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週末、子供と絵を描いてみた

娘は絵を描くのが好きです。
絵の具・クーピー・カラーペン・タブレット(と言ってもWindowsのペイント)を使って、自由に本人が描きたい時だけ描いています。家でも簡単に親子で楽しめるので、寒くなるこの季節の休日の過ごし方としてもおすすめです。

◯幼児でも簡単に使える絵の具

絵の具は3歳の暑い夏、室内遊びに使えるものをダイソーで物色していたらこんな画材を見つけたのが始まり。

汚くてすいません、、使い込んでます

結構ハマったので、その後12色の水彩絵の具を買いました。

ワンタッチキャップで4歳でも自分で開け閉めできる。絵の具も進化してる〜
パレットは100均の紙皿
100均のプラカップ。しっかりしているので洗って繰り返し使ってます。これなら子供も自分で洗いやすいし、水の色の変化も楽しめます。

描くものは、その日見たものだったり空想の世界だったり、見出し画像のような抽象画??だったり色々ですが、いつも平凡な大人には描けない世界が飛び出てくるのが本当に楽しく、何でも自由に描いてもらう事を大切にしています。

◯お教室は行かず、ワークショップとYouTubeで刺激をもらう

もっと楽しくのびのびと描ける/作れる場があれば行かせたいものの、送り迎えが面倒自宅以上にのびのびできるところを探すのもなかなか一苦労で、今のところ保留中です。周りにも創作を習っているお友達ってあまりいないんですよね。
その代わり、美術館などのワークショップには予定が合えば参加するようにしています。イベント情報は、美術館のSNSアカウントをフォローしてチェックしています。家には無い素材があったり、家では思いつかないようなテーマがあったりして新鮮です。かつ、1回きりなので「通う」ことでのルーチン化/マンネリ化もありません。ついでに(と言ってはなんですが)美術館の展示をみたり、周辺のお店に入ったりして楽しんでいます。
また、YouTubeにも素敵な先生がいます。有名な柴崎先生の「Watercolor by Shibasaki」は、大人向けではありますが、とっても優しい語り口で、どんな手法で描いているのか丁寧に説明しながら実演してくれるので分かりやすいですし、単純に見るだけでも楽しいです。(特に添削シリーズはプレバトに似ていて面白い!)子供は時々「おじいちゃん、こんな風にかくんだねぇ」と真似しようとしたり。今のところ、YouTube先生でも充分かなと思ったりしています。

◯大人も楽しめる・癒される

子供の頃、絵を描くのは特に好きでも嫌いでもなかった私。大人になって図工や美術の授業がなくなり、全く創作の機会は無くなっていました。それが、子供が絵を描くようになり、描く時には必ず「ママ/パパも一緒に描いて!」となるので、十年以上ぶりに強制参加させられています。笑
大人になった今、何となく筆に絵の具をふくませ、画用紙に走らせると、なぜかワクワクしたり癒されたりします。どの色をどこに置こうか?こんな風に動かしたらこんな線になるのか..など、対話しているような感覚なのです。ずっと埃を被っていた感情を呼び起こすような、動かしていなかった筋肉をゆっくりストレッチしているような、そんな感覚を楽しめます。
子供の時より楽しめる理由の1つは、家族しか見ないので、学校の授業とは違って上手い下手を全く気にしなくて良い点かなと思います。本来上手い下手なんてなく、純粋に自分が楽しむことが大事 とは言うものの、大人になると色々つまらない事を考えてしまうものですよね。でも幼児は違います。我が家では同じ画用紙に一緒に合作のように描いていく事が多いのですが(見出し絵もその一つ)、「えっ!そんな大胆な😂」なアクションの連続で、いとも簡単に大人が勝手に作った壁をとっぱらってくれます。また、何か描くと「いいねぇ〜」と褒めてくれます。そして全部塗り潰されたりします。笑
子供の自由な発想に感心すると同時に、こんな自由さが昔は自分にもあったはず、とも思えるのもまた発見です。

もう一つの理由は、最近現代アートに触れているからかもしれません。猛暑でも子供と過ごせる場所を探すうちに、美術館にも行くようになったのがきっかけです。構図や手法などの専門知識は全く無いのですが、素人の私でも、見ていて楽しくなるような作品に時々出会います。楽しんで描いて(創って)いる作家さんのことも身近に感じられ、「あなたも楽しんで!」と言ってくれているような気がするのです。(拡大解釈かもしれませんが、勝手にポジティブに受け取るのがポリシーです。笑)

こんな私でも楽しめているお絵描き。週末にいかがでしょうか(*^^*)

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