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【遊戯王OCG】2023年8月遊戯王大会結果分析まとめ【ビュー1300以上感謝御礼!!】

割引あり

とうとう20代が終わりました、C.Bです。
毎月300~500の大会情報をTwitterから拾って、その集計ならび報告を行っています。

8月の皆様の遊戯王ライフは如何でしたでしょうか。
9月の勝率をより上げるため、構築の質を高めるため、8月の大会環境を振り返っていきましょう!

そして今回は非常に面白い動きのある統計が取れました。
以下はあるデッキの8月優勝数です。
どれがどんなデッキか、推理しながら読んでみてください!

さあ、どれが何デッキでしょう!

また今回、月統計をまとめはじめた7月~8月の記事を1000回以上見て頂いたということを勝手に記念し、プレゼント企画をやります!

今注目の「センチュリオン」をより多くの人に使って頂くために、記事を購入頂いた方からランダムに3名様へ『デッキビルドパック- ヴァリアント・スマッシャーズ -』を5パックプレゼント致します!
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より多くの人に大会環境の統計が届き、少しでもデッキ構築の参考になれば嬉しいです!


8月優勝統計

8月優勝統計

8月に報告のあったデッキ数は343でした。
さっそく見ていきましょう!

優勝シェア3位【ラビュリンス】

シェア3位の【ラビュリンス】は先月から1位→3位と順位DOWNしておりました。
その代わりに前月3位の【ティアラメンツ】、前月2位の【R-ACE】が繰り上げで順位UPしているため、TOP3デッキの顔触れは変わっておりません。
デッキの流派としてはやはり家具型が最も人気であり、【ラビュリンス】のほとんどは家具型となっておりました。
しかし、少数ながら永続罠型やアリアス型もおり、割合としてはそれぞれ1割ずつ程度でした。

7月から8月へのデッキ変化があまりなく、変化に乏しいデッキでしたが、逆に言えばそこまで完成された構築だったということ。
なお、EXデッキは結構変化が見られております。
増えたカードはもちろん「厄災の星ティ・フォン」と「S:Pリトルナイト」。
枚数はマシマシ、サイフポイントへのダメージもマシマシ。
白銀の城の維持費は高いのです。

家具8割、永続罠1割、アリアス1割といった分布でした。

優勝シェア2位【ティアラメンツ】

【ティアラメンツ】は3位→2位と順位を上げましたが、割合としては微減となっております。
3位と2位の割合が減少している関係で、TOP3が全体で占める割合も36.6%→32.1%と減少しました。
その分シェア4位以下に数が増加しているデッキが増加しており、TOP3は変わらずとも少しずつ群雄割拠な環境の気配が近づいてきているのが見て取れます。

8月【ティアラメンツ】の動きとしては「ディアベルスター」の採用が増えてきており、さらに新たな動きを獲得しておりました。
2022年4月【烙印ティアラメンツ】→
2022年5月【イシズティアラメンツ】→
2022年10月【クシャトリラティアラメンツ】→
2023年4月【シンクロンティアラメンツ】→
2023年8月【罪宝ティアラメンツ】 [New!]

上記の間に【シャドール】と合わせたり【召喚獣】と合わせたりと様々な派生が産まれ、手を変え品を変え環境の第一線で戦い続けた【ティアラメンツ】は間違いなく遊戯王の一時代を創り上げていると言えるでしょう!

別世界では亡くなってしまった悲劇のヒロイン

優勝シェア1位【R-ACE】

8月最も優勝数が多かったのは【R-ACE】でした!
このデッキは7月末の『エイジ・オブ・オーバーロード』発売以降から主流のデッキ構築に大きく変化が起きているデッキであり、ほとんどのデッキにおいて「ディアベルスター」が投入されるようになりました。
EXデッキは「幻獣機アウローラドン」を主流としており、「沼地のドロゴン」は7月からさらに減少傾向となっておりました。
「沼地のドロゴン」は先攻では対象耐性を活用した手札誘発対策をしつつ、後攻では強力無比なカードである「超融合」を活用できる点が強みであるため、非常にバランスが良い構築といえるでしょう。
しかし、「幻獣機アウローラドン」は展開が決まればゲームエンド級の制圧を可能にし、手札誘発で妨害されても展開の妥協先がある超先攻展開特化の構築となっており、人気では圧倒的に上を行かれております。

優勝まで何勝もしなければいけない体力的にも精神的にもハードな大会という世界で、決まれば勝利の動きがあるというのは自身の負担軽減に大きく貢献する非常に有難い要素なのではないでしょうか。

実はちょいちょい採用が見られる「いぶし銀」的なカード

その他環境の変化(ホルス、センチュリオン)

『エイジ・オブ・オーバーロード』発売以降ジワジワと注目を集めているデッキとして【ホルス】が数を増やしてきております。 ただし、【ホルス】だけで構築されるわけではなく【ホルスセリオンズ】のような形で別のカテゴリーと混ぜてデッキ構築されていることが多いです。 また、墓地肥やしが得意であったり、1枚初動を有するデッキに投入しサブギミックとしての運用も見られます。

以下が8月に「ホルス」をタッチしていたデッキ一覧です。
【センチュリオン】8つ
【キマイラ】2つ
【オルフェゴール】1つ
【ティアラメンツ】1つ
【ネムレリア】1つ
【レッドデーモン】1つ
【超重武者】1つ

どんな採用枚数だったかは後ほどまとめております。↓↓

種族がバラバラなのも特徴的です。

『エイジ・オブ・オーバーロード』で新しく登場したカードが活躍する他のデッキとしては【ヴァンキッシュソウル】と【魔術師】が挙げられます。
特に【魔術師】は「覇王」を組み込んだ【覇王魔術師】として優勝しており「覇王龍ズァーク」が大活躍しております。
『エイジ・オブ・オーバーロード』以前の【魔術師】は月に1~2回優勝報告を見かける程度でしたが、月に10を超える数優勝できるようになったのは大躍進と言えるでしょう。

今最も身近なラスボスモンスター

そして、『エイジ・オブ・オーバーロード』と言えば何でもできる万能娘「黒魔女ディアベルスター」ですね!
その万能性ゆえ何ができるかより何ができないかを数えたほうが早いと言われたりもしており、「罪宝」カードの追加次第ではさらなる進化が見込まれます。

「ホルス」同様どのようなデッキに投入されていたかは以下のようになっておりました。

【R-ACE】23つ
【ティアラメンツ】16つ
【スネークアイ】5つ
【ドラグマ】5つ
【ホルス】2つ
【ラビュリンス】2つ
【閃刀姫】2つ
【魔術師】2つ
【勇者】2つ
【ヴァンキッシュソウル】1つ
【オルフェゴール】1つ
【クシャトリラ】1つ
【スケアクロー】1つ
【デスピア】1つ
【ピュアリィ】1つ
【レッドデーモン】1つ

非常に多種多様なデッキに採用されており、採用理由も「炎属性レベル1をデッキから特殊召喚するため」「墓地肥やしを行うため」「妨害を構えつつ攻撃力2500を立てるため」と様々です。
各デッキでどのような採用枚数になっていたかは別途まとめておきます!

8月の優勝デッキの2割に採用されておりました

最後に、おそらく今最も注目を集めているであろう【センチュリオン】について見ていきましょう!

8/26に発売されて以降、急速に研究が進み大会環境を震撼させている【センチュリオン】ですが、やはり強みは制圧性能の高すぎる先攻展開でしょう。
「原始生命態ニビル」を受けず「増殖するG」受けの良い、「フィールドで発動する効果を発動できない」制圧によりほぼターンスキップ級の制圧を可能としています。
発売前にも関わらず〈遊戯王Wiki〉に展開ルートがまとめられたのも衝撃的でした。
課題は後攻でどう戦うか。
「ホルス」を採用するデッキが多く見られるため現在の相棒最有力候補は「ホルス」となっております。

・「センチュリオン」がどのような構成で採用されているか
・EXデッキはどのようになっているか
後ほどまとめておりますのでよければ最後までご覧ください!↓↓

俺を誰だと思っていやがる!!!

ではどれだけ【センチュリオン】が注目されているか、8月優勝デッキの各週比較をしてみましょう。

【答え】8月優勝デッキの各週推移

8月優勝デッキの各週推移

【R-ACE】と【ラビュリンス】が安定した優勝数でありながらだんだんと数を落としている様子が見て取れます。

そんな中でも面白い動きをしているのが【ティアラメンツ】と【センチュリオン】ですね!
安定性に難のある【ティアラメンツ】ですが、ハマった時の強さは随一、8月15日~21日の間はフィーバータイムだったようで瞬間的に優勝数を伸ばし一気に週間優勝数1位になりました。

そして8月22日~28日には優勝数が17つ→4つへ急降下⤵
こんなにも優勝数が安定しないデッキは今までの遊戯王環境の中でも例が無いでしょう。

そして【センチュリオン】!
8月26日に発売されて8月31日までわずか5日の期間でしたが、優勝数がTOP10入りしました。
その数の増え方がグラフで分かる通り、天を衝くような勢いです。特に5週目は日数が3日間しかなく、期間が全て平日のため計測数はたかが知れている、はずだったのですが【センチュリオン】は10個も優勝するという結果を残しました。
そんな計測数が多くない時期に多くの【センチュリオン】が優勝したため、優勝数を優勝割合に変換すると以下のようなグラフになります。

これは天元突破

【センチュリオン】の勢いは9月も健在でいくつも優勝報告が上がっております。
【センチュリオン】が果たして「チームでテッペンを」取れるのか。
来月の大会まとめも注目です!!

・・・にしても、8月4週目の大会優勝数が全部減ってるのは妙ですね。
代わりに大きく伸びたデッキがあったわけでもないですし、何故でしょう?
・8月1週目 8/01~8/07:優勝デッキ75個
・8月2週目 8/08~8/14:優勝デッキ65個
・8月3週目8/ 15~8/21:優勝デッキ76個
・8月4週目8/ 22~8/28:優勝デッキ53個

やはり不自然に少ないです。
開催される大会が減るような何かがあったのでしょうか?

あ・・・・・・
なるほど~?

流行している手札誘発

8月手札誘発トレンド

7月から手札誘発のトレンドに大きな動きはありませんでした。
「増殖するG」と「灰流うらら」の採用率がより高くなっており、その高い汎用性を物語っております。
その下には「無限泡影」「エフェクト・ヴェーラー」の無効系が続き、その下には墓地メタの手札誘発が4枚続いております。

手札誘発の傾向として
①「増殖するG」
②「灰流うらら」
③「無限泡影」や「エフェクト・ヴェーラー」の無効系
④墓地メタ系

といった順番で採用されている様子がまとめてみるとよく分かります。

平均の合計枚数は8.89枚、7月からは+0.71枚増加しております。
各デッキの先攻展開がドンドン強力になってきており、特に【R-ACE】の「アウローラドン」展開は通らば勝利!な動きであるため、先攻展開への抑止力として増えてきているのでしょう。

まとめ

8月中旬までは安定した環境が構築され、【R-ACE】【ティアラメンツ】【ラビュリンス】の天下となっておりましたが、【センチュリオン】の登場で一気に環境に変化が見られるようになりました。
この大きなうねりが9月の統計にどこまで影響を与えるか注目です!
また、最近の『デッキビルドパック』は後に追加されるカードで化けるケースもよくあります。
そのため、今も注目されている【センチュリオン】が追加カードにより進化、一回転してほんの少しだけ前に進む可能性もあります。
もちろん【メメント】や【ヴァルモニカ】が大躍進を遂げて環境TOPに駆け上がる可能性も充分あるでしょう!

もう少しで今期リミットレギュレーションが終わります。
どのような環境だったかの振り返りもまとめますのでお楽しみに!

詳細分析

お待たせしました!
ここからは環境に多い各デッキの分析を行ってきます。
今回も【ラビュリンス】【ティアラメンツ】【R-ACE】のレシピ集計から
・メインデッキに採用された手札誘発
・メインデッキに採用された汎用カード
・サイドデッキに採用された手札誘発
・サイドデッキに採用された汎用カード

をまとめるとともに、今回は「ディアベルスター」「ホルス」「センチュリオン」に関しても各デッキでどのような枚数で採用されていたかをまとめております。
【センチュリオン】に関してはEXデッキにどのようなカードが採用されているかもまとめました。

環境をより詳細に読み解きデッキの構築を知るとともに、汎用性の高い「ディアベルスター」「ホルス」がどのような採用のされ方をされているかが分かります。
今大注目の「センチュリオン」を優勝レシピの統計からメインデッキ、EXデッキの構成を知ることができるため、【センチュリオン】を使おうとしている方にはとてもオススメです!
是非お読み頂けたら嬉しいです!

【ディアベルスター】統計

この顔見る確率2割

さて、「ディアベルスター」がどのようなデッキで採用されていたかは先に述べた通りですが、それぞれ分解すると以下のように分けられます。

「原罪宝-スネークアイ」が主目的
【R-ACE】
【スネークアイ】

「混沌魔龍 カオス・ルーラー」等シンクロが主目的
【ティアラメンツ】
【ホルス】
【ドラグマ】
【オルフェゴール】
【スケアクロー】
【レッドデーモン】

強力な汎用カードとしての採用が主目的
【ラビュリンス】
【閃刀姫】
【魔術師】
【勇者】
【ヴァンキッシュソウル】
【クシャトリラ】
【デスピア】
【ピュアリィ】

それぞれの「ディアベルスター」の採用枚数は以下のようになっておりました。

「原罪宝-スネークアイ」が主目的

【R-ACE】【スネークアイ】

【R-ACE】と【スネークアイ】は清々しい程採用が絞られているのが分かります。
基本的には
・「黒魔女ディアベルスター」1~2枚
・「罪宝狩りの悪魔」3枚
・「原罪宝-スネークアイ」1枚
での構成が多かったです。

「混沌魔龍 カオス・ルーラー」等シンクロが主目的

【ティアラメンツ】【ホルス】【ドラグマ】等

「ジェット・シンクロン」を採用しレベル8~9のシンクロを可能にしている採用がこちらです。
主に「混沌魔龍 カオス・ルーラー」「琰魔竜 レッド・デーモン・アビス」などがEXデッキに採用されていることが多く、墓地肥やしを目的とするデッキであったり、EXデッキに余裕があるデッキにサブプランとして採用されている様子です。

さらに枠に余裕のあるデッキには一部「裏切りの罪宝-シルウィア」「反逆の罪宝-スネークアイ」等の除去や妨害に使用できる「罪宝」カードが採用されていましたが、30%弱とそこまで多くは無いことが分かりますね。

強力な汎用カードとしての採用が主目的

【ラビュリンス】【閃刀姫】【魔術師】等

「裏切りの罪宝-シルウィア」が特に人気で採用が高い様子が伺えます。
このタイプのデッキ達はあまりデッキ枠に余裕が無いのか、基本的に「裏切りの罪宝-シルウィア」「反逆の罪宝-スネークアイ」「死の罪宝-ルシエラ」の中から1枚程度の採用に抑えているケースが多いです。

この中では【ラビュリンス】での採用が非常にユニークで、家具系カードで「黒魔女ディアベルスター」を相手ターンに捨てると「黒魔女ディアベルスター」の効果を起動させることができ、「黒魔女ディアベルスター」の手札コストは墓地から度々蘇る家具系カードで賄うことができるため、意外と高いシナジーがあります。
「裏切りの罪宝-シルウィア」は通常罠で「ラビュリンス」と相性も良いため、【ラビュリンス】使いの方は一度採用を検討してみてはいかがでしょうか?

この先では【ラビュリンス】【ティアラメンツ】【R-ACE】「ホルス」「センチュリオン」について同様の分析を行っています。
特に注目度の高いデッキ達
のため、是非ご覧ください!


また今回、冒頭でも述べましたが月統計をまとめはじめた7月~8月の記事を1000回以上見て頂いたということを勝手に記念し、プレゼント企画をやります!

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