで1番強い水タイプです。
C振りのガブリアスとバンギラスとゴウカザル辺りに役割を持て、願い事守るの汎用性が凄まじく、願い事+守るは自身の耐久維持は勿論ソーナンスと相性が良い。
選択肢はガブリアスの遂行とキノガッサラティオスの牽制の冷凍ビーム、ギャラドスが重い場合の目覚めるパワー電気、中間択の吠えるから。
当時は波乗りを切ったシャワーズも何度か見たが、ゴウカザルどころかバンギラスに何もできないシャワーズを使う意味は無い。

・ドククラゲ

性格:図太い
持ち物:黒いヘドロ
実数値:176-×-125-100-140-135
努力値:164-0-220-0-0-116
技:波乗り/ヘドロ爆弾/毒菱/高速スピン
タイプでゴウカザルとシャワーズ辺りに出て行ける。
ゴウカザル遂行の波乗りとシャワーズに出ていくので、一致ヘドロ爆弾の2ウェポンと特権の毒菱と高速スピンになる。
配分はH16n最速70族抜き、数値は高く無いのでHBでも良い。

性格:臆病
持ち物:黒いヘドロ
実数値:187-×-86-100-140-167
努力値:252-0-4-0-0-252
技:波乗り/ヘドロ爆弾/毒菱/高速スピン
ゴウカザル程度は無振りで十分なので、先発で毒菱撒きたいなら。
意地っ張り拘り鉢巻ボーマンダ意識して冷凍ビーム持たせたくなるがD4振りボーマンダすら低乱数である。
C148振り(C実数値119)冷凍ビームでD4振りボーマンダ確定1発になるが、構築によっては検討してもいいかも。

・スターミー

性格:臆病
持ち物:綺麗な抜け殻
実数値:136-×-105-152-105-183
努力値:4-0-0-252-0-252
技:ハイドロポンプ/冷凍ビーム/高速スピン/選択肢
選択肢:10万ボルト/自己再生
火力が乏しい反面、素早さが高く終盤の掃除には役立つポケモンで耐性も特性も優秀で水に出ていける。
選択肢は水の遂行である10万ボルトか、場持ち重視の自己再生の2択でソーナンスから逃げられる綺麗な抜け殻ほぼ1択である。
命の珠持って範囲で殴るにも火力不足だし、終盤の掃除兼高速スピン使いの位置に落ち着く。

・キングドラ

性別:控え目
持ち物:命の珠
実数値:151-×-115-161-115-137
努力値:4-0-0-252-0-252
技:ハイドロポンプ/なみのり/竜の波動/雨乞い
雨の終盤抜きエースで、運用する場合は相手の天候変化を割る必要と終盤まで隠すプレイングと、専用構築が求められる。
構築に雨乞いはキングドラ含めもう1体欲しい。

・ルンパッパ

性別:控え目
持ち物:命の珠
実数値:155-×-90-156-121-122
努力値:0-0-0-252-4-252
技:ハイドロポンプ/エナジーボール/冷凍ビーム/雨乞い
単体で雨を降らすなら耐性とシャワーズで止まらないので、ルンパッパのが評価高めである。
草結びでなくエナジーボールはシャワーズへの火力優先している。

・ラグラージ

性格:腕白
持ち物:オボンの実
実数値:206-130-154-×-110-84
努力値244-0-236-0-0-28
技:滝登り/地震/吠える/ステルスロック
バンギラスとメタグロスとドサイドンに強い水枠で、草4倍だがラグラージの為に目覚めるパワー草採用はマイナー故あり得ないので動かしやすい。
ラティオスを呼ぶポケモンだが冷凍パンチのスペース作るのも難しい。
配分はH2nと4振りバンギラス+2

・エンペルト

性格:控え目
持ち物:シュカの実/神秘の雫/綺麗な抜け殻
実数値:191-×-108-179-121-81
努力値:252-×-0-252-0-4
技:ハイドロポンプ/草結び/冷凍ビーム/選択肢
選択肢:アクアジェット/ステルスロック/吠える
10万ボルトの無いアグノムに強い水枠で、繰り出し性能も悪くなくステルスロック撒く適正もある。
持ち物はガブリアス意識のシュカの実か、アクアジェット持つ場合神秘の雫もオススメで、ジバコイルとソーナンスに捕まるのがネックなので綺麗な抜け殻も候補になるか。

・スイクン

性格:呑気
持ち物:カゴの実
実数値:207-×-183-110-135-95
努力値:252-0-252-0-0-4
技:波乗り/絶対零度/眠る/選択肢
選択肢:冷凍ビーム/目覚めるパワー電気/吠える
先発から絶対零度で遂行牽制し、先発率の高いギャラドスとゴウカザルに強く、呼ぶラティオスも絶対零度をチラつかせ相手の立ち回りを歪めるが、絶対零度の機嫌と回復が眠るしか無い点もシャワーズと比較して汎用性の低さが目立つ。
選択肢はキノガッサとラティオス牽制の冷凍ビーム、ギャラドス意識の目覚めるパワー電気、身代わりでやり過ごす相手に刺す吠える。
通常スイクンは使う理由が解りません。

・ロズレイド

性格:穏やか
持ち物:黒いヘドロ
実数値:160-×-76-145-171-118
努力値:196-0-4-0-244-64
技:リーフストーム/目覚めるパワー炎/眠り粉/毒菱
毒菱回収と眠り粉が存在意義で、拘り眼鏡ラティオスの流星群も高乱数で耐えるくらいに硬い。
草ポケモンの宿命で呼ぶハッサムが重く、目覚めるパワー炎を当てたい。
H16nと素早さは準速65族抜き。

・フシギバナ

性格:陽気
持ち物:黒いヘドロ
実数値:156-134-103-108-121-144
努力値:4-252-0-0-4-248
技:パワーウイップ/地震/目覚めるパワー炎/眠り粉
草タイプなのに地震でヒードランを牽制し、毒菱も回収しつつ眠り粉も撒ける器用なポケモン
下降補正で目覚めるパワー炎持っているが、H振りハッサムはステルスロックを2回は踏ませないと不利乱数なので割り切っている。

・キノガッサ

性格:陽気
持ち物:毒々玉
実数値:139-179-100-×-80-134
努力値:28-228-0-0-0-252
技:茸の胞子/気合いパンチ/身代わり/選択肢
選択肢:種爆弾/ストーンエッジ
HB水全般など自身より遅いポケモンに出ていき茸の胞子をばら撒く。
拘り寝言連打も4世代はできないので、相手を縛る能力が非常に高く攻撃面も強い。
役割を失っているポケモンに茸の胞子を貰い後続で対応しよう。
選択肢は水遂行の種爆弾、呼ぶギャラドスサンダーボーマンダ辺りに通るストーンエッジから。
H16n-5かH16n +11で身代わりポイズンヒール砂ダメージ効率配分になる。

性格:陽気
持ち物:毒々玉
実数値:155-154-100-×-80-134
努力値:156-100-0-0-0-252
技:キノコの胞子/気合いパンチ/身代わり/宿木の種
耐久振って繰り出し性能を上げ、茸の胞子後は宿木の種で有利展開を作って行く。
気合いパンチ1本なのでゲンガーに何もできない。

・カイリキー

性格:意地っ張り
持ち物:拘り鉢巻
実数値:175-200-100-×-105-98
努力値:76-252-0-×-0-180
技:爆裂パンチ/ストーンエッジ/冷凍パンチ/しっぺ返し
ノーガードによる爆裂パンチが強力で受けループにヤドランが半必須なのもカイリキーのせい。
4世代はしっぺ返しが交代先に威力100となるので、呼ぶヤドランへのダメージソースとして充分である。
相手の命中も100になるので絶対零度スイクンとグライオンには注意しよう。
配分はH16n-1と素早さは4振り絶対零度スイクン+2

・ヘラクロス

性格:意地っ張り
持ち物:拘り鉢巻
実数値:183-194-95-×-115-110
努力値:220-252-0-×-0-36
技:メガホーン/インファイト/ストーンエッジ/寝言
特性根性と120一致技2種で飯を食うポケモンで、耐久を上げても繰り出し性能は低く何かしらのサポートは必須になる。
ソーナンスに毒々電磁波鬼火をアンコールされ通称「ソーヘラ」から壊されるのは誰もが通る道だろう。
H8n-1で火傷ダメージ最小と素早さ準速55族+3

・ユキノオー

性格:臆病
持ち物:オボンの実
実数値:190-×-96-120-106-122
努力値:196-0-0-64-0-248
技:吹雪/目覚めるパワー炎/宿木の種/守る
希少な天候変化枠「ユキトド」のパーツで、宿木の種+守る+霰で定数稼いでステルスロックを誤魔化す。
相方のトドゼルガ共にハッサムが重く「ユキトド」のユキノオーは目覚めるパワー炎は必須技である。

性格:臆病
持ち物:食べ残し
実数値:192-×-96-117-106-123
努力値:212-0-4-36-4-252
技:吹雪/草結び/宿木の種/守る
単体で使うなら宿木の種+守る+食べ残しで誤魔化し特化が無難である。
ガブリアスとグライオンの砂隠れの理不尽避けたいならユキノオー使うしかない。
配分は16nの食べ残し回復量最大で、天候ダメージも最大だが自身が霰を降らすので気にならない。

・トドゼルガ

性格:臆病
持ち物:食べ残し
実数値:211-×-123-115-110-128
努力値:204-0-52-0-0-252
技:波乗り/吠える/身代わり/吠える
身代わり守る残飯アイスボディで身代わり分を回復する無限トドゼルガである。
ユキノオーと共にステルスロックとハッサム重いので、構築は高速スピンとハッサムの対策を厚くする必要がある。
配分はH16n+3で身代わりのHPが52でアイスボディ+食べ残しで26回復となるので守る1回挟んで身代わりのHPを確保できる。

・マンムー

性格;陽気
持ち物:気合いの襷
実数値:185-182-101-×-90-145
努力値:0-252-0-0-4-252
技:地震/ストーンエッジ/氷の礫/我武者羅
竜キラーとして一時期注目されたポケモンで、気合いの襷我武者羅から氷の礫の芸当とそれなりの火力はあるが繰り出し性能は低い。
先発運用でヒードランとギャラドス考えたら、最速1択である。

・マニューラ

性格:陽気
持ち物:命の珠
実数値:145-172-85-×-106-194
努力値0-252-0-0-4-252
技:辻斬り/冷凍パンチ/氷の礫/けたぐり
意識されにくい終盤エースで、命の珠が見えずルカリオと仮定し残ったガブリアスに刺す。
火力耐久繰り出し性能も低く運用は難しいが、上手く使うと強いのかもしれない。

・ダクトリオ

性格:陽気
持ち物:拘り鉢巻
実数値:111-132-70-×-90-189
努力値4-252-0-0-0-252
技:地震/ストーンエッジ/辻斬り/不意打ち
特性で浮遊と飛行タイプ以外交代を禁じ、使う場合はソーナンス+ダグトリオで通称「ソーダグ」が有名だが、単体だと弱く何かしらのサポートは必須である。
因みによく標的にされるバンギラスは拘り鉢巻地震でも落ちない。

・ドサイドン

性格:意地っ張り
持ち物:拘り鉢巻
実数値:191-211-151-×-98-69
努力値:4-252-4-0-182-68
技:ストーンエッジ/地震/メガホーン/選択肢
選択肢:ロックブラスト/冷凍パンチ
Sが遅く弱点は多いが、流し性能と火力が凄まじく、電磁波の通りが良いギャラドスやクレセリアと相性が良い。
構築でサポート必須な上扱いは難しいが、相手視点はピンポイントの受けを常に要求される。
選択肢は身代わり対策のロックブラスト、グライオンとガブリアス殴る冷凍パンチになる。
配分はH8n-1と4振りカバルドン抜き残りD

性格:勇敢
持ち物:命の珠
実数値:191-211-150-×-89-40
努力値:4-252-0-0-252-0
技:ストーンエッジ/地震/身代わり/選択肢
選択肢:冷凍パンチ/炎のパンチ
2012年頃有志により開かれた大会で、拘りスカーフゴウカザルを始め高速化した第四66の環境をカモる構築が考案がされ、トリックルーム+ドサイドンの壊し性能にスポットライトが当たった。
非トリックルームでも流し性能が高いので行動保証の身代わりと相性が良い。
選択肢はグライオンとガブリアス意識の冷凍パンチ、ドータクンとエアームド意識の炎のパンチになる。

・ジバコイル

性格:臆病
持ち物:シュカの実
実数値:146-×-135-182-110-123
努力値:4-0-0-252-0-252
技:10万ボルト/ラスターカノン/電磁浮遊/選択肢
選択肢:身代わり/目覚めるパワー炎/大爆発
特性で鋼の交代を禁じ、エアームドとドータクン綺麗な抜け殻を持つ最たる理由である。
繰り出すドータクンとメタグロスは地震を持ちが多い為、持ち物はシュカの実確定で良い。
一致技の10万ボルトと呼ぶ範囲に刺さるラスターカノンと展開作りの電磁浮遊は確定である。
選択肢はドータクンの催眠術と大爆発を透かす身代わり、ハッサム遂行の目覚めるパワー炎、死に出しの身代わりガブリアス起点回避と舐めたハピナスに刺す大爆発も選択肢である。

・サンダース

性格:臆病
持ち物:食べ残し
実数値:161-×-80-156-115-184
努力値:164-0-0-204-0-140
技:10万ボルト/目覚めるパワー氷/身代わり/バトンタッチ
身代わり+バトンタッチを最も強く使えるポケモンで、昔は「ヘラダース」と言う組み合わせが流行った。
終盤の掃除役もこなせるが、電気タイプが貧弱なこのルールで繰り出し性能はそこまで高くない。
配分はH16n+1最速115族抜き残りC

・ライコウ

性格:臆病
持ち物:カゴの実
実数値:191-×-95-142-120-183
努力値:204-0-0-52-0-252
技:10万ボルト/目覚めるパワー氷/眠る/吠える
某SNSで一時期先発最強と言われたポケモンで、数値は高いが繰り出し性能は高くない上に、眠る以外の回復技も無くCSで運用しても攻撃範囲が狭く中途半端なポケモンである。
かつてはハピナスや水を起点とし身代わり瞑想で中盤〜後半の運用だったが、汎用的なガブリアスバンギラスソーナンスが厳しく煮詰まった環境では活躍させるのが難しい。

・終わりに
勉強会オフ(仮)ですのーさんのスライドを見て自分も何か発信したいなと思い1番やり込んだルールである第四66をメモ兼ねて筆を握りました。
第四66について深掘りされた記事は2023年12月現在確認できなかったので、3年前の記事を深掘りし記録を残すことにしました。

・当時を振り返る
筆者が本格的にこのルールを始めたのが、今から15年前の2008年(プラチナ発売後)で当時は活気もありSNS(GREE/モバゲー/mixi/大集合NEO)と攻略サイトの掲示板を徘徊しました。
筆者自身思い入れの強いルールで、このモチベーションでポケモンやることは恐らく2度とないです。
第四世代「シングル」はバトレボのシングル63なのかシングル66をなのか曖昧で、パーティ鑑定掲示板にしっかりルールを明記しないと怒られたのが懐かしいです。
当時は乱数調整も浸透しておらず、格差を減らす為に某所では準伝説禁止で600族1体までのルールが流行ったりSNSが違えばルールの違いもありました。
第五世代(BW)からWi-Fi対戦のシングル66は見せ合い必須とフラットルールが不可能な為、バンギラスは野生産しか使えない等の不自由さ、オフラインのIR通信で見せ無しシングル66自体はできますが、某シングル66のオフ会でもWi-Fi同様のルールが採用され「シングル」の意味は完全に63となりました。
それでも根強いファンは一定数おり、第五世代の最中でも一部で盛んでしたが2014年のWi-Fiコネクション終了と共に幕を閉じました。
昔話が長くなりましたが、今更新規層を増やしたいとも思いませんし、試合が長く対戦経験が出やすいゲームでとても人に勧めれるルールでは無いです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
質問や感想は工藤リャフカ(@c_b_fryxell)のX(旧:Twitter)にリプライかDM頂けると幸いです。

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