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医療用大麻の定義

CBDオンラインメディア「Pot」へようこそ。

今回はすでに世界中では医療用として活用されている国が増えてきているのですが、まずは医療用大麻の定義からお話させていただきます。

医療用大麻の定義

医療用大麻は「大麻に含まれるカンナビノイド等の有効成分を薬草(ハーブ)」として利用するもの」と定義ができます。

アメリカでは、補完代替医療(CAM)のひとつとされており、PDQ癌情報要約において「大麻及びカンナビノイド」として紹介されています。大麻草から特定のカンナビノイドを抽出・精製化したものはカンナビノイド医薬品と呼ばれ、日本では「メディカル・マリファナ」を「医療用大麻」と翻訳しています。医療用大麻の使用方法は、禁煙する・有効成分を気化するベポライザーで摂取する・お菓子に混ぜるなどし食品として摂取する、などがあります。

製薬会社の行う臨床実験によって、安全性と有効性が確認され、国から承認されたカンナビノイド医薬品は、これらのうちの一部に過ぎません。

医薬品か、薬草か

医療用大麻は、THC濃度が低いものから高いものまで様々で、豊富な成分のバリエーションをもっているが、カンナビノイド医薬品は原則として同じ濃度で同じ摂取量として、臨床試験で有効性と安全性を確かめなければいけません。そのため、カンナビノイド医薬品は臨床試験に費用がかかり、結果医薬品の価格も高くならざるを得ない状況です。一方で医療用大麻は、地域により自家栽培まで認められており、CBDをはじめ成分のバリエーションが多く、患者のニーズを満たしやすい面があります。

 つまり、「医薬品」と「薬草」では、価格とバリエーションの面で薬草に軍配が上がる形になっています。

まとめ

今年開催されるオリンピックでも、世界アンチ・ドーピング機関は2015年からTHCの基準値を1mLあたりの血中濃度を15ナノグラムから150ナノグラムに引き上げました。CBDも2018年には禁止物質ではなくなりました。

このように医薬品としてではなく、薬草として定義されている現状かとおもいます。

では、今日ものんびりいきましょう。

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