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帰省の手土産におすすめの百貨店お取り寄せグルメ

アラ環世代の女性の家事負担

2023/12/7の木下斉さんのVoicy「家庭と仕事と幸福度」で、女性の家事負担割合が依然として高く、それによって幸福度が低くなっているという指摘がありました。

同年代のママ友と話していても、「家事育児の8割はこっちが負担しているよね」という話になる事があります。保育園の送迎をみていても、送りはパパだけど迎えはママ。つまり残業できるのはパパメインという家族が多いのが実態です(我が家もそう)。

同世代ですらこうなので、親世代がもっと偏っていたのは明らかです。専業主婦だった私の母も、世代的な価値観もあり、ずっと家事をメインで担っていました。今更勝手なのですが、実家に住んでいる時になんでもっと手伝わなかったのだろう、と思います。定年後の父は、さすがにまずいと思ったのか少しずつやるようになったようですが、長年の習慣や癖はそう簡単には変わらないでしょう。
娘の私が父に向かって「今の時代は男性も家事をやるんだよ」と言うのも、なんか違うというか、言ったところで根本的な解決にはならない気がしています。家族の関係性にもよるかもしれません。
それよりも、物理的に母の助けになるために最も着実な方法を考えた方が早い、という考えに今は至っています。

帰省の受入側の負担と対策

そんな中、我が家は年末年始に両実家に帰省するのが習慣になっています。わざわざ「みんなが帰る時に帰る」理由は以下です。

・じじばばと孫を会わせてあげたい
・保育園は閉園
・お出かけスポットはどこも閉まっているか混んでいる
・在来線で帰れる(予約不要/渋滞なし)

正直なところ、4点目が1番大きいかなと思います。もし激混みの新幹線や高速道路を使うとなったら、できるだけピークの日からずらすか、諦めて別の休暇に帰省するかもしれません。
逆に帰省しなかった場合、幼児と約1週間、過ごす事になります。さすがに1週間となると何かイベントが欲しい。でも、国内の観光地はどこも閉まっているか混んでいる。仮にハワイ(じゃなくても良いですが)に行く予算があったとしても、やっぱり「じじばばと孫が会う機会を奪っている」という申し訳ない気持ちになるのです。(両親の旅費まで用意する経済力は残念ながら、無い泣) また、普段は義実家にも帰省するので、義両親と娘が会う機会も奪ってしまう事になります。

一方帰省すると、迎える側の負担はかなり大きいと思います。普段は大人2分の質素な食事(と勝手に想像)なのに、実子ならまだしも義理の息子や孫まで泊まりにくるわけなので、食事ひとつとっても内容を考え、計画的に買い出しに行くので一苦労。ここに普段使ってないお客用布団や部屋の掃除も入ります。我が家の場合、孫が生まれてからは更に気を遣われるようになった気がします。

ここまで書いて、帰るのはやめようかとも思えてきました。。笑 でも、じじばばと娘が相思相愛の今、できるだけ会わせてあげたい。負担を軽減しながらこれを実現する方法を考えてみます。

△ 実家の外(お店)で会う
→ どうしても時間と場所の制約ができるので、今の所は選択肢にありません。幼児OKかつシニアも満足 となるとホテルのレストランあたりが1番無難だけど、何となくかしこまって「家族団欒の時間」とはちょっと違ってしまう。私にとっての家族団欒は、何となくテレビをみたりお茶菓子を頬張りながら、なんて事ない話をしたり、子供が自宅にはないモノに興味をもったり、ふとしたきっかけで最近の両親の生活を垣間見たり(体調・認知症チェックも)。そういう時間。ここで、「団欒したいんだな私」と気付きました。お店である限りは2〜3時間で、料理も決まっているので、やっぱり私がやりたい「団欒」にはちょっと合いません。

◯ 実家の近くのホテルに泊まる
→ これは結構ありだと思っていて、今年初めて実行してみる予定です。年越しを一緒にしたいという気持ちもありますが、お風呂のタイミングや寝室・布団の用意など色々考えると、かなり負担軽減になりそうです。ただ、我が家は結構飲むタイプなので、ホテルに移動するタイミングが難しい。昼間にチェックインしておいて、深夜にタクシーで移動、ということになりそうです。

◎ 食事を用意する
→ これが1番手っ取り早く、これまで実際に数年間実行してきた結果を踏まえても、おすすめです。名付けて「帰省と同時に百貨店惣菜を勝手に送りつける作戦」(そのまんま)。やって良かったと毎回思えるものです。

と言いつつ、私は昔から母の手料理が大好き。特に実家を出ると更にそのありがたみが増します。母が60歳くらいまでは、実家に帰るたびにいい年して「ワーイ!」と子供のように喜んで食いついていました。でも、最近は手放しではなかなか喜べません。親たちが時々体調を崩したり怪我をしたりするようになった事で、親の年齢をまざまざと感じているからです。今までたくさんご馳走を食べさせてもらった分、返していく番になってきたのかな、と思っています。(寂しいですが、だからと言って自分では作らないのが、私です。。)

近年の百貨店はオンラインショップのラインナップも豊富です。美味しいお手軽惣菜を指一本で送れるのは本当に助かります。実家も、「送ったからね」と言われれば受け取るしかありません。
..と言う事で、前置きが長くなりましたが、今まで買ったなかで好評だった/気に入ったモノをリストアップします!

※タイトルのリンク先は髙島屋のオンラインショップになっています。

◯朝食に

乃がみの食パン

1本1000円近くする高級食パン。普段使いはためらいますが、年末年始だけと思えば躊躇せずに1本買えます!「買おうと思えばいつでも買えるけど、だからこそなかなかタイミングがない」系を買うチャンスです。こういう時にプチ高級食材を買うことで、帰省もより楽しみになります。

髙島屋では、今はギフトセットのみのようです。

正規店だと1本1000円×2本からの注文で、送料がかかります。場所によりますが、関東なら1000円くらいのようなので、最低3000円。配達は約3週間後からとかなり締め切りが早めです。

Amazonだと1本から買えて無料即日配送、ただし値段が2倍(2350円/本)になります。

やはりパンとしてはちょっとお高い、、でも、年末年始の激混みの街に買い物に行くのを回避できるし、家族も喜ぶとくれば、相応かなと思っています。

◯昼食・おやつに

昼食って何気に1番面倒な気がします。夕食ほど気合いは入らない。朝食ほどメニューが固定化されていない。だけどお腹はすくし、ぼーっとしている朝と違って「何か満足するもの」を食べたい。
これにはレンジで温めるだけのものが1番です!昼は家族の誰かに予定があったり、ずっと全員リビングにいるわけでもないので、各自自分のタイミングで勝手に食べられるのが大事だと思います。久しぶりに実家に行くと台所の使い方が変わっていたりしますが、電子レンジならモノの場所を聞いたりせずすぐ使えます

551の肉まん
レンチンで一瞬で完成。小腹が空いた時にも安心で、子供にも食べさせられます。百貨店のオンラインストアにもありますが、正規店の場合最短2日〜20日後まで配送日指定できます。

Soup Stock Tokyo
最近は 出産祝いにママの体を労わるプレゼントとしても人気のスープストック。寒い時期にうってつけです!こちらも百貨店のオンラインストアにありますが、正規店だとラインナップが多く、配送も1〜3日後と早いです。
ただ、正規店ごとに買うと住所やクレジットカード番号を入力する手間もあるので、私は百貨店で済ませてしまうことが多いです。

帝国ホテルのレトルトカレー
カレーが嫌いな人はいない、ということでセレクト。こちらは正規店でも百貨店でも配送タイミングは1週間程度と同じくらいでした。

◯夕食に

これらも基本は温めるだけのもの。夕食は全員揃うことがほとんど(というかそのために帰ってる)なので、各自が自分の取り皿に取って行くスタイルにするのが大事だと思います。

飲茶セット
 肉まんがお昼と被りがちですが、リンク先は肉まんなしの点心セットになっています。バーっと並べるだけでパーティーっぽくなります!簡単なのに見た目が楽しくなることがポイントです。飲茶に関しては、個人的にはあまりお店のこだわりはないのが正直なところ。。百貨店においてある商品なら、いつも美味しくいただいています!

美濃吉の鴨鍋セット
 普段の食卓では選べない鴨鍋!お祝い感たっぷりでテンションもMAXです。優しい味なので小さいお子さんも食べられます。美濃吉さんは鍋だけでなく、おでんセットもおすすめです。正規店なら、鴨鍋以外のお食事も豊富。にゅうめんはお湯を注ぐだけで完成。冷凍品なので、意外と3〜4ヶ月もつものが多く、ローリングストックして非常食にするのもアリです!

浅草今半の佃煮
 箸休め・副菜として。メイン以外の小皿的なモノも結構重宝します。佃煮は常温保存なので、冷凍庫を圧迫しないところが◎。日持ちするので、余っても後日好きな時に食べてもらえます。個人的には親の反応が特によかったものの1つです。正規店では5営業日以降の配達。

注意・配達には1週間かかる!

注意点があるとすると、注文のタイミングです。Amazonの翌日配送に慣れている私はついギリギリになりがちなのですが、百貨店(というかAmazonや楽天以外の多くのオンラインショップ)は1週間後からが基本です。年末年始に送るなら、12月中旬の今がラストチャンスです。
さらに、商品によって選べる配達日も異なるので、どうしても1回で受取りができないケースがあります。私はあらかじめ実家に連絡して、到着日(そして悪いけど冷凍庫をあけといてね)を伝えるようにしています。
何が届くのかが分かった方が、実家も「鍋が届くならメインは用意しないで年越しそばだけ用意しよう」などと計画が立てられます。

色々と書きましたが、百貨店オンラインショップを眺めるだけで楽しい気持ちになれる(そして、帰省のためとなれば食べたい自分の言い訳にもなる爆)ので、まずはウィンドウショッピング的に見てみるだけでもオススメです。もちろん自宅で楽しむのもとっても良いと思います!

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