1つのタイトルをどうするかについて

お久しぶりです。
Game Tournament「REIGN」運営代表を務めるcawata-キャワタ-です。今回はREIGNが運営する『REIGN RE General』の今後に関して僕が思うことをだらだら書いていこうと思います。

『REIGN RE General』の紹介

軽くこの大会の事を紹介しておくと2019年3月下旬頃から運営を開始してそこからほぼ毎週開催しています。開催数は40回を超え、総エントリー数は780人を超えています。過去最高エントリー数は初回の56人です。
内容としては規定レベルを主軸に通常レベル、特殊ルールと展開してきました。定評のある規定レベルに続いて通常レベルもそれなりの参加者数です。そして、最近始まった特殊ルールはプレイ歴に関わらずに参加出来ることで好評でした。

大会の現状

まず、採用ゲームタイトルである「リボルバーズエイト」自体が2019年1月にリリースした新しいゲームです。そして2019年8月中旬に運営会社がSEGAゲームスからマイネットゲームスに移管し、そこから現在もサービス提供されています。
リリースしてから現在のDL数は90万を超えたくらい。SEGAのゲームとしては伸び悩んでいるほうなのではないでしょうか。大会を開催するに当たってある程度リボハチ界隈が賑わっていなければなりません。要するに大会に参加するプレイヤーが必要になります。まずそこが現段階では厳しいように感じられます。もちろんこれだけが理由ではないと思っていますが少なからずタイトル自体の盛り下がりもあると思います。
それが分かった上で大会のほうを見てみましょう。大会に使用するLobi Tournamentの認定大会支援では最低参加者数が8人です。要はこれがREIGNとしても条件となります。コミュニティの規模が小さいのでこの数字に不満は全くありません。そして毎週の大会ツイートのTwitterインプレッション数(ユーザーに見られてる数)は伸びたときで8,000くらいで伸びなければ5~6,000くらいです。リボハチ大会をより活発にするためにはスポンサーを付けて規模を大きくしていく必要があります。まあここら辺は運営の話になるので割愛します。話を戻してここ最近の大会参加者数は週2回やるうちの1回は毎週のように中止、もう1回もギリギリ最低人数の8人が集まる程度。これ以上の伸びは正直期待出来ません。

コミュニティ活性化のために

現状をなんとなく知ってもらったところでREIGNが目指すところについての説明を少しします。
REIGNではタイトルに関わらず、そのゲーム界隈内でのコミュニティ大会の活性化、そこからのコミュニティ全体の活性化です。これを大きな目標に日々運営しています。
さて、リボハチ界隈でリリースして間もないころはREIGN以外にもちらほら大会があったのに夏頃からはほぼREIGNの独占状態になっており、リボハチ大会=REIGNになってしまっています。もちろん嬉しさもあります。今までに経験したことのなかったですし、リボハチプレイヤーの大会アクティブ勢がほぼREIGNに来ることになるわけですから。しかし、企業に対して独占禁止法があるように企業同士は競い合うから価格などが調整されていきます。これと同じようにコミュニティ大会も複数あるからこそより参加者を集めるために斬新な企画、目を引く工夫などをしていくものだと考えています。が、実際は独占状態。これじゃコミュニティ大会の活性化なんて夢のまた夢です。対戦型のゲームである限り、"大会"というコンテンツは伸びてもおかしくはないはずです。でも伸び悩む時期が多かった気がします。
そして、REIGNが大会を開催する上で目を付けているものに「ゲーム運営がそのタイトルを競技性あるタイトルとして育てていくつもりなのか」というものです。今大会を開催しているShadowverseやクラッシュ・ロワイヤルは運営会社自らがプロリーグや大型大会をやっているので聞かなくても分かります。しかし、それらがないリボルバーズエイトはどう思っているのかを確認する必要があります。もちろん、タイトルが普及しないと始まらない話ではありますがビジョンの中に組み込まれていても何らおかしくはありません。そこで聞いてみましたがSEGAのときは公式TwitterでLobi Tournamentを推奨したり、コミュニティ大会の宣伝を行っていた(最初のほうだけでしたけど)のに対しマイネットゲームスになってからはそれらの施策は一切なく、問い合わせてみても返事が来ない状況です。もう少し日が経って返事があるかもしれませんが。とりあえずはビジョンの中には含まれていないと判断せざるを得ません。

まとめ

色んなことをだらだら書き連ねてきましたが、結果的には今まで週2でやっていたリボハチ大会は10月より週1に減らし、その後の状態を確認して最悪の場合撤退という形を取らざるを得ません。幾ら我々もボランティア精神でやっているとはいえ多少の利益にもならないことはやっても意味がありません。そして目標に近づく気配が無ければ力不足でもあるので反省して次に生かさねばなりません。決してリボルバーズエイトが嫌いなわけではありませんが最悪こうなってしまいます。
リボルバーズエイトがここから更に盛り下がるのか、はたまた脅威の復活劇を見せるのか今後が楽しみです。