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サツバツ対戦ゲーム、メカニンの感想文

はじめに

ドーモ、はじめまして。メカ=ニンの感想文です。
 メカニンが素晴らしき対戦ゲームであることは既に色々な記事が出回っている為、今更書くようなことではないだろうと憤慨されるかもしれない。だが関係ない、なぜならこれはレビューでも記事でもなく「感想文」なのだから。
 とにかくそういうことで、一応SSになるまではやりこんだ筆者が以下「メカニン」について語っていく所存である。

メカニンと出会うまで

 筆者は、格闘ゲームなどの所謂対戦ゲームが大好きなのだが、最新ハードウェアであるPS4を持っていないが故に最近格闘ゲームにありつけていなかった。
 そんな「格ゲー欲」という隙間にストンと落ちてきて、綺麗にハマってしまったのがこのメカニンなのである。

メカニンとは

 メカニンとは、『一対一のオンライン・ハイスピード・バトルアクションゲーム』である。(AppStore公式より参照)
 つまり、このゲームのジャンルは、『対戦型ハイスピード・ニンジャ・アクションゲーム』である。イヤーッ!


 両プレイヤーはワイヤーアクションで常にマップを高速で駆け回りながら、己のブキを相手に振るって画面外に叩き出せば勝利となる。

 各プレイヤーに許される行動は2つだけ。
移動のためにウデを伸ばすか、ブキを使う。たったのこれだけである。

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操作はこの2つのみ

 ウデ(ワイヤー)を伸ばすと、マップの赤い所に引っかかり、ワイヤーアクションによって複雑な軌道を持って高速移動する。開始してすぐにウデを伸ばさなければ、即座に画面外に落下して死亡する
 ブキを使うと、己の選んだ武器を使って相手を攻撃する。攻撃の種類は様々だが、いずれを選ぶにせよ「何も考えずに使っても相手に当たらない」という点は変わらない。相手の動きを見切り、相手の先を読み、そして殺意を込めて相手を奈落に突き落とすのだ

 全16種類のブキと、全8種類のウデ(2020/04/01時点)を組み合わせ、己のニンジャたるやを知らしめる。これがメカニンの全てである。ワザマエ!

シンプルでありながら、無限に広がる奥深さ

 このゲームには床がない。故に、落下を防ぐには常にどこかにウデ(ワイヤー)を伸ばして移動しなければならない。しかしウデは伸ばしさえすれば大抵の場合どこかしらに引っかかり、その方向からやや上よりに飛んでゆく。つまり、始めたての初心者でも適当にウデを伸ばしていればそれっぽいニンジャ=アクションが出来てしまうのだ!スゴイ!
 もちろん「それっぽい」だけじゃなく、実際に思い通りの動きをするのには習熟が必要だが、そこがまた奥が深く、無限に練習してしまうところなのだ。

 一方ブキの方はというと、これも出すだけならシンプルで、画面隅のブキボタンを押すとその方向に武器を放つだけである。しかしながら、常にマップを縦横無尽に飛び回る相手に狙ってブキを当てるのは一筋縄ではいかない。それだけに相手に狙って当てたときの快感は凄まじく、それこそ「このゲームやっててよかった」と思える瞬間である。
 こちらもただブキを振り回すだけでなく、ウデと組み合わせて反動を消したり、ブキ使用時の移動でウデを強制的に引き伸ばして高速で飛び回ったりと応用の幅には事欠かない。

 基礎動作は単純明快だが、それだけにウデブキはメカニンの基本にして奥義なのだ!ノーカラテ・ノーニンジャ!


サツバツとしたニンジャの世界へ

 ゲームスタートを押した瞬間、メカニンのサツバツとした世界に放り出される。ランクの近い者同士をマッチングするなんてシステムはない。インストールして初めてGAME STARTを押したらラスボスと出会ってしまい「アイエエエエ!ナンデ!?ニンジャナンデ!?」とNRF(ニンジャ・リアリティ・ショック)を起こしてしまうこともあるだろう。
 しかし、どうか諦めないでほしい。C(最下位)の貴方にとってSS(最上位)の相手は厳しいだろうが、負けても失うものはなく、逆にSSニンジャ=サンは貴方に30勝してようやく貴方に負けた分を取り返すことが出来るのだから。インストラクション・ワン!百発のスリケンで倒せぬ相手だからといって、一発の力に頼ってはならぬ。一千発のスリケンを投げるのだ!

 自分よりも格上の相手と出会ったときの緊張感、自分よりも格下には負けられないという緊張感、そして同格と出会ったときのヒリつく空気は、このゲーム独特の物であろう。
 特にSSニンジャにとっては「すべての試合が、負けられない」という、得も言われぬ緊張感が常に漂う。それが、メカニンなのだ!サツバツ!


メカニンと格闘ゲーム

 メカニンは、言ってしまえば究極の差し合いゲームである。相手の技を掻い潜り、自身の技を相手に当てる。これが最初の一歩であり、これが最後の奥義でもあるのだ。
 どこかで似たようなゲームがなかっただろうか?いや、ある。それこそが、言わずとしれた一大ジャンル格闘ゲームである。

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 お互いのワザを出し合い、避け合い、受け合い、差し合う。これこそが格闘ゲームの醍醐味にして奥義。

 メカニンも、スタンスは同じである。互いのワザを出し合い、避け合い、受け合い、差し合う。そこには、対戦ゲームの全てのエッセンスが詰まっている。メカニンは、わずか2分足らずの時間に格闘ゲームの芳醇なエッセンスが詰まっているのである!ゴウランガ!


終わりに

 感想文とのことだったので、ざっと語りたいところを語ってみた。いかがだったであろうか。
 筆者自身まだまだSSカンストには至らぬ未熟者だが、これからもこのゲームは延々と続けることになるだろう。
 もし、これを読んでメカニンのGAME STARTを押したのならば、筆者と出会うこともあるだろう。

 その時まで、サヨナラ!

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