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多摩川80kmダウンリバー ④中流編


いよいよ念願の羽村から下のエリア。

羽村取水堰ではボードから降りて、今も残る江戸時代からの工法に目を見張る。

ここ(小作と羽村)から、多摩川の水が多摩湖(村山貯水池)と狭山湖(山口貯水池)に水が運ばれるので、本流の水が一気に少なくなるエリア。

知ってましたか?
多摩湖と狭山湖は、多摩川の水で作られた湖だっていうこと。

あんな湖を2つも作るくらい、多摩川の水は、都民の水がめとして使われている。

だから羽村から下の水は少なくて、
次に秋川という大きな川と合流するまで、ダウンリバーするのは難しい区間。
降りて歩くしかないと言われてきた。

でも!
今回の奇跡は、深夜から朝まで降った雨。

雨が降る中を、山から注ぐ滝のような水と共に降ることができた。

羽村から下にも水がある!

なんと1度もボードから降りることなく、
しかも追い風まで吹いて、
あっという間にその区間を下ることができた。

え?もう通り過ぎたの?
ていうくらい。

でも下流ほどの川幅はなく、
上流ほどの勢いもなく、
普段は水も人も少ないからこそ
ジャングルのように草が生い茂り、
鳥や虫がたくさんいる。

探検するような川下り。
キョロキョロしながら、
いつもと違う多摩川を下った。

最近、急激に川を好きになって、どんどん川に近付いています。 川を歩き、川で遊び、川に足を浸ける。今のところそれで幸せですが、どうすれば川でお仕事ができるかについても考えています。川でできるお仕事、アイデア、サポート、一緒に考えてくれたら嬉しいです。